カメの餌をあげる頻度って?量は?何あげる?【17年間の飼育経験から紹介】

水棲ガメの飼育

「カメの餌ってどのくらいあげればいいの?」
「カメの餌って何をあげればいいの?」

このような、カメにあげる餌について悩んでいる方のための記事を書きました。



どうも、カメを17年間飼い続けている一般男性のぴろ(@sato0000006)です。

僕はミドリガメ(ミシシッピアカミミガメ)を17年間飼育しています。

最初の頃は本で調べながら、カメさんにあげるエサを考えていました。

そこから、月日が経ち、

色々試した結果、エサは以下のようなルールであげています。

・2種類の配合飼料を与えている(たまにおやつ)
・1日1回朝の7時頃にあげている
・食べきれる手前くらいまで餌をあげている

もちろん、個体差や成長具合によって、

餌の量なんかは違ってくるので真似する必要はないと思います。


ただ、カメの餌に関して、いくつか注意点があります。
その注意点は、みなさんのカメの飼育に関して参考になるかなと思っています。


この記事では、僕の経験と知識から、カメさんに餌をあげるときの注意点を紹介しています。
(本記事では、リクガメではなく、水棲ガメについて主に話します)



この記事を読むことで、水棲ガメの餌について理解できますよ。

この記事を書いている人
ミドリガメを17年間飼育しています。
これまで様々な飼い方を試してきました。
カメも健康で活発に活動しています



目次

カメの餌の量は?

まず、

与える餌の量ですが、

カメが食べきれる手前くらいまで

僕はエサをあげています。



食べ過ぎも、食べなさすぎも良くないです。

カメはお腹いっぱいになったら、

自然に食べるのを止めるので、

そこらへんを狙っています。


なので、

レプトミンのような配合飼料であれば、

観察しながら食べる量を調整していきましょう。

肥満すぎに注意

ただし、

このお腹いっぱいまで食べる行為を毎日続けると、

カメさんが肥満になることもあるようです。

人間と同じで、肥満は健康には悪いでしょう。


ただし、カメさんは冬を越すために、ある程度エネルギーを溜めておく必要もあります。



そのため、少し肥満気味だからと言って、

エサを減らし、痩せさせるのもNG。


少し脂肪がのっているくらいがちょうど良いでしょう。

カメに餌をあげる頻度は?

カメに餌をあげる頻度ですが、

子カメ:1日に2,3回
成長したカメ:1日1回午前中+おやつを少し

これくらいで問題ないです。



カメに関する本や他の方の記事を見ても、

同じようなことが書いてあります。

僕自身も経験談から同じことが言えますね。



カメは基本的に、

1日に数回餌を与えても、おそらく全部食べます。

それでも、

僕は1日1回が望ましいと思っています。



理由は、水が汚れやすくなる&太るからです。


1日1回の満腹まで餌を食べるだけで、

僕の飼っているカメはちゃんと健康です。
体型は太りすぎても痩せすぎてもないです。

必要以上に餌を与えると糞の量も増えるので、水がすぐに汚くなります。

ただ、カメに美味しいモノを食べさせたいという思いから、
おやつに野菜や果物を少しあげることは問題はないです。


現に、

僕もたまに乾燥エビをおやつとして与えています。

あとは、果物や煮干しなんかもたまに与えます。


ただし、おやつの場合は与えすぎは注意ですね。
先ほど説明した、水の汚れ・肥満の原因になります。


ちなみに、子ガメは急速に成長するためたくさん栄養が必要です。


そのため、

子ガメに関しては1日に数回餌をあげても問題ないですね。

むしろ成長のためにもたくさん与えた方が良いですよ。

カメの餌は何をあげればいい?

