カメが暴れるときに有効だった対策7選!【20年の飼育経験】

水棲ガメの飼育

カメさんが暴れているときに有効だった対策について。

・餌をあげる
・飼育環境を広くする
・水を深くする
・日光浴を昼間にしっかりさせる
・夜はしっかり寝かせてあげる
・屋外飼育に切り替える
・適度な運動で疲れさせる


こんなテーマについて話す。

カメさんが暴れていて困っている人は読んでみて。

自己紹介
ミドリガメ(ミシシッピアカミミガメ)を20年間飼育している。
これまで様々な飼い方を試してきましたが、今も元気に生きています。



カメが暴れたときの対処法

カメさんが暴れているときに、落ち着かせるための行動について。

僕自身、試してみて効果のあった対策はこれら。

・餌をあげる
・飼育環境を広くする
・水を深くする
・日光浴を昼間にしっかりさせる
・夜はしっかり寝かせてあげる
・屋外飼育に切り替える
・適度な運動で疲れさせる

それぞれ簡単に補足させてください。

暴れるとき① 餌をあげる



1つ目のカメさんが暴れたときに試して欲しいことは、餌をあげること。



お腹が空いていて、ストレスになっている可能性があるので。



一度カメさんがお腹いっぱいになるまで餌をあげてみてください。

それで落ち着くことはよくある。



もし、朝や昼間に餌をしっかり与えているなら他の原因があると思うので、別の案を試してみてください。

暴れるとき② 飼育環境を広くする

2つ目のカメさんが暴れたときに試して欲しいことは、飼育環境を広くすること。

飼育環境が狭すぎてストレスになっている可能生があるので。



暴れることが習慣化しているなら、大きい水槽に切り替えてみるをオススメする。

また、お風呂場やビニールプールなで広い場所で泳がせることもアリ。




僕の飼っているカメさんは広い場所で泳がせると落ち着くことが何度かあった。

ちなみに、飼育ケースを大きくすることで前よりも落ち着くようになったこともある。

(1度に色々な対策を実行したため、落ち着いたのは他の要因もあるかもしれませんが、1つの解決策ではあったと思う)


ちなみに、広いカメさんの飼育ケースにはプラ舟が安く、大きく、丈夫でオススメです。
下記の記事にて詳しくまとめています。よかったら読んでみてください。

カメの飼育ケースにはプラ舟が最強!【5つの理由を紹介】

暴れるとき③ 水を深くする



3つ目のカメさんが暴れたときに試して欲しいことは、水を深くすること。

・水かさが浅く泳げないことがストレスになる
・水を増やすことでカメが動くときの音を小さくできる



先ほども話したが、カメさんは泳げないことでストレスを溜める。

そのためにも、水かさを増し泳ぎやすくなることは有効



また、水かさを増やすことでカメさんが動く音も軽減できるのでオススメ。



目安として、水の深さは最低でもカメさんの高さの2倍以上にした方がいい。

暴れるとき④ 日光浴を昼間にしっかりさせる



4つ目のカメさんが暴れたときに試して欲しいことは、日光浴を昼間に十分させること。

このような可能性があるので。

・しっかりとした日光浴がしたくて外に出たい
・日光浴ができていなくてストレスになっている



室内環境で起きやすい現象かなと思ってて。

安い紫外線ライトやガラス/網戸越しでは、紫外線量や熱が足りずにカメさんにとってストレスになることはある。


実際僕自身、カメさんが暴れていたときに屋外飼育に変更して日光浴をしやすい環境にしたことがある。

すると、すぐに日光浴の時間が格段に伸び、且つ暴れることも減った。



このように、屋内飼育では日光浴不足で暴れる要因になっているかも。

下記の記事では、そのあたりのカメさんの日光浴をについてまとめている。
良かったら読んでみてください。

カメの日光浴の時間は?ライトでいいの?【ダメな日光浴を例に解説】

暴れるとき⑤ 夜はしっかり寝かせてあげる

5つ目のカメさんが暴れたときに試して欲しいことは、夜にしっかり寝かせてげること。

夜に寝れなくてストレスが溜まっている可能性があるから。



カメは夜行性ではないので、夜はしっかり寝る生き物。

・部屋が明るい
・生活音がうるさい

室内飼育の場合、上記のような原因でカメがしっかり寝れていない可能性がある。



夜は飼育ケースに蓋を被せることや、生活音が聞こえないようにする対策をしてみてほしい。

すると朝に暴れることが少し和らぐこともある。

ただ、夜にしっかり寝たとしても朝の空腹で暴れることはあるけど笑


それでも、夜にしっかり寝かせてあげる環境作りは大切。

暴れるとき⑥ 屋外飼育に切り替える



6つ目のカメが暴れるときに試して欲しいことは、屋外飼育に切り替えること。


屋外飼育に切り替えることで、

・日光浴をしっかりさせることができる
・大きい飼育ケースで飼うことができる

このようにこれまで話した暴れる要因の対策がしやすい。



ただし、屋外飼育には何点か注意点があるので適当にしないことをオススメする。

①水換えを週2はする
②水換えの方法を検討する
③カメの様子は毎日確認する
④雨による増水対策をする
⑤熱中症対策をする
⑥脱走しない環境をつくる
⑦冬の飼育方法を検討する

詳しくはこちらの記事で:カメの屋外飼育の注意点を7つ紹介!【17年間の経験談】

暴れるとき⑦ 適度な運動で疲れさせる

7つ目のカメが暴れるときに試して欲しいことは、適度な運動で疲れさせること。

・ストレス発散させる
・夜に暴れる体力をなくす

このような目的がある。



まあ自分で言っといてなんだけど、効果は微妙。

例えば、散歩させた後は多少大人しくなるが、しばらくすると普通に暴れる。



まあ少なくとも夜にしっかりと寝かせてあげるためにも昼間に適度に運動させることは有効かも。

カメが暴れる原因



ここまで暴れたときの対応について話したが、暴れる原因についても整理しておく。

・お腹が空いている
・飼育環境が悪い
・ストレスが溜まっている
・ただ泳いでいるだけ
・病気気味である



このあたりの要因から、自分で考えて対処してみるのは1番。

ここまで紹介した「カメが暴れたときにしたときに効果のあったこと」が他のカメさんに当てはまるとは限らないので。

僕の飼っているカメさんにのみ有効だった可能生は十分ある。

カメが暴れるのは病気かも

ちなみに、カメさんが暴れる原因は病気の可能性もある。


以下のような状態で暴れているときは病気の可能性もあるので注意。

・気温が低くないのに餌を食べない
・目の周りが白っぽい
・鼻づまりを起こしている

毎日水換え・十分な日光浴(安い紫外線ライトではなく)をさせて数日経っても症状が変わらないなら、1度動物病院に連れて行くことをオススメする。

まとめ

この記事では、カメさんがずっと暴れているときに有効だった対策について話した。

・餌をあげる
・飼育環境を広くする
・水を深くする
・日光浴を昼間にしっかりさせる
・夜はしっかり寝かせてあげる
・屋外飼育に切り替える
・適度な運動で疲れさせる

カメさんが暴れているときは単に泳ぎたいだけかもしれないですが、何かストレスになっている可能性もある。

そのストレスを取り除く際にこの記事が役立てば嬉しい。

以上。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

下記の記事では、僕のカメさんの飼育方法をまとめています。
よかったら読んでみてください。

水棲ガメの飼育方法【20年の飼育経験のまとめ】