カメの飼育にろ過装置は必要ない?【20年間使用経験無し】

水棲ガメの飼育

ろ過装置を使用しないカメの飼育

①餌の食べ残しや糞はなるべく回収する
②水換えを3日に1度する
③少し大きめの飼育ケースで水の量を増やす



こんなテーマについて話す。

ろ過装置について興味のある人は読んでみてほしい。

自己紹介
ミドリガメ(ミシシッピアカミミガメ)を20年間飼育しています。
これまで様々な飼い方を試してきました。
カメさんも健康で活発に活動しています


カメの飼育にろ過はあった方が良い



結論、

「カメの飼育にろ過装置や砂利使った方が良い?」の疑問に関しては、

「使った方が良いよね。」

が答え。



ただ、この「使った方が良いよね」というのは必須という意味ではない。

例えば、

「ルンバって使った方が良い?」という疑問に対して、

別に必須というわけではないが、無いよりはいいので「使った方が良いよね」という答え方をしません?

ろ過装置もそれくらいのイメージ。



しかし残念ながら、

ろ過装置を使うことで、飼い主側の増える手間もある

・定期的なろ過装置の掃除
・ろ過装置を置ける大きな水槽の準備
・ろ過装置を購入する手間


このように僕たち飼い主側の手間は増えるが、

カメ視点からすると、少しでも水質が良くなるろ過装置は使われた方がいいよねー



と言いつつ、ろ過装置の導入によって水換えが0になるわけではないので注意ね。

体感3日に1度の水換えが、1週間に1度の水換えでよくなるくらい。

ろ過しなくてもカメの飼育はできる

ろ過装置はルンバ同様、必需品ではない。

飼育環境の定期的な掃除がしっかりとできていれば、むしろ邪魔にもなる。


例えば、

現在、僕はこのようなケースでカメさんを飼育している。





ろ過装置や砂利石なんかは置いていない。

それでも、カメさんは健康で元気に生きています。


水質をいつもきれいにすることを心懸けているから。



ろ過装置を設置しないことで、

・定期的なろ過装置の掃除
・ろ過装置を置ける大きな水槽の準備
・ろ過装置を購入する手間


先ほども紹介したこのようなデメリットを受けることはない。


冒頭の話と少し矛盾するかもしれないですが、

僕の経験では「ろ過装置を使わなくてもカメを飼育することはできる」と言える。



その理由や飼育環境についての詳しくは次に説明します。

ろ過をしないカメの飼育

ろ過をしないカメの飼育について話す。


この3つを守ればOK。

①餌の食べ残しや糞はなるべく回収する
②水換えを3日に1度する
③少し大きめの飼育ケースで水の量を増やす


それぞれ簡単に補足しますね。

① 餌の食べ残しや糞はなるべく回収する

まず、餌の食べ残しや糞はなるべく回収しましょう。


水質の悪くなる原因は、この3つ。

・空気中の汚れ
・カメの糞
・餌の食べ残し



空気中の汚れは仕方ないとして、

カメさんの糞や餌の食べ残しはすぐに回収することで、水の汚れを簡単におさえることができる。


料理でよく使う「あく取り」を使うと餌の食べ残しや糞を簡単に取り除くことが可能



まあ全ての糞や食べ残しをとるのは不可能なので、

大きめの糞や手をつけていない餌くらいは最低でも見かけたら取り除きましょう。

② 水換えを3日に1度する



次に、水換え。


どんなろ過装置でも1回の水換えには勝てません。


ろ過装置も水換えの頻度を多少減らすための道具にすぎない。

それくらい、カメの糞は水を汚してしまう。


なので、ろ過装置を使わないなら、3日に1度くらいは水換えをするべき。


水換えなんて効率よくすれば排水、給水、軽い掃除で15分くらいで終わると思います。

詳しくはこちらの記事で:

楽なカメの水換えのコツを紹介!【排水・給水・掃除を簡単に】



ろ過装置を使わないなら水換えは高頻度で行う必要がある。

③ 少し大きめの飼育ケースで水の量を増やす

少し大きめの飼育ケース+水の量を増やすこともオススメ。


飼育ケース内の水の量が多いことで、水が汚れにくくなる。
#気休め程度かもしれないが

なので、水の量を増やすのも結構オススメ。


飼育ケースを広くしたり、水深を深くするだけでも水の量は増やせる。


水かさを増やすことで、カメさんも泳ぎやすくなって一石二鳥。

まとめ

この記事ではカメの飼育にろ過は必要かどうかについて話した。

①餌の食べ残しや糞はなるべく回収する
②水換えを3日に1度する
③少し大きめの飼育ケースで水の量を増やす

これらがちゃんとできてれば、ろ過装置なんてあえて導入しなくていいと思う。

以上。

最後まで読んで頂きありがとうございます。

下記の記事では、僕のカメの飼育方法をまとめています。
よかったら読んでみてください。

水棲ガメの飼育方法【20年の飼育経験のまとめ】