「カメの陸地ってどうすればいいいの?」
「カメの陸地ってレンガでいいの?」
このような疑問を持つ方のための記事を書きました。
どうも、ミドリガメ(ミシシッピアカミミガメ)を20年間飼い続けている一般男性のぴろ(@sato0000006)です。
水棲ガメの飼育に陸地は必要不可欠。
日光浴はカメさんにとって必須なので。
では、どのような陸地がよいのでしょうか?
レンガ?石?市販で売っている陸地?それとも自作?
結論から言うと、
条件を満たしていれば何でも良いです。
20年間のカメさんの飼育を通じて、
「失敗だったな」と思う陸地や「これは良かったから続けよ」と今も使っている陸地もあります。
この記事では僕の知識と経験からオススメのカメの陸地ついて紹介しています。
このような流れで話を進めていきます。
・カメの陸地の注意点
・カメの陸地にレンガは不向き?
・カメの陸地は自作がいい?
・カメの陸地に関する他の注意点
カメの陸地に関する僕の知識と経験を全て紹介します!
参考にしてみてください!
自己紹介
ミドリガメを20年間飼育しています。
これまで様々な飼い方を試してきました。
カメさんも健康で活発に活動しています
目次
カメの陸地の注意点
さっそく、水棲ガメの日光浴用の陸地について紹介していきます。
陸地を選ぶときには、以下のような注意点があります。
①水につからない高さにする
②カメが簡単に登ることができる
③カメの甲羅以上の大きさにする
④なるべく平坦である
⑤崩れないような陸地にする
この5つを満たしていれば、陸地はレンガでも自作したものでも何でもいいと思います。
逆に言えば、この注意点から外れる陸地はオススメできないです。
それぞれ、簡単に説明していきますね。
注意点① 水につからない高さにする
1つ目の陸地の注意点は、水につからない高さにすること。
カメさんは日光浴で体全体を乾かず必要があるから
カメは日光浴で体を乾かすことで、殺菌して病気を予防します。
そのため、陸地が水につかっていると体全体が乾かないので、適切ではない。
そして、カメは泳ぐことが好きなので、ある程度の水の量も必要。
そのため、その水かさよりも高い陸地が必要になりますね。
陸地は高さを意識する必要があります。
注意点② カメが簡単に登ることができる
2つ目の陸地の注意点は、カメが簡単に登れるようにすること。
先ほどカメの陸地には高さが必要だということを紹介しました。
しかし、例えば闇雲にレンガを積んでしまい、カメが登れないでは意味ないですよね。
・レンガを階段状に積む
・坂のような陸地を使う
このようにカメが簡単に登ることができる陸地を意識する必要があります。
注意点③ カメの甲羅以上の大きさ
3つ目の陸地の注意点は、陸地の面積をカメの甲羅以上の大きさにすること。
カメの甲羅よりも小さい陸地では不安定な日光浴になります。
神社の池にいるカメさんたちもみな自分よりも大きな陸地で日光浴をしているじゃないですか。
カメさんの甲羅以上の大きさにすることも絶対必要。
注意点④ なるべく平坦
4つ目の陸地の注意点は、なるべく平坦にすることです。
平坦の方がカメが登ったときに安定します。
不安定な場所での日光浴は気持良くなさそうですよね、、
また、ざらざらしすぎているとカメの甲羅に傷がついてしまうかもしれないです。
デコボコしている陸地ではなく、なるべく平坦な陸地が良いですよ。
注意点⑤ 崩れないような陸地にする
5つ目の注意点は、崩れないような陸地にすることです。
まあ当然ですよね。
崩れてしまっては、日光浴どころではありません。
そのためにも、
・自作するときはしっかり固定する
・レンガや石を積むときは崩れないようにする
このように崩れないことを意識するべきです。
カメの陸地にレンガは不向き?
上記の注意点を意識できていたら、カメの陸地は何でも問題ないと思います。
例えば、レンガなんかは安く陸地として利用できるので、オススメです。
大きいレンガ・中ぐらいのレンガの順に積むことで階段のようにできて登りやすくもなります。
僕はこれまでレンガを陸地として使っていて、
ダメだなと感じたことはないです。
ただ、レンガを使うときは1つ注意点があります。
ボロボロ崩れるレンガを使わないこと。
ホームセンターでたまにあるんですよ。
ボロボロ崩れるようなレンガが、、
水換えの度にレンガの屑も掃除する必要があるので、大変です、、
購入前には要確認です!
カメの陸地は自作がいい?
カメさんの陸地を自作する方も多いようですね。
僕はレンガで満足しているので陸地の自作はしたことないですが、
調べてみると良さそうな陸地を作っている方もいらっしゃるようです。
ただ、個人的には崩れたり、壊れたりするのが怖いです。
崩れない自信のある設計なら自作でも問題ないですよ。
また、手作りは愛が感じられるのでかなり良いと思います!
カメの陸地に関する他の注意点
カメの陸地に関して、追加の注意点を最後に紹介します。
陸地に関わる飼育環境についてです。
⑥水の量はカメの高さの2倍以上にする
⑦飼育ケースは大きいモノを選ぶ
⑧亀が脱走しないようにする
この3つですね。
それぞれ簡単に説明します。
注意点⑥ 水の量はカメの高さの2倍以上にする
水の量はカメの高さの2倍以上にするべきです。
以下のような理由があります。
・カメは泳ぐことが好きだから
・運動不足になるから
・水の量がないと泳ぎにくいから
少なくとも、僕の飼っているミドリガメは泳ぐことが好きです。
よく優雅に泳いでいます。
そのためにも、水の量は甲羅の高さの2倍以上にするべきだと僕は思っています。
そして、カメの陸地も高くする必要があります。
注意点⑦ 飼育ケースは大きいモノを選ぶ
飼育ケースは大きいモノを選ぶべきです!!
・狭い飼育ケースではストレスをかかえるから
・狭い飼育ケースでは動きにくいから
僕の飼っているカメさんも甲羅の4,5倍くらいの飼育ケースで飼っていた頃は、
頑張って脱走しようとしていました。
しかし、
カメの甲羅の7,8倍の大きい飼育ケースに切り替えることで、カメが脱走しようとする動きがなくなりました。
重要なことはカメさんがのびのびするためにも、陸地を除いた面積を大きくすること。
なので、飼育ケース・陸地を選ぶときは注意ですね。
下記の記事では、カメの飼育ケースにはプラ舟が最適である紹介しています。
よかったら読んでみてください。
注意点⑧ 亀が脱走しないようにする
カメが脱走しないように注意することも大切です。
陸地を高くしすぎて簡単に脱走できてしまうと、
脱走して落ちた衝撃でカメが怪我をしてしまう可能性があります。
・高さのある飼育ケースを採用
・ネットをかぶせる
・周りをケージで囲う
このような注意が必要です。
僕の場合、今となっては上記のようにネットをしなくても脱走の恐れがなくなったので、ネットは使わなくなりました。
詳しくはこちらの記事で→カメが脱走しないようにするのは簡単!?【17年間の経験談】
まとめ
この記事では、カメの陸地について紹介しました。
陸地はカメさんがリラックスして日光浴できることが大切です。
この記事が、
カメの陸地に関して一人でも参考になった方がいてくれたら嬉しいです。
以上。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
下記の記事では、僕のカメの飼育方法をまとめています。
よかったら読んでみてください。