カメが暴れるときに有効だった対策7選!【20年の飼育経験】

水棲ガメの飼育

カメさんがずっと暴れているときに有効だった対策について。

① 餌をあげる
② 飼育環境を広くする
③ 水を深くする
④ 日光浴を昼間にしっかりさせる
⑤ 夜はしっかり寝かせてあげる
⑥ 屋外飼育に切り替える
⑦ 歩かせて疲れさせる


こんなテーマについて話す。

カメさんが暴れていて困っている人は読んでみて。

自己紹介
ミドリガメ(ミシシッピアカミミガメ)を20年間飼育しています。
これまで様々な飼い方を試してきました。
カメさんも健康で活発に活動しています



カメが暴れたときの対処法

ではカメさんが暴れているときに、落ち着かせるための行動について話す。

試してみて効果のあった対策のみをまとめている。

① 餌をあげる
② 飼育環境を広くする
③ 水を深くする
④ 日光浴を昼間にしっかりさせる
⑤ 夜はしっかり寝かせてあげる
⑥ 屋外飼育に切り替える
⑦ 歩かせて疲れさせる

それぞれ簡単に補足させて。

暴れるとき① 餌をあげる



1つ目のカメさんが暴れたときに試して欲しいことは、餌をあげること。

お腹が空いていて、餌くれアピールの可能生があるから。



暴れる原因は単純にお腹が空いているだけかもしれない。

一度カメさんがお腹いっぱいになるまで餌をあげてみてください。

それで落ち着くことはよくある。



もし、

朝や昼間に餌をしっかり与えているなら別の原因があると思います。

そのときは、次から紹介することを試してみてください。

暴れるとき② 飼育環境を広くする

2つ目のカメさんが暴れたときに試して欲しいことは、飼育環境を広くすること。

飼育環境が狭すぎてストレスになっている可能生があるので。



暴れることが習慣化しているなら、大きい水槽に切り替えてみるをオススメする。

また、

お風呂場やビニールプールなど広い場所で泳がせることこともアリ


僕の飼っているカメさんは広い場所で泳がせると落ち着くことが何度かあったため、

飼育ケースを大きくしたところ、落ちつくようになった。

(1度に色々な対策を実行したため、落ち着いたのは他の要因もあるかもしれませんが、1つの解決策ではあったと思う)


