カメの餌をあげる頻度って?量は?何あげる?【20年間の飼育経験から紹介】

水棲ガメの飼育

〇カメさんへの餌の頻度

子ガメ:1日に2,3回
成長したカメ:1日1回午前中+おやつも少々



〇カメさんにあたえている餌

・基本的に配合飼料
・おやつに他の餌(野菜、乾燥エビ、煮干しなど)



〇餌をあたえるときの注意点

・食べた餌の量を把握する
・餌を食べないときは対策する
・餌は毎日与える(せめて週6)
・餌を与えすぎない



こんなテーマについて話していく。

カメさんの餌について興味のある人は読んでみてください。

自己紹介
ミドリガメ(ミシシッピアカミミガメ)を20年間飼育している。
これまで様々な飼い方を試してきましたが、今も元気に生きています。


カメの餌の量は?



まず、カメさんにあたえる餌の量について。

僕の場合、カメさんが食べきれる量くらいまで与えている。

まあ当たり前の量だよね笑

食べ過ぎ⇒肥満
食べなさすぎ⇒栄養不足。

このように、食べ過ぎも食べなさすぎも良くない。



だいたい食べる量を覚えておいて、それくらいを毎朝あげている。

子ガメは成長によって、都度食べる量が増えるので観察が必要だね。



別に僕のカメさんはメタボにも、ガリガリにもなっていないので間違ってはないと思っている。

カメに餌をあげる頻度は?



カメさんに餌をあげる頻度について。

子ガメ:1日に2,3回
成長したカメ:1日1回午前中+おやつも少々



カメの飼育に関する本によると上記の量で全然問題無さそう。



カメさんは基本的に、1日に数回餌を与えてもおそらく全部食べるんですよね。

ただし、食べすぎ&水の汚れの要因になるので1日1回がオススメ。

実際、この習慣で僕の飼っているカメさんは20年間健康に生きているので問題は無さそう。



まあ休日にはおやつとして、野菜、乾燥エビ、煮干しなどを与えることはある笑



ただし、子ガメはちょっと違くて。

一度にたくさん食べられないが、急速な成長に対応するための栄養素は必要になる。

ということで、1日に数回餌を与えることをオススメする。



せめて、仕事前と仕事終わりの2回与えた方がいいよ。

カメの餌は何をあげればいい?

カメさんの餌には何をあげればいいのか。

・基本的に配合飼料
・おやつに他の餌(野菜、乾燥エビ、煮干しなど)



栄養バランスを考慮すると配合飼料だけでも全然問題ない。

僕自身、配合飼料を毎日のようにあげているが、飽きる気配はなく毎回飛びつくように食べている。



ここ最近はカメプロスを中心に与えている。これを食べたら糞が水に溶けづらくなり、回収しやすくなった。

引用:キョーリンHP



おやつ程度に、野菜、乾燥エビ、煮干しなどの配合飼料以外の餌をあげることをオススメする。

あくまで栄養バランスのためにも配合飼料メインの餌が良いかなー

他の人のブログを読む限り、似たような意見の人は多そう。

カメの餌についての注意点

最後に、カメさんの餌についての注意点をまとめてみた。

・食べた餌の量を把握する
・餌を食べないときは対策する
・餌は毎日与える(せめて週6)
・餌を与えすぎない

僕自身の失敗談も含まれているので、参考にしていただきたい。


それぞれ簡単に補足させてください。

注意点① 食べた餌の量を把握する



カメが食べた餌の量はある程度でいいので把握した方が良い。



カメさんが普段に比べてエサを食べていないときは何かの病気の可能性がある。

そこを察知するためにも、毎日どの程度食べているのかは確認するべき。




僕自身、忙しさを理由にカメさんがエサを食べる姿を確認していない時期があった。

毎朝、配合飼料を水に浮かべて終わってたんですね。



そんな日々が過ぎたある休みの日に久々にカメが食べた餌の量を確認すると、たくさん餌を残していることに気づいた。

たしかに水が汚れる頻度が多いとは薄々思っていたが、忙しさに負けて深く考えることができていなかった。



要因は、日光浴不足だったと思わる。

室内飼育→屋外飼育に切り替えて日光浴をさせることで、また餌をたくさん食べるようになった。



カメさんの食べる餌の量は要チェック。

注意点② 餌を食べないときは対策する

1つ目の注意点と少し被るが、餌を食べていないときは対策する必要がある。

・病気
気温、水温が低い
日光浴が十分にできていない
飼育環境が狭い
餌が悪い
産卵の準備

など餌を食べない要因はだいたいこのどれか。

冬眠間近や冬眠明けすぐは餌はほとんど食べないので心配する必要はないが、ある程度暖かい時期に餌を食べないときは何かしら要因を考え、対策する必要がある。

カメさんが餌を食べない原因と解決策についての詳しくはこちらの記事で:

カメが餌を食べないときにしたこと・するべきこと【実体験から紹介】

注意点③ 餌は毎日与える(せめて週6)



餌についての3つ目の注意点は、餌は毎日与えること。


正直なところ、そこそこ成長したカメであれば、1週間くらい餌を食べなくても生きていける。
(子ガメはまだ体力がないので、危険!)



カメの飼育に関する本にも、週6の餌やりでも問題ないと紹介されていた。



しかし、僕は毎朝カメさんに餌をあげている。

毎朝僕の顔を見るだけで素早く近づいてきて、餌を与えるとすごい勢いで食べる笑

こんなん、確実に餌を欲しているやん。



週6の餌やりでも問題ないかもしれないが、カメさん的には毎日あげた方がいいのかなーと勝手に思っております。

注意点④ 餌を与えすぎない

餌に関する4つ目の注意点は、餌を与えすぎないこと。



前述したが、

餌は1日1回+少しのおやつ程度がいい。



肥満や水汚れの要因になるからね。


明らかにカメが痩せてきているなら、追加の餌をあたえるくらいがいいと思うよ。

まとめ

この記事では、水棲ガメの餌に関する話をした。

〇カメさんへの餌の頻度

子ガメ:1日に2,3回
成長したカメ:1日1回午前中+おやつも少々



〇カメさんにあたえている餌

・基本的に配合飼料
・おやつに他の餌(野菜、乾燥エビ、煮干しなど)



〇餌をあたえるときの注意点

・食べた餌の量を把握する
・餌を食べないときは対策する
・餌は毎日与える(せめて週6)
・餌を与えすぎない

よかったら参考にしてみてほしい。



以上。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

下記の記事では、僕のカメの飼育方法をまとめています。
よかったら読んでみてください。

水棲ガメの飼育方法【20年の飼育経験のまとめ】