「カメの脱走が怖い…」
「カメが脱走しないようにしたい…」
このような、飼っているカメさんの脱走について悩んでいる方のための記事を書きました。
どうも、カメを20年間飼い続けている一般男性のぴろ(@sato0000006)です。
カメさんはそこそこの高さの飼育ケースくらいなら、よじ登れる筋肉があります。
カメさんを飼うときには必ず脱走対策が必要です!
ただ、そもそも脱走したくなるような環境をぶち壊すことも重要です。
実際、僕の場合も飼育環境を整えるだけで、カメさんは飼育ケースをよじ登ろうとはしなくなりました。
この記事では、僕の経験談を基に、カメの脱走についての考え方を共有したいと思います。
下記のような流れで話を進めていきます。
・カメが脱走する原因
・カメが脱走しないような環境を作る
・カメが脱走できない環境を作る
カメさんは言葉が話せないです。
そのため、僕の知識と経験が100%正しいとは言えません。
ただ、色々失敗をして現在でも健康なカメを飼ってきた経験は皆さんの役に立つと思います。
よかったら読み進めてみてください。
自己紹介
ミドリガメを20年間飼育しています。
これまで様々な飼い方を試してきました。
カメさんも健康で活発に活動しています
目次
カメが脱走してしまう原因
まずは、カメさんがなぜ脱走を試みるのか整理します。
カメが脱走してしまう原因は2つ。
・カメにとって飼育環境が悪い
・脱走できる環境になっている
そもそも飼育環境が最高だったら、頑張って脱走しようとはカメは思わないでしょう。
まあ飼育環境が良くても、好奇心や運動として脱走しようとは思うこともあると思います。
そのときに備えてそもそも脱走できないようにしておくことも重要。
上記で挙げた2つのカメさんが脱走する原因を理解しておくと対策が考えやすいです。
カメが脱走しないような環境を作る
ということで、
まずはカメさんが脱走したくならない環境作りが大切ですね。
そもそも、カメさんが脱走を何度も試みようとしている時点で、飼育環境として少し危ないです。
僕の話を少しさせてください。
カメさんを屋内で飼育していた頃は、カメさんも飼育ケースをよじ登ろうと必死でした。
当時はほぼ毎日のように飼育ケースをよじ登っていました。
しかし、そこから屋外飼育に切り替えることで、飼育ケースをよじ登ろうとすることはなくなりました。
屋内飼育→屋外飼育の変化だけでも、
カメさんとしての飼育環境は間違いなく良くなりました。
(何が良くなったのかはこの後すぐに紹介しますね。)
つまり、環境が良くなるとカメさんは脱走を試みることがかなり減るわけなんですよ。
屋外飼育に切り替えてから、具体的に変わったことを紹介していきます。
①飼育ケースの増大
②日光浴のしやすい環境になった
③水をきれいに保てるようになった
④夜に安眠できる
これらの条件をクリアするだけで、カメさんは脱走しようとは思わなくなりますよ。
屋内飼育でも上記の条件さえクリアすれば、良い環境作りはできます。
それぞれの変化点について簡単に紹介しますね。
環境① 飼育ケースの増大
まず、脱走させないような環境作りのために、飼育ケースが広いことは絶対ですね。
このような理由があります。
・動き回れないとカメさんのストレスが溜まるから
・カメは泳ぐことが好きだから
このように飼育ケースが狭いとストレスが溜まります。
結果として、カメさんも脱走したいと思うようになってもおかしくありません。
僕の場合、
屋外飼育にシフトすることで、ベランダに大きな飼育ケースを置くことができました。
なので、そこそこ大きめの飼育ケースを購入してみました。
それが良かったのか、もともと毎日のように飼育ケースをよじ登っていたカメさんが飼育ケースをよじ登ろうとする動きを見せなくなりました。
ちなみにカメの飼育ケースは圧倒的にプラ舟がオススメです。
下記の記事で詳しく紹介しているのでよかったら読んでみてください。
僕の飼っているカメさんが脱走を辞めた理由として、飼育ケースの広さが関係している可能性は高いです!