ちなみに、広いカメさんの飼育ケースにはプラ舟が安く、大きく、丈夫でオススメです。
下記の記事にて詳しくまとめています。よかったら読んでみてください。

カメの飼育ケースにはプラ舟が最強!【5つの理由を紹介】

暴れるとき③ 水を深くする



3つ目のカメさんが暴れたときに試して欲しいことは、水を深くすること。

このような理由がある。

・水かさが浅く泳げないことがストレスになっている可能生があるから
・水を増やすことでカメが動くときの音を小さくできるから

僕の飼っているカメさん(ミシシッピアカミミガメ)は少なくとも泳ぐことが好き。


たまにビニールプールやお風呂などで広々と泳がせると暴れることなくスイスイ泳ぐ。

なので、水かさが浅いときはかなりストレスが溜まっていると考えられる。


また、水かさを増やすことでカメさんが動く音も軽減できるのでオススメ。

水の深さは最低でも、カメさんの甲羅の高さの2倍以上にすると良いよ。

暴れるとき④ 日光浴を昼間に十分にさせる



4つ目のカメさんが暴れたときに試して欲しいことは、日光浴を昼間に十分させること。

このような理由がある。

・しっかりとした日光浴がしたくて外に出たい可能生があるから
・日光浴ができていなくてストレスが溜まっている可能生があるから



室内環境で起きやすい現象。


安い紫外線ライトやガラス越しや網戸越しでは、紫外線量や熱が足りずにカメにとってストレスを感じることがある。


実際カメさんが暴れていたときに、屋外飼育に変更して日光浴をしやすい環境にしてみました。

すると暴れるのを止め、日光浴をし始めておとなしくなった。

たぶん、屋内飼育で日光浴がしっかりとできていなかったと予想する。

下記の記事では、そのあたりのカメさんの日光浴をについてまとめている。
良かったら読んでみてください。

カメの日光浴の時間は?ライトでいいの?【ダメな日光浴を例に解説】



カメさんが暴れるときには、昼間にしっかりとした日光浴をさせてみてほしい。

暴れるとき⑤ 夜はしっかり寝させてあげる

5つ目のカメさんが暴れたときに試して欲しいことは、夜にしっかり寝かせてげること。

夜に寝れなくてストレスが溜まっている可能性があるから。



カメは夜行性ではないので、夜はしっかり寝る生き物。

・部屋が明るい
・生活音がうるさい

室内飼育の場合、上記のような原因でカメがしっかり寝れていない可能性がある。


室内飼育をさせていた頃には、

夜は飼育ケースに空気穴だけ残して蓋をしたり、生活音をなるべく消していた。

そうすると、朝に暴れることが少し減った気はする。


ちなみに、僕の住んでいる部屋はワンルームで、その部屋の片隅でカメを飼育していました。

そんな環境では生活音を完全に消すことは色々厳しかったので、今では屋外飼育に切り替えている。


夜にしっかり寝かせてあげる環境作りは大切。

暴れるとき⑥ 屋外飼育に切り替える



6つ目のカメが暴れるときに試して欲しいことは、屋外飼育に切り替えること。


屋外飼育に切り替えることで、

・日光浴をしっかりさせることができる
・大きい飼育ケースで飼うことができる
・カメが多少暴れても気にならない
・ベランダに飼育ケースをおけば、いつでも会える

このように特に不自由なく、困ることはなくなった。


僕の飼っているカメさんの場合、日光浴不足や飼育ケースの小ささが暴れる大きな原因だったと思う、、

現在は昼間にカメを覗いてみても暴れることは圧倒的に減っている。


しかし、屋外飼育にも危険なことはたくさんある。

特に子ガメの場合ちょっと怖いこともあるのでよく検討する必要があるよ。
(別の記事→カメの屋外飼育の注意点を7つ紹介!【17年間の経験談】で詳しく解説しています。)

暴れるとき⑦ 歩かせて疲れさせる

7つ目のカメが暴れるときに試して欲しいことは、歩かせて疲れさせること。

・ストレス発散させること
・暴れる体力をなくすこと

このような目的がある。



ただ、自分で言っておいてなんですが、効果に関しては実際はなんとも言えないかなー

たしかに、散歩させた後は大人しくなることもありますが、散歩の後に普通に暴れることも何度かありました笑

また、カメが暴れるときに毎回散歩させることは大変。



ただ、

歩かせて疲れさせることも、カメさんが暴れるときの1つの対策になると思うので、よかったら試してみてください。

カメが暴れる原因



ここまで暴れたときの対応について書いたが、

補足として、僕の知識と経験からカメが暴れる原因も考察してみた。

・お腹が空いている
・飼育環境が悪い
・ストレスが溜まっている
・ただ泳いでいるだけ
・病気気味である




この辺の原因から、カメさんが暴れたときの対処を自分で考えることもアリだと思う。

ここまで紹介した「カメが暴れたときにしたときに効果のあったこと」が他のカメさんに当てはまることは限らない。

僕の飼っているカメさんにのみ有効だった可能生は十分ある。



そのため、
原因を追及して自分の飼っているカメさんに適した対処を見つけることが大切。


そのときに少しでもこの記事がお役に立てれば嬉しい。

カメが暴れるのは病気かも

ちなみにカメさんが暴れる原因は病気の可能性もある。


以下のような状態で暴れているときは病気の可能性もあるので注意。

・気温が低くないのに餌を食べない
・目の周りが白っぽい
・鼻づまりを起こしている

毎日水換え・十分な日光浴(安い紫外線ライトではなく)をさせても数日経っても症状が変わらないなら、

1度動物病院に連れて行くことをオススメする。


僕の飼っているカメさんの場合、

上記の3つの状態で餌を食べていないのに、暴れてる状態がありました。

幸いにも毎日水換え・屋外での十分な日光浴で回復してくれた、、


そして、そこから暴れることも圧倒的に減りました。


暴れる原因として病気気味だった可能性も考えられます。
#実際のところはわからないけど

まとめ

この記事では、カメさんがずっと暴れているときに有効だった対策について話した

① 餌をあげる
② 飼育環境を広くする
③ 水を深くする
④ 日光浴を昼間にしっかりさせる
⑤ 夜はしっかり寝かせてあげる
⑥ 屋外飼育に切り替える
⑦ 歩かせて疲れさせる

カメさんが暴れているときは単に泳ぎたいだけかもしれないですが、何かストレスになっている可能性もある。

そのストレスを取り除く際にこの記事が役立てば嬉しい。

以上。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

下記の記事では、僕のカメさんの飼育方法をまとめています。
よかったら読んでみてください。

水棲ガメの飼育方法【20年の飼育経験のまとめ】