「今のカメさんの飼育方法にが不安がある…」
このようなカメさんの飼い方に不安がある人のための記事を書きました。
どうも、カメを17年間飼い続けている一般男性のぴろ(@sato0000006)です。
カメの飼育方法に関して、この17年間で多くの失敗をしてきました。
1人でも同じような失敗をする人が減るように、この記事ではその失敗談をまとめてみました。
① 日光浴のさせ方が下手だった
② 水換えの頻度が週に1回
③ 砂利石を過信しすぎた
④ 餌を食べる様子を確認していなかった
⑤ 飼育ケースが狭すぎた
⑥ 水の量が少ない
⑦ 水換えに時間をかけている
⑧ 無理に屋内で飼おうとした
具体的にはこのような失敗談を紹介していきます。
この記事を読むことで、僕を反面教師にして少しでも良い環境でカメを飼育してくれる人が増えてくれると嬉しいです。
これまで様々な飼い方をしてきました。
カメの飼育の失敗談8選
さっそく、カメの飼育に関する失敗談を8個紹介したいと思います。
① 日光浴のさせ方が下手だった
② 水換えの頻度が週に1回
③ 砂利石を過信しすぎた
④ 餌を食べる様子を確認していなかった
⑤ 飼育ケースが狭すぎた
⑥ 水の量が少ない
⑦ 水換えに時間をかけている
⑧ 無理に屋内で飼おうとした
冒頭でも紹介しましたが、この8個の失敗談を紹介していきます。
一般的に失敗談には再現性が高いと言われているので、カメを飼育している方は要チェックですよ!
それぞれ簡単に説明していきますね。
失敗① 日光欲のさせ方が下手だった

1つ目の失敗談は、日光浴のさせ方が下手だったこと。
与える紫外線量が弱すぎて、カメが病気気味になってしまいました。
(現在は完治しています)
当時の僕は屋内飼育をしていて、窓の近くに水槽を置いて日光浴をさせていました。
ぶっちゃけ窓ガラス越しの日光浴では紫外線量が足りないですね、、
(網戸越しなら問題ないかもしれないですが、、)
また、弱めの紫外線ライトのみを使った飼育も危険です。
やはり週に2,3回は1時間でも良いのでしっかり太陽光を当てるべき。
日光浴をしっかりとさせるためにも短時間でもいいので、太陽光をきちんと当てることをオススメします。
(もちろん、熱中症に注意しつつ)
日光浴に関しては詳しくは下記の記事で紹介しています。
よかったら読んでみてください。
カメの日光浴の時間は?ライトでいいの?【ダメな日光浴を例に解説】
失敗② 水換えの頻度が週に1回
2つ目の失敗談は、水換えの頻度が週に1回程度だったことです。
水換えの頻度が少ないことでこのような弊害がなります。
・汚い水をカメが飲んでしまい健康的に良くない
・水槽が臭くなる
昔の僕は週に1回しかカメさんの飼育ケースの水換えをしませんでした。
水の濁り具合は、ギリギリ透明だったので大丈夫だと思っていましたが、調べてみると水換えは週に1回では足りないようです。
色々試してみて、3日に1回水換えする必要があると今は考えています。
(屋外飼育の場合、3日目くらいで透明さが薄れてくるから)
水換えなんて効率良くすれば、15分もかかりません。
朝少し早く起きるだけで、できてしまいますよ。
水換えは3日に1度以上することを推奨します。
カメの効率的な水換えについては下記の記事で紹介しています。
よかったら読んでみてください。
失敗③ 砂利石を過信しすぎた

3つ目の失敗は、砂利石を過信しすぎたことです。
・カメさんが歩きやすい
・水を濾過してくれる
これらを期待して、砂利石を採用していました。
しかし、後になって砂利石を採用する必要はないと感じるようになりました。
それにはこのような理由があります。
・水の汚れ具合は変わらないから
・水換えの手間が増えるから
砂利石を入れても入れなくても水の汚れ具合はそこまで変わらなかったですね。
むしろ、砂利石を洗うという水換えの工程が増えるので困ります。
また、飼育ケース内の水かさを深くすることで砂利石があってもなくても歩きやすさは変わらないです。
砂利石は水換えの手間を増やすので、今はもう使っていません。
下記の記事では砂利石についてもう少し深掘りしています。
よかったら読んでみてください。
カメの飼育に砂利石を使った失敗談【超効率的な飼育を目指すなら不要】
失敗④ 餌を食べる様子を確認していなかった
4つ目の失敗は、餌を食べる様子を確認しなかったことです。
具体的にはこのような状況です。
「カメの餌を食べる量が減っていることに無関心で、病気気味だったことに気付かなかった」
当時の話を簡単にしますね、、
言い訳になりますが、当時の僕はかなり忙しかったんですよね、、
朝にカメさんに餌を与えて、食べる様子も確認しないで研究室(当時の僕は学会発表前の大学院生)に向かい、夜中に家に帰ってきて、餌の食べ残しを回収するような生活をしていました。
そんな生活の中、久しぶりの何もない休日にようやく異変に気付きました。
カメがほとんど餌を食べていないのです。
確かに忙しかった頃も「餌の食べ残しを回収する量が多いな」とは少し気になっていました。
でも、忙しさに負けてそんなことをことを考えている余裕がありませんでした。
言い訳ですね… 飼い主失格です…
そして、餌をあまり食べていないことに気付いてからは、
環境を整えるために、ほぼ毎日水を換えて、日光浴をさせていました。
そして、なんとか回復して餌をたくさん食べるようになりました。
もう少し気付くのが遅かったらどうなっていたことか…
カメの様子をしっかり確認しなかったのは大きな失敗です。とても反省しています。
失敗⑤ 飼育ケースが狭すぎた