カメの餌は何をあげればいいのか。

・基本的に配合飼料
・おやつ程度に他の餌

これが僕の与えているエサです。

基本的に、

配合飼料をメインに与えると良いですよ。


僕の場合は、「レプトミン」と「おおきなカメのエサ」の2種類のみを与えています。

(ここ最近はカメプロスを中心に与えています。糞が水に溶けづらく、回収しやすいので)


配合飼料を毎日のようにあげていますが、

飽きる気配はなく毎回飛びつくように食べています。


ぶっちゃけ、

配合飼料以外では、カメの栄養バランスを考えることがとても難しいと思います。
だったら、栄養がとれる配合飼料を中心としましょう。


おやつ程度に果物や野菜や乾燥エビもあげてもいいと思います。


基本的には配合飼料中心のエサをオススメします。

カメの餌についての注意点

最後に、

カメの餌についての注意点をまとめてました。

・食べた餌の量を把握する
・餌を食べないときはしっかり対応する
・餌は基本的に毎日与える
・餌を与えすぎない

僕の失敗談も含まれているので、

参考になれば嬉しいです。


簡単に説明します。

注意点① 食べた餌の量を把握する

カメが食べた餌の量はある程度良いので把握した方が良いですよ。

餌を食べる量が減ったときにすぐに気付くことができるから



カメさんが普段食べている量に比べて、

エサを食べていないときは何かの病気の可能性があります。


少しの僕の体験談を話します。

僕は忙しさを理由に、

カメさんはエサを食べた後を確認しないで、

エサをあげっぱなしにしていました。

ある休みの日に、

久々にカメが食べた餌の量を確認すると、

明らかに食べる量が減って、たくさんエサを残していたんですね。


理由は、室内飼育でガラス越しによる日光浴における紫外線不足でした。


週に2,3回の外での日光浴ができなかったことが1番の原因だと思います。

とりあえず、

屋外飼育に切り替えてしっかり日光浴をさせることで、餌をたくさん食べるようになりました。


この経験から、

カメの餌の量の管理は大切であることを学びました。

注意点② 餌を食べないときはしっかり対応する

1つ目の注意点と少し被りますが、餌を食べないときはしっかり対応すること。

カメが餌を食べていないときは何か原因があります。

・病気の可能性
・飼育環境が悪い可能性
・水温の低下

エサを食べない要因はだいたいこの内のどれか。

これらの原因から餌を食べない問題を解決する必要があります。
(冬眠させるなら話は別です。)


そして、

この問題に気付くためにも、

餌を食べる量・飼育環境・カメの様子を確認するべきすね。


カメが餌を食べない原因と解決策については下記の記事で紹介しています。
ぜひ合わせて読んでみてください。

カメが餌を食べないときにしたこと・するべきこと【実体験から紹介】

注意点③ 餌は基本的に毎日与える

餌についての3つ目の注意点は、餌は毎日与えること。


正直なところ、

そこそこ成長したカメであれば、1週間くらい餌を食べなくても生きていけます。
(子ガメは体力がないので、危険ですが、、)


本や他の方も週6くらいで毎日餌を与えなくても良いと紹介されていることもあります。


しかし、僕は毎朝カメに餌を与えています。
もう僕の顔を見るだけで、

素早く近づいてきて、餌を与えると毎日すごい勢いで食べます。


つまり、カメは毎日餌を欲しているんですね。


もちろん週6の餌やりでも健康でいられるかもしれないです。

ただ、カメさんの気持ちを考えると毎日あげた方が良いと僕は思っています。


実際、

僕の飼っているカメは17年間の間、現在も健康で元気です。

注意点④ 餌を与えすぎない

餌に関する4つ目の注意点は、餌を与えすぎないことですね。


餌の量の紹介でも書きましたが、餌は1日1回+少しのおやつ程度にしておきましょう。


毎日餌を与えることは賛成ですが、
1日に何回も餌を与えることはオススメしません。



明らかにカメが痩せてきているなら、追加の餌もしょうがないと思います。
ただ、痩せてもいないのに餌の量を増やすのはオススメできないですね、


糞と食べ残しを増やしてカメの飲み水を汚すだけですよ。

まとめ

この記事では、水棲ガメに関する僕の経験+本で学んだ知識を紹介しました。

カメは飼いやすい生き物なので、

餌に関してはこの記事に書いているレベルでも、問題なく健康に成長できると思います。

ただ、食べ物が足りない・食べ過ぎはやっぱり人間と同じで少し危険なのでそこだけは注意が必要ですね。


最後まで読んで頂きありがとうございます。

下記の記事では、僕のカメの飼育の失敗談を紹介しています。
よかったら読んでみてください。

【17年飼育】カメの飼育の失敗談を8つ紹介!【これだけはするな】