
この記事では、カメを飼う前に読んで欲しいことを書きました。
・カメの水換えを簡単にしたい方
・カメの水換えを効率的にしたい方
僕はミドリガメ(ミシシッピアカミミガメ)を17年間飼育しています。
これまで様々な飼い方を試してきました。
カメも健康で活発に活動しています
カメは犬や猫に比べて飼う手間がかからず、なつく生き物としても知られている
しかも可愛い! 癒される!
と一見すると、理想のペットかもしれないですね。
ただ、どんなに飼いやすくてもペットを飼うことはやはり大変です。
僕たちの子どもが1人増えるイメージですね。
この記事では、僕の体験談から思うカメを飼うときの注意点を紹介しています。
・カメの世話の方法
この記事では、あえてカメを飼うことはオススメかどうかの議論はしないです。
ただ、自分にカメが飼うことができるかを考えるきっかけにはなるはずです。
よかったら読み進めてみてください。
なので、水棲ガメについての話がメインになっています。
水棲ガメとはリクガメ以外の水辺を好むカメのことでイシガメやクサガメなどが当てはまります。
目次
カメを飼うときの注意点

さっそく、カメを飼うときの注意点を紹介します。
②カメはなつくとは限らない
③意外と世話が大変
④カメの寿命は本当に長い
⑤カメを逃がしてはいけない
⑥カメは大きくなる
⑦水換えをしないと臭いがする
⑧ちゃんと世話をしないと暴れてうるさい
僕の中ではこの8つは飼う前に知っておくべきだと考えています。
僕たちとカメの幸せのためにもしっかり押さえておきましょう。
簡単に説明していきますね。
注意点① 子どもが増えるイメージを持つ
まず、カメも生き物です。
ペットとして飼うならちゃんとした世話が必要ですね。
イメージとしては、「自分の子どもが1人増えるイメージ」ですね。
・身の周りの世話をする
・病気になったら看病をする
・暴れているときはなだめる
のように子どもが増えたときの同じような世話が必要になります。
この「子どもが増えるイメージ」は持っておくべきですね。
注意点② カメはなつくとは限らない
2つ目の注意点は、「カメはなつくとは限らない」です。
カメは人の識別ができるのでなつくことが多い生き物だと思います。
よくYouTubeの動画では、カメが人についてくるなどなつく動画があります。
あそこまでなつかせつのは本当に難しいです。
確かな信頼関係が必要だと思います。
僕は人並みになるべく良い環境でカメの飼育をしてきましたが、
・飼育ケースに近づくと少し近づいてくる ・他の人には無関心
くらいしかなついていないです笑
水棲ガメは基本的になつくと聞いたのですが…
おそらくカメさんは僕のことを「餌をくれる大きな人」くらいにしか思っていないかもです笑
飼い主さんがどこを歩いてもついてくるくらいなつかせるのは難しいということは覚えておくですね。
下記の記事では、カメがなつくのか問題についてもう少し深掘りしています。
よかったら読んでみてください。
注意点③ 意外と世話が大変

3つ目の注意点は、「意外と世話が大変」です。
カメの世話って確かに散歩がある犬に比べると楽かもしれないですが、
意外と大変ですよ。
・週に2,3回水換えをする
・日光浴を定期的にさせる
・元気がないときは何かしら対処が必要
・変温動物なので冬は冬眠させるかヒーターを使う
など普通に世話は多いです。
簡単そうに見えるかもしてないですが、カメの寿命は15年以上あります。
15年間この世話をするって考えてみてください。
少しは見方が変わってくると思います。
カメの世話は大変だと思っていた方が良いですね。
注意点④ カメの寿命は本当に長い
カメの寿命は本当に長いです。
15年以上は平気で長生きします。
なので、一時の気持ちでカメを飼うと後悔する可能性がありますよ。
僕の場合は、飼っている内に愛着も増えて後悔したことはほとんどないです。
カメさんのかわいいので問題なし。
ただ、世話が大変なときは少しだけ後ろ向きな気持ちになることもあります。
カメの寿命が長いことも意識するべきだと思います。
注意点⑤ カメを逃がしてはいけない

カメを逃がしてはいけないいけないですよ。
普通に犯罪として罰金になりますよ。
そもそも餌を与えられて育ったカメを餌を自ら得る必要がある自然に逃がすのは良くないことかどうかは誰でもイメージできるはずです。
もちろん、飼うのは困難なときはは虫類を引き取る施設もあるようですが、無責任だと言われても文句は言えないですよ。
それに環境の問題で飼うのが困難なときは別れがとても悲しいと思いますよ。
カメを逃がしてはいけないです。
注意点⑥ カメはかなり大きくなる
カメはかなり大きくなるということも覚えておくべきです。
最初は手のひらサイズのカメも気付くと15㎝以上になっていますよ。
僕の飼っているカメも最初は手のひらサイズでしたが、今では15㎝を超えています。