環境② 日光浴のしやすい環境になった
日光浴をしっかりさせることも、脱走させない環境作りのために有効だと思います。
このような理由があります。
・カメは日光浴が好きだから
・カメは日光浴をしないと不健康になるから
僕の飼っているカメさんも日光浴が大好きなんですよ。
昼間のほとんど日光浴をしています笑
屋内飼育の頃は安い紫外線ライトで、カメさんに満足な日光浴をさせることができていませんでした。
しかし、屋外飼育に切り替えて太陽光による日光浴を毎日できる環境になったところ、脱走する動きは0になりました!
(飼育ケースの増大などの他の要因も考えられますが)
日光浴をさせやすい環境はカメさんを満足させることができますよ。
カメさんの日光浴の重要性はこちらの記事で→カメの日光浴の時間は?ライトでいいの?【ダメな日光浴を例に解説】
環境③ 水をきれいに保てるようになった
水がきれいなことも脱走しない環境作りのために重要です。
カメさんは飼育ケースの水を飲むから。
そりゃきれいな水を好みますよね。
屋外飼育に切り替えることで、圧倒的に水換えが楽になりました。
結果的に、週に2,3回10分程度の水換えをするようになったんですよ。
水換えの頻度を上げてから脱走する動きは0になったので、脱走させない環境作りとして有効な可能性が高い。
下記の記事では、屋外飼育で水換えが圧倒的に楽になった話をしています。
よかったら読んでみてください。
環境④ 夜に安眠できる
夜にカメさんが安眠できていることも良い環境作りのために大切。
僕が室内飼育をしていた頃は、ワンルームの部屋の中でカメを飼育していたのもあって、
・生活音
・部屋の明るさ
これらの要因で、カメさんは夜でもちょこちょこ起きていたと思います。
僕もなるべく静かにしていましたし、
夜はフタをして光が入らないようにしていましたが、限界がありましたね。
屋外飼育に切り替えてカメが脱走しなくなった要因として、カメさんが夜に安眠できるようになったことも可能性としてあると思います。
カメさんが安眠できるような環境作りも大切ですね。
カメが脱走できない環境を作る
次に紹介することは、
そもそもカメさんが脱走できないような仕組みにしちゃうことですね。
①高さのある飼育ケースを使用する
②網上のフタを使用する
まあ、
色んなカメの飼い方に関する本やブログでも紹介されいる対策ですが、脱走に関しては安定安心の対策ですね。
それぞれ簡単に説明していきます。
環境① 高さのある飼育ケースを使用する
まず、高さのある飼育ケースを使用することですね。
カメさんがよじ登れない飼育ケースを採用すれば、脱走することはできません。
ちなみに、プラ舟には結構壁が高い飼育ケースがたくさんあるのでオススメですよ。
一応、下記の記事でオススメのプラ舟を紹介しています。
アマゾンやホームセンターで高さのあるプラ舟はたくさんあるので探してみてください。
飼育ケースを壁を高くすることで、カメさんは脱走できなくなりますよ。
環境② 網上のフタを使用する
次の脱走対策は、網上のフタを使用するですね。
日光浴を妨げない目的もあるので、ただの蓋ではダメです。
網上の蓋が絶対条件ですね。
多くの方は、ワイヤーネットのようなプラスチックの網上のフタに、重りをしいている印象があります。
僕の場合は、カメが噛んでも切れない丈夫なネットをフタにしています。
それをレンガで固定していますね。
脱走対策には網上のフタが最も有効だと思います。
ただ、今となっては、ネットは外しました。
先ほど紹介したカメさんにとって良い環境を実現させることで、物理的な対策はもう辞めています。
(いちいちネットをセッティングすることは面倒くさいからね)
もうシンプルにこんな感じの飼育ケースで育てています。
まとめ
この記事では、僕の実体験からカメさんが脱走しないための対策を紹介しました。
・カメにとって飼育環境が悪い
・脱走できる環境になっている
この2つの脱走原因を意識して安心したカメさんの飼育をしていくことをオススメします!
そのときにこの記事が役に立てば嬉しいです。
以上。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
下記の記事では、僕のカメの飼育方法をまとめています。
よかったら読んでみてください。