5つ目の失敗談は、飼育ケースが狭かったことですね。
飼育ケースが狭いことで、このような弊害があります。
・カメがのびのび泳げない
・カメが水槽の端っこに向かってバタバタさせている
当時カメの水槽として、カメの大きさの5倍程度の水槽で飼育していました。
しかし、それでは小さかったようで、
ずっと水槽の端っこに向かって泳ぐような、外に出たいアピールをしていました。
カメの体の5倍の広さもあれば十分だと思っていましたが、足りないようです。
その証拠にカメの水槽を大きくしたところ、外に出たいアピールはなくなりました。
ちなみに飼育ケースにはプラ舟を採用しました。
大きい、丈夫、安いの最高の飼育ケースですよ!
下記の記事にて詳しく紹介しています。
ぜひ合わせて読んでみてください。
失敗⑥ 水の量が少ない

6つ目の失敗は、水の量が少ないことです。
5つ目の失敗と似ています。
飼育ケース内の水の量が少ないことで、このような弊害があります。
・すぐに水槽が汚れる
・カメにとってストレスになる
この失敗談はミドリガメなど水辺に住む水棲ガメ(リクガメ以外のカメ)に特に当てはまります。
水棲ガメは基本泳ぐことをメインとしています。
水の量が少なく、簡単にカメさんの足がついてしまうとストレスになってしまうらしい。
水の量が少なめの時にはストレスからか、端っこで泳ぎ続ける出たいアピールをしていました。
しかし、水の量を増やすことで水槽から出たいアピールがなくなりました。
飼育ケース内の水かさは最低でも甲羅の高さの2倍くらいにしておきたいですね。
失敗⑦ 水換えに時間をかける
7つ目の失敗は、水換えに時間をかけてしまうことです。
カメの水換えなんてすぐに終わらせるべき。
手間がかかって時間がかかるほど面倒くさくなり、水換えの頻度が減ってしまいます。
僕は効率悪い水換えを数年間続けていて1回の水換えで30分くらいかけていました。
しかし、今では飼育ケースは大きくなったのに、飼育ケースの掃除も込みで10分くらいで楽に終わります。
もちろん手を抜いているわけではないです。
方法についてはまた、下記の記事で紹介しています。
簡易化することで、水換えを高頻度で行うことができるように工夫が必要ですね。
失敗⑧ 無理に屋内で飼おうとした
最後の失敗談は、カメさんを無理に屋内で飼おうとしたことです。
カメさんが近くにいる反面、屋内飼育はかなり難しいですよね。
屋内飼育は日光浴をしっかりさせることなど環境を整えるのがちょっと難しい。
また、水槽の設置場所問題もあります。
特に、今の僕の飼っている15センチくらいのそこそこ大きいカメの場合、屋内飼育はかなり難しいですね。
しかし、それでも僕は長い間屋内飼育にこだわっていました。
結果、
・夜の部屋の明かりがカメのストレスになる
・日光浴がうまくできない
・水槽を大きくすることが困難
このようなことが起こりました。
大きなカメを室内で飼うことは難しいことです。
特に、水棲ガメの場合は水の入った大きな飼育ケースが必要なので厳しい…
そして、屋内飼育に合わせて水槽の大きさを小さくしてはカメに悪いですよね。
そんな屋内飼育はあきらめて、今では屋外飼育で飼育しています。
屋外飼育に切り替えてからの方がカメさんもしっかりと日光浴をしていて、気持ちよさそうです。
ちなみに屋外飼育でもカメさんの様子は普通に確認できるので屋内飼育とあまり差はないですよ。
カメさんの屋内飼育と屋外飼育については下記の記事で詳しく紹介しています。
よかったら読んでみてください。
まとめ
この記事ではカメの飼育に関する8つの失敗談を紹介しました。
① 日光浴のさせ方が下手だった
② 水換えの頻度が週に1回
③ 砂利石を過信しすぎた
④ 餌を食べる様子を確認していなかった
⑤ 飼育ケースが狭すぎた
⑥ 水の量が少ない
⑦ 水換えに時間をかけている
⑧ 無理に屋内で飼おうとした
同じような失敗をしているかもと思ったら、何かしらの工夫を考えてみてください。
以上、ぴろ(@sato0000006)の記事でした。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
下記の記事では、カメさんの飼育ケースのレイアウトについて書いています。
よかったら読んでみてください。