「カメの飼育にろ過装置って必要?」
このような、ろ過装置に関する疑問を持つ人のための記事を書きました。
僕自身カメさんを20年間飼育してきましたが、ろ過装置に関しては使ったことがないです。
代わりと言ってはなんですが、ろ過のために砂利石は使っていたことはあります。
今となっては砂利すらも使っていませんが、、
この記事では僕の経験に基づいて、カメの飼育に「ろ過」が必要かどうかについて書いてきます。
以下のような流れで話を進めていきます。
・カメの飼育にろ過はあった方が良い
・ろ過しなくてもカメの飼育はできる
・ろ過をしないカメの飼育
この記事を読むことで、みなさんのカメの飼育のお役に立てれば嬉しいです。
自己紹介
ミドリガメを20年間飼育しています。
これまで様々な飼い方を試してきました。
カメさんも健康で活発に活動しています
目次
カメの飼育にろ過はあった方が良い

結論、
「カメの飼育にろ過装置や砂利が使った方が良い?」の疑問に関しては、
「使った方が良いよね。」
が答え。
ただ、この「使った方が良いよね」というのは必須という意味ではありません。
例えば、
「ルンバって使った方が良い?」という疑問に対して、
別に必須というわけではないですが、無いよりはいいので「使った方が良いよね」という答え方をするじゃないですか。
そういったイメージだと思ってください
しかし残念ながら、
ろ過装置を使うことで、飼い主側の手間は増えます。
・定期的なろ過装置の掃除
・ろ過装置を置ける大きな水槽の準備
・ろ過装置を購入する手間
このように、僕たち飼い主側の手間は増えますが、カメ視点からすると、少しでも水質が良くなるろ過装置は使われた方がいい。
ただし、ろ過装置があっても水が汚れたら水換えの必要はあります。
大きくなるにつれてカメさんの糞やろ過装置でなんとかできるような汚れではなくなるので、、
ここだけ注意が必要ですね。
ろ過しなくてもカメの飼育はできる

ろ過装置はルンバ同様、必需品ではありません。
定期的な掃除がしっかりとできていれば、むしろ邪魔にもなります。
例えば、
現在、僕はこのような飼育ケースでカメを飼育しています。

ろ過装置や砂利石なんかは置いていないですよね。
それでも、カメさんは健康で元気に生きています。
水質をいつもきれいにすることを心懸けているから。
ろ過装置を設置しないことで、
・定期的なろ過装置の掃除
・ろ過装置を置ける大きな水槽の準備
・ろ過装置を購入する手間
先ほども紹介したこのようなデメリットを受けることはありません。
冒頭の話と少し矛盾するかもしれないですが、
僕の経験では「ろ過装置を使わなくてもカメを飼育することはできる」と言えます。
その理由や飼育環境についての詳しくは次に説明します。
ろ過をしないカメの飼育

ろ過をしないカメの飼育について最後に紹介したいと思います。
この3つを守ればOKです。
①餌の食べ残しや糞はなるべく回収する
②水換えを3日に1度する
③少し大きめの飼育ケースで水の量を増やす
簡単に説明しますね。
① 餌の食べ残しや糞はなるべく回収する
まず、餌の食べ残しや糞はなるべく回収しましょう。
水質の悪くなる原因は、この3つ。
・空気中の汚れ
・カメの糞
・餌の食べ残し
空気中の汚れは仕方ないとして、カメの糞や餌の食べ残しはすぐに回収することで、水の汚れを簡単におさえることができますよ。
料理でよく使う「あく取り」を使うと餌の食べ残しや糞を簡単に取り除くことが可能

まあ全ての糞や食べ残しをとるのは不可能なので、
大きめの糞や手をつけていない餌くらいは最低でも見かけたら取り除きましょう。
② 水換えを3日に1度する
次に、水換えですね。
ぶっちゃけどんなろ過装置でも1回の水換えには勝てません。
ろ過装置も水換えの頻度を多少減らすための道具にすぎません。
それくらい、カメの糞は水を汚します。
なので、ろ過装置を使わないなら、3日に1度くらいは水換えをするべきです。
水換えなんて効率よくすれば排水、給水、軽い掃除くらいなら5分くらいで終わると思います。
下記の記事では、効率の良い水換えを紹介しています。
よかったらよんでみてください。
楽なカメの水換えのコツを紹介!【排水・給水・掃除を簡単に】
とにかく、水換えは高頻度で行いましょう。
③ 少し大きめの飼育ケースで水の量を増やす
少し大きめの飼育ケース+水の量を増やすこともオススメです。
飼育ケース内の水の量が多いと少しではありますが、水が汚れにくくなります。
なので、水の量を増やすのも結構オススメです。
飼育ケースを広くしたり、水深を深くするとそれだけで水の量は増えますね。
水かさを増やすことで、カメさんも泳ぎやすくなって一石二鳥。
まとめ
この記事ではカメの飼育にろ過は必要かどうかについて書きました。
結論、ろ過装置を使用することは、僕たちの手間は増えるけどカメにとってはありがたい。
ただ、水換えをたくさんすればろ過をしなくても飼育はできちゃいます。
少し矛盾しているかもしれないですが、これが僕の考えです。
以上。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
下記の記事では、僕のカメの飼育方法をまとめています。
よかったら読んでみてください。