カメを飼育する前に必ず読んでほしい注意点
①子どもが増えるイメージを持つ
②カメはなつくとは限らない
③意外と世話が大変
④カメの寿命は本当に長い
⑤カメを逃がしてはいけない
⑥カメは大きくなる
⑦水換えをしないと臭いがする
⑧ちゃんと世話をしないと暴れてうるさい
こんなテーマについて話していく。
カメの飼育に興味のある人は読んでほしい。
自己紹介
ミドリガメ(ミシシッピアカミミガメ)を20年間飼育しています。
これまで様々な飼い方を試してきました。
カメさんも健康で活発に活動しています
目次
カメを飼うときの注意点
では、カメを飼育する時の注意点について話していく。
①子どもが増えるイメージを持つ
②カメはなつくとは限らない
③意外と世話が大変
④カメの寿命は本当に長い
⑤カメを逃がしてはいけない
⑥カメは大きくなる
⑦水換えをしないと臭いがする
⑧ちゃんと世話をしないと暴れてうるさい
それぞれ補足させてください。
注意点① 子どもが増えるイメージを持つ
まず、カメも生き物。
ペットとして飼うならしっかりとした世話が必要。
自分の子どもが1人増えるイメージ
このような子どもと同じような世話が必要になる
・毎日ご飯を食べさせる
・身の周りの世話をする
・病気になったら看病をする
・暴れているときはなだめる
イメージを持っておかないと、「思ったより大変だったので逃がしたい」という気持ちになりかねないと思う。
注意点② カメはなつくとは限らない
2つ目の注意点は、カメはなつくとは限らないということ。
カメは人の識別ができるのでなつく生き物だとは思う。
よくYouTubeの動画では、カメが人についてくるみたいな動画がある。
でもね、あそこまでカメさんをなつかせるのは本当に難しい。
僕は普通にカメの飼育をしてきましたが、これくらいにはなつきました。
・飼育ケースに近づくとこっちを見てくる
・飼育ケースに近づくと少し近づいてくる
・他の人には無関心
ここだけ読むと、そこそこなついていると思われるかもしれないが、
そんなことなくて、たぶん餌やりの人と思われている笑
実際、近づいたとしても餌をあげないとすぐにどこかに行ってしまう。
もちろん、散歩させたときに僕の方にあえて寄ってくるなんてない。
カメさんをなつかせることは結構難しい。
下記の記事では、カメがなつくのか問題についてもう少し深掘りしています。
よかったら読んでみてください。
注意点③ 意外と世話が大変
3つ目の注意点は、意外と世話が大変であるということ。
カメの世話って犬とかに比べると楽かもしれないが、意外と大変。
・毎日餌をあげる
・週に2,3回水換えをする
・日光浴を定期的にさせる
・元気がないときは何かしら対処が必要
・変温動物なので冬は冬眠させるかヒーターを使う
このように世話することはそこそこある。
簡単にそうにみえるかもしれないが、カメさんの寿命は15年以上ある。
15年この世話をすると考えると見方変わりません?
カメさんの世話はそこそこ大変だと思った方がいい。
注意点④ カメの寿命は本当に長い
カメの寿命は本当に長い。
どのカメも15年以上は生きる。
なので、一時の気持ちでカメを飼うと後悔する可能性がある。
僕の場合は、ぶっちゃけ一時の気持ちでカメさんを飼い始めた。
でも、飼っている内に愛着も増えて後悔したことはほとんどない。
でも、
世話が大変なときは少しだけ後ろ向きな気持ちになることもある、、
飼う前にカメの寿命が長いことも意識するべき。
注意点⑤ カメを逃がしてはいけない
カメを飼えなくなったと言って、その辺の河に逃がしてはいけない。
普通に犯罪として罰金になるよ。
そもそも人から餌を与えられて育ったカメを、餌を自ら得る必要がある自然に逃がすのはかなり残酷。
もちろん、飼うことが困難なときに、爬虫類を引き取る施設もあるようだが、
無責任だと言われても文句は言えない。
(自然に逃がすよりはマシかもしれないが)
カメは逃がしてはいけないということだけは理解しておいてほしい。
注意点⑥ カメはかなり大きくなる
カメは最初は小さくても、結構大きくなる。
最初は手のひらサイズのカメさんも気付くと15㎝以上になっている。
僕の飼っているカメさんも最初は手のひらサイズでしたが、今では15㎝を超えている。
人間の子どもと同じで「いつまでも小さいままでいると思うな」ってこと。
注意点⑦ 水換えをしないと臭いがする
7つ目の注意点は、カメの飼育ケースは臭いということ。
カメは毎日糞をする。
