楽なカメの水換えのコツを紹介!【排水・給水・掃除を簡単に】

水棲ガメの飼育

カメさんの水換えをなるべく楽にするコツ

・余計な道具を使わない
・排水/給水を簡単にする



こんなテーマについて話していく。

カメさんの水換えで面倒な思いをしている人は読んでみて。

自己紹介
ミドリガメ(ミシシッピアカミミガメ)を20年間飼育している。
これまで様々な飼い方を試してきましたが、今も元気に生きています。


カメの水換えを楽にするコツ



それでは、カメさんの水換えを楽にするコツについて話していく。


当たり前の話かもしれないが、

基本的に以下のことを意識することで水換えは楽になる。

・余計な道具を使わない
・排水/給水を簡単にする



カメさんの水換えの要素は排水・給水・掃除なので、これらを簡易化することを意識すればOK。


例えば、排水用の穴がある飼育ケースの採用やポンプの採用で排水は楽になるとか、給水もホースを使えば、簡単になるとかね。


砂利やろ過装置などの飼育道具が少なければ、

それらの飼育用具を洗うなどといった手入れする手間が省ける。


こんな感じで、排水・給水・掃除を楽にするための方法を意識すると、カメさんの飼育ケースの水換えはかなり楽になる。

余計な飼育用具って?



余計な飼育用具を使わないことで、水換えは楽になるよーと前述した。


ただ、余計な道具とは何でしょう?


カメの飼育に必須のアイテムについて整理し、それ以外を余計な道具と考えてみようかな。

まず、水棲ガメにとって、健康に生活するために陸地と水場は必須。


しかし例えば、砂利石は必要かどうか怪しい。

砂利石の採用の目的が水のろ過なら水換えを高頻度で行えばいい。



紫外線ライトはどうだろう?

屋外飼育であれば必要ないし、室内でも網戸越しに日光浴ができるように飼育ケースを配置できればいらなくなる。



このように砂利石や紫外線ライトは、環境によって必要度が変わってくる。


何が必要で、何が必要ではないかは試行錯誤しつつ、自分の飼っているカメさんと相談してみて。
#もちろん会話はできないので、カメさんの様子を見てあげてください笑

簡単で楽なカメの水換え

次に、僕がいつもやっているカメさんの水換えを簡単に紹介する。



水換えだけなら15分程度で終わるかな。

流れに沿って話していく。

水換えの簡単な説明



普段は脱走対策で、こんな感じのネットをかぶせている。


ちなみに、この使っている飼育ケースはプラ舟と呼ばれる。

このプラ舟には上部に元々穴が空いているので、マジックテープの結束バンドを使うことで、ネットと飼育ケースを簡単に止めることができる。


※今はもう脱走対策のネットは使っていないけどね。

新たな脱走対策についてはこちらで⇒カメが脱走しないようにするのは簡単!?【脱走しない環境を作ること】



ちょっと汚れが見えにくいかもしれないが、前の水換えから3日経っている。

実際よく見てみると、そこそこ汚れている。

あらカメちゃん。かわいい。

あっ、次に片側のマジックテープの結束バンドを取り外して、



空いた箇所から陸地として利用しているレンガを取り出す。

そして、タワシ+歯ブラシでレンガの汚れを拭き取りまくる。



レンガを洗っている最中に、プラ舟の底にあるフタを開閉して排水を行う。

この穴ですが、プラ舟ならだいたいついてて便利



※水を流すときは注意。排水口のあるベランダに糞混じりの汚水を流すとNGの可能性がある。僕の場合は、糞をある程度とった水であれば許可をとれた。



水を全部出すと飼育ケースがかなり汚れているのでスポンジで洗う。

カメさんの甲羅も汚れていると思うので、軽く洗ってあげる。



そしてこんな感じで陸地・飼育ケースをきれいにしたら、給水するだけ。



プラ舟の側面にホースを固定できる穴があるので、そこに固定して給水できる。
(ホースは家のお風呂場まで繋がっている笑)


あとは水を流して待つだけ。



最後に元通りにネットを戻して終わり。




このプラ舟の飼育ケースが便利すぎるので、普通にオススメしたい。

詳しくはこちら:カメの飼育ケースにプラ舟が最適な理由を紹介!【実体験】

カメの水換えで意識すること

最後に、カメの水換えで意識した方がいいことを話す。

・3日に1度に実施
・簡単に終わらせる

この2つを意識するだけで、カメの水換えはOK。

それぞれ簡単に補足させてください。

① 3日に1度に実施



まず、カメの水換えは3日に1度くらいのペースで行うべき。


カメさんにとって、飼育ケース内の水は飲み水。

その飲み水が汚れていることで、カメの健康に悪影響がでてしまう可能性がある、、



そして、餌の食べ残しや糞で、飼育ケース内の水はすぐに汚れる。

感覚的には3日1回の水換えがベスト。



昼間仕事がある人は早朝水換えがいいよ。

② 簡単に終わらせる

2つ目に意識することは、簡単に水換えを終わらせること。



人間面倒なことが避けたくなる生き物。

水換えに手間がかかると、その頻度は次第に落ちてしまう。



水換えを高頻度で行うためにも、

排水・給水・掃除はできるだけ手短に終わらせることを意識するといい。

その結果、高頻度の水換えに繋がる。

まとめ

この記事では、僕の経験を基にカメさんの水換えについて話した。

このへんのことを意識するだけで、カメさんの水換えは楽になると思う。

・余計な道具を使わない
・排水/給水を簡単にする



以上。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

下記の記事では、僕のカメさんの飼育方法をまとめています。
よかったら読んでみてください。

水棲ガメの飼育方法【20年の飼育経験のまとめ】