
このようなことを思っている方のための記事を書きました。
・カメの飼育ケースのレイアウトに悩んでいる方
・カメの飼育の道具について必要な方
僕はカメを17年間飼育しています。
飼育ケースのレイアウトですが、
基本こんな感じです。

このように広い水場+陸地のみで17年間飼育してきました。
(理由は後ほど紹介)
これまで様々な飼い方を試してきました。
カメも健康で活発に活動しています
ただ、このレイアウトを真似する必要はないと思います。
こんなシンプルなレイアウトの説明をしても需要はないことも理解しています笑
ただ、カメの飼育ケースの構成を決める上で採用しなかった道具やその理由は参考になることも多いと思います。
この記事ではそういったことをアウトプットしたいと思います。
・レイアウトを決めるときに意識すること
・採用しなかった道具の解説
この記事を読むことで、レイアウトを決めるときの参考になれば嬉しいです。
なので、水棲ガメについての話がメインになっています。
水棲ガメとはリクガメ以外の水辺を好むカメのことでイシガメやクサガメなどが当てはまります。
目次
カメの飼育ケースのレイアウト
僕のカメの飼育ケースはかなりシンプルです。


この構成にした理由は僕のこのような考えに基づきます。
・楽に飼育したい
・シンプルレイアウトが好き
まず、のびのびさせたいので陸地以外のモノは飼育ケースには入れてません。
基本的に日光浴はライトではなく、
自然界と同様に太陽光を網戸越しか屋外飼育で直接当てています。
屋内飼育でも屋外飼育でも紫外線ライトは使わずこのレイアウトでした。
そして道具を使っていないので手入れも少なく、水換えもとても楽ですね。
シンプルなこのレイアウトはかなり気に入っています。
そして健康にカメも生きています。
レイアウトを決めるときに意識すること

カメの飼育のレイアウトにこだわるときですが、
オシャレにすることも大切ですが、
以下のことには最低限意識することをオススメします。
・陸地を作る
・泳げる場所は広いか
・日光浴をできる環境か
・脱走対策
・冬の過ごし方
これらのことを意識しないとカメにとって害になりますね。
簡単に紹介します。
注意点① 水の量
レイアウトを決めるときには水の量を意識するといいと思います。
このような理由があります。
・カメは泳ぐことが好きだから
水の量がないとカメは泳ぐことができません。
基本的に水棲ガメは泳ぐことが大好きです。
水の量が少ないと満足に泳ぐことができないです。
カメの甲羅の高さの2倍以上は水を入れるべきだと思います。
注意点② 陸地を作る
レイアウトを決めるときには、絶対陸地が必要です。
このような理由があります。
そのためにもカメが乗っても大丈夫なような陸地が必要です。
そして陸地は効果的な日光浴をさせるためにも水の量よりも高くする必要があります。
僕はレンガを階段状に積むことで登りやすく高い陸地を作っています。
陸地はしっかり設計することをオススメします。
注意点③ 泳げる場所は広いか
レイアウトを決めるときに泳げる場所が広いかも重要だと思います。
このような理由があります。
先ほども紹介しましたが、水棲ガメは泳ぐことが好きです。
そのためにもカメの大きさの7,8倍以上の飼育ケースが必要だと僕は考えています。
僕は泳ぐ場所を確保するために陸地以外の余計なモノは一切置いていません。
水草や濾過器くらいなら置いても全然問題ないと思いますが、
カメが泳げる環境作りも大事ですね。
下記の記事では飼育ケースとして使用しているプラ舟が安い・丈夫・広いの条件を満たしていることを紹介しています。
よかったら読んでみてください。
注意点④ 日光浴をできる環境か
レイアウトを考えるときは日光浴ができる環境かも大事ですね。
このような理由があります。
カメにとって日光浴はとても大切です。
屋外飼育なら心配はないですね。
室内飼育の場合は、最低でも普段からガラス越しに置くべきです。
ガラス越し+紫外線ライトの選択肢がよく行われている方法ですね。
ただぶっちゃけ市販の2,3千円で買えるような紫外線ライトは紫外線量は弱いです。
それよりも網戸にできる環境や週に2,3回外で2時間くらい日光浴をさせる方が遙かに効果があると思います。
ただ、網戸にできない環境や週に2,3回外での日光浴も厳しいなら紫外線ライトを使いましょう。
注意点⑤ 脱走対策をする
レイアウトを考えるときは脱走対策も必要です。
カメが脱走すると水槽から落ちたときに怪我をする可能性があります。
・ネット上のフタをする
のような対策が一般的です。
僕もこの2つの対策をしています。
それ以外にもいくつか脱走対策をしています。
詳しくは下記の記事で紹介しますね。
注意点⑥ 冬の過ごし方
最後にレイアウトを決めるときには冬の過ごし方も考えておきましょう。
カメは変温動物で基本的に10度以下の気温は耐えられないので、
冬眠させるかヒーターを使用しながらの飼育をする必要があります。
夏用のレイアウトを考えることもいいですが、
冬にどうするかもあらかじめ考えておくことをオススメします。
僕は17年間の飼育で冬はカメを冬眠させてきました。
なので、ヒーターを使った冬の飼育を勉強したいなら別の方の記事を読んでみてください。
冬眠については下記の記事で詳しく紹介しています。
冬眠に興味があるならぜひ読んでみてください。
採用しなかった道具の解説

僕は基本的に一般的に使用されている飼育用具を使っていません。
冒頭でも紹介しましたが、
自然と似たような環境+僕自身が楽に飼うためという理由です。
そこで採用しなかった道具について理由とともに明記しました。
→屋外飼育なので不必要、紫外線ライトは紫外線が弱い
・砂利
→水換えの邪魔になる割にメリットが少ない
・ろ過装置
→3日に1回水換えしているので水はきれい
・ヒーター
→冬は冬眠させているので不要
・バスキングライト
→冬は冬眠させている、代わりに日光を当てているから必要なし
こんな感じです。
屋内飼育でも屋外飼育でも僕は同じ構成で飼育しています。
ただ僕のスケジュール的に網戸のでの飼育が困難且つ定期的な日光浴をさせることができないことを理由に屋外飼育にしています。
シンプルレイアウトでカメは現在も健康なので満足しています。
まとめ
この記事では、僕がカメの飼育ケースのレイアウトを決めたときに意識したことを紹介しました。
・レイアウトを決めるときに意識すること
・採用しなかった道具の解説
カメが満足できるならどんなレイアウトでも基本的に問題ないと思います。
カメの健康が最も大切ですね。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
・飼育ケースのレイアウトを良い感じにしたい