まあ当たり前。
この糞が水に溶け込み、臭いが発生する。
2,3日に1回水換えをするなら臭い原因の水をなんとかできるが、
忙しくて週に1度の水換えになると臭いに困ることになるかも。
特に、大きくなった頃の夏は餌をたくさん食べて、たくさん糞をするので高頻度の水換えの覚悟が必要。
(子ガメは糞の量も少ないのでそこまで臭くならない)
詳しくはこちらの記事で→カメの臭い対策を5つ紹介!【実体験】
注意点⑧ ちゃんと世話をしないと暴れてうるさい
8つ目の注意点は、世話ができていないとカメは暴れてうるさいということ。
カメも生き物。
何かストレスが溜まると暴れる。
しかも言葉を話せないので原因も頑張って考えるしかない。
飼育環境、空腹、病気気味など色々な原因が考えられる。
カメさんが暴れるとあなたの睡眠妨害になる可能性もある。
さらに、病気っぽい症状もでているならすぐに対応が必要。
僕も昔カメが暴れて5時に起こされて困っていた笑
詳しくはこちらで→カメが暴れるときに効果のあったこと6選!【実体験】
カメさんがうるさくて生活に支障がでるかもね。
カメの世話の方法
ここまで読んでカメさんを飼ってみたいと思った人っているんですかね。
まあいるでしょうね。
そうなんですよ。
世話は大変なんですけど、カメって可愛いんですよ。
ここから先は本当に簡単にではあるが、僕のカメの飼育について話す。
・週に2,3回の水換え
・日光浴をしっかりさせる
・飼育環境を整える
・冬は冬眠させる
これでなんとなくカメさんを飼育するイメージがつくはず。
それぞれ簡単に補足させてください。
世話① 週に2,3回の水換え
まず、週に2,3回の水換えが必要。
カメは毎日糞をする。
その糞が水に溶けこんで、その水をカメは飲み水として利用する。
なので、なるべく水質を維持するためにも高頻度の水換えが必要になる。
1回の水換えは10分~30分くらい。
もちろん、カメさんの飼育ケースが大きくなればなるほど大変になるよ。
詳しい方法はこちらの記事で→
世話② 日光浴をしっかりさせる
そして、日光浴をしっかりさせる必要がある。
カメは日光浴には以下の効果があり、必要不可欠。
①体温を上げる
②体の殺菌
③カルシウムの吸収をよくする
④代謝を高めて活発にする
屋外飼育なら何も言うことはない。
普通に太陽光で日光浴させられるからね。
カメさんの熱中症には注意くらい。
屋内飼育ならガラス越しでも毎日日光浴ができるようにする必要がある。
且つ週に2,3回ガラス越しではなく、太陽の光によって1,2時間の日光浴が必要になる。
それが無理なら、そこそこ強めの紫外線ライトが必要。
カメの世話には日光浴が必要不可欠
カメさんの日光浴について詳しくはこちらで→
カメの日光浴の時間は?ライトでいいの?【ダメな日光浴を例に解説】
世話③ 飼育環境を整える
カメの世話のためには、良い飼育環境が必要。
水棲ガメであれば、
・陸地
・泳げるくらいに水を入れる
・泳げるくらいの広い飼育ケース
・栄養のある餌
このように日光浴ができて且つ泳げて、
栄養のある餌を与えることが良い飼育環境かなーと思っている。
もしかしたら、
飼育環境によってはバスキングライト・紫外線ライト・濾過器などの+αの道具も必要かも。
でも基本的には、広い飼育ケース・日光浴が最低限できる環境、きれいな水質などを意識すれば良い飼育環境になると思う。
世話④ 冬は冬眠させる
カメは変温動物。
普通に飼育していると気温とともに体温も下がり機能が低下する。
寒い時期の飼い主の選択肢は2つ。
・冬眠させる
・ヒーターなど保温をして飼育する
僕の場合は、毎年冬眠させている。
冬の飼い方でヒーターでの保温をすることによる飼育について知りたい方は他の方の記事や本を読んでみてください。
本であれば「カメの飼い方がよくわかる本」がオススメ。
冬眠についての詳しくはこちら:カメが冬眠中に死んでる?【見分け方と死なせない対策を解説】
まとめ
この記事では、カメさんを飼う前に読んでほしい注意点について話した。
①子どもが増えるイメージを持つ
②カメはなつくとは限らない
③意外と世話が大変
④カメの寿命は本当に長い
⑤カメを逃がしてはいけない
⑥カメは大きくなる
⑦水換えをしないと臭いがする
⑧ちゃんと世話をしないと暴れてうるさい
飼うのそこそこ大変だからね。
以上
最後まで読んで頂きありがとうございます。
下記の記事では、僕のカメの飼育の失敗談を紹介しています。
よかったら読んでみてください。