カメさんの飼育で使う陸地は、レンガでも自作でも石でも下記の条件を満たしていれば問題は無い
①水につからない高さ
②カメが簡単に登ることができる
③カメの甲羅以上の大きさにする
④なるべく平坦
⑤崩れない
⑥水の量はカメの高さの2倍以上にする
⑦飼育ケースは大きいモノを選ぶ
⑧亀が脱走しないようにする
こんなテーマについて話していく。
カメさんの飼育で使う陸地について悩んでいる人は読んでみて。
自己紹介
ミドリガメ(ミシシッピアカミミガメ)を20年間飼育しています。
これまで様々な飼い方を試してきました。
カメさんも健康で活発に活動しています
目次
カメの陸地の注意点
水棲ガメの飼育用の陸地を選ぶときには、以下のような注意点がある。
①水につからない高さ
②カメが簡単に登ることができる
③カメの甲羅以上の大きさにする
④なるべく平坦
⑤崩れない
この5つの条件を満たしていれば、陸地はレンガでも自作したものでも何でもいいと思ってて。
逆に言えば、
この注意点から外れる陸地はオススメできない。
それぞれ簡単に補足させて下さい。
注意点① 水につからない高さにする
1つ目の陸地の注意点は、水につからない高さにすること。
カメさんは日光浴で体全体を乾かず必要があるから
カメは日光浴で体を乾かすことで、殺菌して病気を予防している。
そのため、陸地が水につかっていると体全体が乾かないので、適切ではない。
そして、カメは泳ぐことが好きなので、ある程度の水の量も必要。
そのため、その水かさよりも高い陸地が必要になる。
陸地は高さが重要。
注意点② カメが簡単に登ることができる
2つ目の陸地の注意点は、カメが簡単に登れるようにすること。
先ほどカメの陸地には高さが必要だよという話をした。
しかし、例えば闇雲にレンガを積んでしまい、カメさんが登れなければ意味がない。
・レンガを階段状に積む
・坂のような陸地を使う
このようにカメが簡単に登ることができる陸地を意識する必要がある。
注意点③ カメの甲羅以上の大きさ
3つ目の陸地の注意点は、陸地の面積をカメの甲羅以上の大きさにすること。
カメの甲羅よりも小さい陸地では不安定な日光浴になる。
神社の池にいるカメさんたちもみな自分よりも大きな陸地で日光浴をしていると思ってて。
陸地はカメさんの甲羅以上の大きさにすることも絶対必要。
注意点④ なるべく平坦
4つ目の陸地の注意点は、なるべく平坦にすること。
平坦の方がカメが登ったときに安定する。
不安定な場所での日光浴は気持良くなさそう、、
また、ざらざらしすぎているとカメの甲羅に傷がついてしまうかもしれない。
デコボコしている陸地ではなく、なるべく平坦な陸地が良い。
注意点⑤ 崩れないような陸地にする
5つ目の注意点は、崩れないような陸地にすること。
まあ当然ですよね。
崩れてしまっては、日光浴どころではない。
そのためにも、
・自作するときはしっかり固定する
・レンガや石を積むときは崩れないようにする
このように陸地が崩れないことを意識するべき。
カメの陸地にレンガは不向き?
上記の注意点を意識できていたら、カメの陸地は何でも問題ない。
例えば、レンガなんかは安く陸地として利用できるので、オススメ。
大きいレンガ・中ぐらいのレンガの順に積むことで階段のようにできて登りやすくもなる。
僕はこれまでレンガを陸地として使っていて、ダメだなと感じたことはない。
ただ、レンガを使うときは1つ注意点がある。
ボロボロ崩れるレンガを使わないこと
ホームセンターでたまにあるんですよ。
ボロボロ崩れるようなレンガが、、
水換えの度にレンガの屑も掃除する必要があるので、大変、、
購入前には確認が必要。
カメの陸地は自作がいい?
カメさんの陸地を自作する方も多いよう。
僕はレンガで満足しているので陸地の自作はしたことないが、
調べてみると良さそうな陸地を作っている方もいらっしゃるようです。
(ググれば無限に出てくるよ)
ただ、
個人的には崩れたり、壊れたりするのが怖い
崩れない自信のある設計なら自作でも問題ないと思います!
カメの陸地に関する他の注意点
カメの陸地に関して、追加の注意点について話す。
陸地に関わる飼育環境について。
⑥水の量はカメの高さの2倍以上にする
⑦飼育ケースは大きいモノを選ぶ
⑧亀が脱走しないようにする
それぞれ簡単に説明させてください。
注意点⑥ 水の量はカメの高さの2倍以上にする
水の量はカメの高さの2倍以上にするべき。
以下のような理由がある。
・カメは泳ぐことが好きだから
・運動不足になるから
・水の量がないと泳ぎにくいから
少なくとも、僕の飼っているミドリガメは泳ぐことが好き。
よく優雅に泳いでいます。
そのためにも、水の量は甲羅の高さの2倍以上にするべきだと僕は思っている。
そして、水の量に合わせて陸地も高くする必要がある。
そのため、カメさんの陸地は水の量とも相談になる。
注意点⑦ 飼育ケースは大きいモノを選ぶ
飼育ケースは大きいモノを選ぶべき。
・狭い飼育ケースではストレスをかかえるから
・狭い飼育ケースでは動きにくいから
僕の飼っているカメさんも甲羅の4,5倍くらいの飼育ケースで飼っていた頃は、頑張って脱走しようとしていた。
しかし、
カメの甲羅の7,8倍の大きい飼育ケースに切り替えることで、カメが脱走しようとする動きがなくなった。
このように飼育ケースはある程度の大きさが必要みたい。
そして、
重要なことはカメさんがのびのびするためにも、陸地を除いた面積を大きくすること。
なので、飼育ケース・陸地を選ぶときは要注意。
下記の記事では、カメの飼育ケースにはプラ舟が最適である紹介しています。
よかったら読んでみてください。
注意点⑧ 亀が脱走しないようにする
カメが脱走しないように注意することも大切。
陸地を高くしすぎて簡単に脱走できてしまうと、
脱走して落ちた衝撃でカメが怪我をしてしまう可能生がある
・高さのある飼育ケースを採用
・ネットをかぶせる
・周りをケージで囲う
このような案があります。
僕の場合、
今となっては上記のようにネットをしなくても脱走の恐れがなくなったので、ネットは使わなくなりました。
詳しくはこちらの記事で→カメが脱走しないようにするのは簡単!?【17年間の経験談】
まとめ
この記事では、カメさんの飼育で使う陸地について話した。
陸地はレンガでも自作でも石でも下記の条件を満たしていれば問題ない。
①水につからない高さ
②カメが簡単に登ることができる
③カメの甲羅以上の大きさにする
④なるべく平坦
⑤崩れない
⑥水の量はカメの高さの2倍以上にする
⑦飼育ケースは大きいモノを選ぶ
⑧亀が脱走しないようにする
以上。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
下記の記事では、僕のカメの飼育方法をまとめています。
よかったら読んでみてください。