これから水換えをするところですね。
人間の子どもと同じで「いつまでも小さいままでいると思うな」ってことです。
注意点⑦ 水換えをしないと臭いがする
7つ目の注意点は、「カメの飼育ケースは臭い」です。
カメは毎日糞をします。
まあ当たり前ですね。
この糞が水の中に溶け込んで飼育ケースの中の水が臭くなります。
水換えを2,3日に1回水換えをするなら臭い原因の水をなんとかできますが、
忙しくて週に1度の水換えになると臭いに困ることになるかもです。
特に夏は餌をたくさん食べて、たくさん糞をするので水換えの覚悟が必要ですよ。
下記の記事では、僕なりのカメの臭い対策を紹介しています。
ぜひ合わせて読んでみてください。
注意点⑧ ちゃんと世話をしないと暴れてうるさい
8つ目の注意点は、「カメは暴れてうるさい」です。
カメも生き物です。
何かストレスが溜まると暴れます。
しかも言葉を話せないので原因も自分で実験して試すしかないです。
飼育環境、空腹、苦しいなど色々な原因がありますが、
暴れるとあなたの睡眠妨害になる可能性もありますよ。
しかも、病気の症状もでているならすぐに対応が必要です。
僕も昔カメが暴れて5時に起こされて困っていました。
今では原因もわかって解決したので困ることはないですが、
カメさんがうるさくて生活に支障がでるかもですよ。
下記の記事ではカメが暴れる原因などを詳しく紹介しています。
よかったら読んでみてください。
カメの世話の方法

ここまで読んでもカメを飼ってみたいという方もいるかなと思います。
そうなんです。
世話は大変なんですけど、カメって可愛いんですよ。
ここから先は、
本当に簡単にではありますが、
カメの世話のルーティンを紹介します。
・日光浴をしっかりさせる
・飼育環境を整える
・冬は冬眠させる
こんな感じですね。
これでなんとなくカメを飼育するイメージがつくはずです。
簡単に説明します。

世話① 週に2,3回の水換え
まず、週に2,3回の水換えが必要です。
カメは毎日糞をします。
その糞が水に溶けこんでその水をカメは飲み水として利用します。
なので、汚い水を飲まないように高頻度の水換えが必要です。
1回の水換えは10分くらいですね。
詳しい方法は下記の記事で紹介しています。
ぜひ合わせて読んでみてください。
世話② 日光浴をしっかりさせる

そして日光浴をしっかりさせる必要があります。
カメは日光浴によって
② 体の殺菌
③ カルシウムの吸収をよくする
④ 代謝を高めて活発にする
など様々なことをするので必要不可欠です。
屋外飼育なら何も言うことはないです。
屋内飼育ならガラス越しでも毎日日光浴ができるようにする必要があります。
且つ週に2,3回ガラス越しではなく、太陽の光によって1,2時間の日光浴が必要ですね。
それが無理なら紫外線ライトが必要になります。
カメの世話には日光浴が必要不可欠です。
下記の記事では日光浴についてもう少し深掘りをしています。
ぜひ合わせて読んでみてください。
カメの日光浴の時間は?ライトでいいの?【ダメな日光浴を例に解説】
世話③ 飼育環境を整える
カメの世話のためには良い飼育環境が必要です。
水棲ガメであれば、
・泳げるくらいに水を入れる
・泳げるくらいの広い飼育ケース
・栄養のある餌
のように日光浴ができて且つ泳げる。
そして、栄養のある餌を与えることが良い飼育環境であると少なくとも僕は思っています。
この考えで僕の飼っているカメさんは健康ですね。
もしかしたら、飼育環境によってはバスキングライト・紫外線ライト・濾過器などの+αの道具も必要かもですね。
ただ基本的には、広い飼育ケース・日光浴が最低限できる環境、水質はきれいなどを意識すれば良い飼育環境になると思います。
世話④ 冬は冬眠させる
カメは変温動物です。
普通に飼育していると気温とともに体温も下がり機能が低下します。
飼い主の選択肢は2つです。
冬眠させるかヒーターなど保温をして飼育するか
僕は毎年冬眠させています。
冬の飼い方でヒーターでの保温をすることによる飼育について知りたい方は他の方の記事や本を読んでみてください。
本であれば「カメの飼い方がよくわかる本」がオススメです。
まとめ
この記事では、カメを飼う前に読んで欲しい注意点を紹介しました。
②カメはなつくとは限らない
③意外と世話が大変
④カメの寿命は本当に長い
⑤カメを逃がしてはいけない
⑥カメは大きくなる
⑦水換えをしないと臭いがする
⑧ちゃんと世話をしないと暴れてうるさい
の8つの注意点を紹介しました。
僕なりのカメの飼育も後半で紹介しましたが、
基本的にはカメの飼育をする前はたくさん迷った方がいいですよ。
カメさんもみなさんの幸せのためにもね。
僕から言えることはカメは可愛いけど、飼うの大変ということです。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
下記の記事では、僕のカメの飼育の失敗談を紹介しています。
よかったら読んでみてください。
・カメを飼うのって大変?