楽なカメの水換えのコツを紹介!【排水・給水・掃除を簡単に】

水棲ガメの飼育

「カメの水換えを楽にしたい!」

このような、カメの水換えを楽に行いたい人のための記事を書きました。



どうも、ミドリガメ(ミシシッピアカミミガメ)を20年間飼い続けている一般男性のひろ(@sato0000006)です。



カメさんが大きくなればなるほど、飼育ケースの水換えは大変になりますよね。

僕自身、カメさんの飼育ケース内の水換えで何度も大変な思いをしました。

そこで、なんとか効率的にできないか色々思考錯誤してきました。



この記事では僕の経験を基に、カメさんの飼育ケースの水換え&掃除を楽にするコツを紹介しています。

このような流れで話を進めていきます。

・カメの水換えを楽にするコツ
・簡単で楽なカメの水換え
・カメの水換えで意識すること

この記事を読むことで、カメの水換えは楽になる助けになれば嬉しいです。

自己紹介
ミドリガメを20年間飼育しています。
これまで様々な飼い方を試してきました。
カメさんも健康で活発に活動しています


カメの水換えを楽にするコツ

さっそく、カメさんの水換えを楽にするコツについて紹介します。


当たり前の話かもしれないですが、基本的に以下のことを意識すると水換えは楽になりますよ。

・余計な飼育用具を使わない
・排水を楽にする
・給水を楽にする

カメさんの水換えの要素は排水・給水・掃除なので、これらを簡易化することを意識すればOK。


例えば、排水用の穴がある飼育ケースであれば、排水は簡単ですよね。

給水なんかもホースを使えば、簡単です。



砂利やろ過装置などの飼育道具が少なければ、

それらの飼育用具を洗うなどといった手入れする手間が省けます。


このように上記3つを意識すると、カメさんの飼育ケースの水換えはかなり楽になりますよ。

余計な飼育用具って?

余計な飼育用具を使わないことで、水換えは楽になります。


ただ、余計な道具とは何でしょう?


まず、カメの飼育に必須のアイテムについて。

例えば、陸地
水棲ガメにとって、健康に生活するために陸地と水場は必須です。

なので、陸地は確定で必要。


しかし例えば、砂利石は必要かどうか怪しいですよね。

水のろ過が砂利石の採用の目的なら水換えを高頻度で行えばいいし、
そもそも砂利石のろ過の効果はかなり薄い。


このような砂利や紫外線ライトやろ過装置は、環境によって必要度が変わってきます。


何が必要で、何が必要ではないかは試行錯誤しつつ、自分の飼っているカメさんと相談してみてください。
#もちろん会話はできないので、カメさんの様子を見てあげてください笑


ちなみに、

僕の飼っているカメさんの場合、ろ過装置も酸素ポンプも使わなくても元気に生きてきました。


可能な限り道具は減らすことで、掃除が楽になりますよ。

簡単で楽なカメの水換え

次に、僕がいつもやってる水換えを紹介します。


飼育ケースの掃除も含めて、早いと10分くらいで終わります。
(10分のうち、排水と給水を待つ時間がほとんど)



かなり楽な水換えなのですが、このような条件が必要となります。

・屋外飼育
・プラ舟を使用
・飼育ケースには陸地のみ設置

工夫すれば室内でも同じことができそうですが、難しいかも…


項目にあるプラ舟とは何かの説明はこれからしていきますね。
これまで使ってきたどの飼育ケースよりもオススメです。

水換えの簡単な説明

では、僕の行っている水換えの説明を簡単にしますね。




普段はこんな感じでネットをかぶせています。

脱走対策です。


ちなみに、この使っている飼育ケースのことをプラ舟と呼びます。

プラ舟には上部に元々穴が空いているので、マジックテープの結束バンドを使うことで、

ネットと飼育ケースを簡単に止めることができます。

※ちなみに、現状は脱走対策にネットはもう使用していません。さらに水換えが楽になっています。
新たな脱走対策についてはこちらで⇒カメが脱走しないようにするのは簡単!?【脱走しない環境を作ること】



ちょっと汚れが見えにくいかもしれないですが、前の水換えから3日経っています。

実際よく見てみると、そこそこ汚れています。

あらカメちゃん。かわいい。

あっ、次に片側のマジックテープの結束バンドを取り外します。



空いた箇所から陸地として利用しているレンガを取り出します。

そして、タワシ+歯ブラシでレンガの汚れを拭き取ります。



レンガを洗っている最中に、プラ舟の底にあるフタを開閉して排水を行います。

この穴ですが、プラ舟ならだいたいついています。ここがホントに便利。


排水溝のあるベランダなど、排水しても問題ないような屋外飼育ならでは利点です。
(固形物を流すと詰まる恐れがあるので、糞などの固形物は網で軽く取るといいですよ)



水を全部出すと飼育ケースがかなり汚れているのでスポンジで洗います。


このときカメさんも出してあげます。

カメさんの甲羅も汚れていると思うので、軽く洗ってあげてください。



こんな感じで陸地・飼育ケースをきれいにしたら、あとは給水するだけです。



プラ舟の側面にホースを固定できる穴があるので、そこから給水します。
(家のお風呂場までホースは繋がっています笑)


これも待つだけです。



最後に元通りにネットを戻して終わり。

これでだいたい10分もかからない程度。


ホントに、このプラ舟の飼育ケースが便利すぎます。

プラ舟は大きさも小さいモノから大きいモノまであるので、ホントにオススメ。

下記の記事では飼育ケースとしてのプラ舟の良さを詳しく紹介しています。
よかったら読んでみてください。

カメの飼育ケースにプラ舟が最適な理由を紹介!【実体験】

カメの水換えで意識すること

最後に、カメの水換えで意識した方が良いことを2つ紹介します。

・3日1度は水換えをする
・簡単に水換えを終わらせる

この2つを意識するだけでカメの水換えはOK。

それぞれ簡単に説明しますね。

① 3日1度は水換えをする

まず、カメの水換えは3日に1度くらいのペースで行うべき。


カメにとって、飼育ケース内の水は飲み水


その飲み水が汚れていることで、カメの健康に悪影響がでてしまいます…

糞や食べ残しなどが原因で、カメさんの飼育ケース内の水はすぐに汚れるので要注意ですよ。


体感的には3日1回の水換えがベスト。

最低でも1週間に1度は水換えをすることをオススメします。

② 簡単に水換えを終わらせる

2つ目に意識することは、簡単に水換えを終わらせることです。


水換えに手間と時間が取られると、水換えの頻度は次第に落ちます。


正直、面倒くさいことは避けたくなりますよね。

人間だもの、、


水換えを高頻度で行うためにも、

排水・給水・掃除はできるだけ手短に終わらせることを意識するといいですよ。

その結果、高頻度の水換えに繋がります。

まとめ

この記事では、僕の経験からカメの水換えについてアウトプットしました。

・カメの水換えを楽にするコツ
・簡単で楽なカメの水換え
・カメの水換えで意識すること

水換えは基本的に高頻度+時短を意識すると良いです。

どんな優秀なろ過装置も水換えには勝てません。

カメの健康のためにも水換えをしっかり行いましょう。

以上。
最後まで読んで頂きありがとうございます。

下記の記事では、僕のカメさんの飼育方法をまとめています。
よかったら読んでみてください。

水棲ガメの飼育方法【20年の飼育経験のまとめ】