大学院(修士課程)の研究は辛いのか?
以下、比較的ホワイトな研究室に所属していた僕の修士課程で辛かったエピソード。
・成果なし、学会発表経験なしで国際学会発表に出る
・修士2年で大した研究成果がなく、追い込まれる
・スケジュールを間違えて3日間ほぼ徹夜
・進捗報告会で毎回ボコボコにされる
・修士論文発表の場でボコボコにされる
こんなテーマについて話していく。
無能大学院生の生活に興味のある人は読んでみて。
自己紹介
社会人1年目です。
電気電子を専攻していましたが、正直そこまで興味無いです
ブログ運営が趣味で、自分の体験をあれこれ書いています
目次
大学院の研究で辛かった出来事

それでは僕の大学院時代の研究に関する辛かったエピソードを話していく。
土日研究室に来る義務はなく、コアタイムもフワッとしている研究室に所属していた。
そんなホワイト環境寄りな研究室でもこんな辛エピソードがあった。
・成果なし、学会発表経験なしで国際学会発表に出る
・修士2年で大した研究成果がなく、追い込まれる
・スケジュールを間違えて3日間ほぼ徹夜
・進捗報告会で毎回ボコボコにされる
・修士論文発表の場でボコボコにされる
#ちなみに博士課程ではなく修士課程の話ね。
それぞれ補足させてください。
① 成果なし、学会発表経験なしで国際学会発表に出る

修士1年の頃、
「研究成果なし、学会発表経験なしで国際学会発表に出る」といった経験をした。
研究成果無しというあたりそこそこ珍しい経験をしたと思っている。
「それ研究なの?」と言われてしまうような内容を、学会発表の経験のない男がいきなり英語で発表するんですよ?おかしい。
経緯について少し話すと、
電気電子を専攻していて、その中でも電子回路を専門とした研究室に在籍していた。
研究分野についてざっくり言うと、豆粒みたいな部品の中に入っている回路を設計していたんですよ。

でね。
まだ学部生だった頃に、自分の設計している回路の計算方法を導出していた。
教授いわく、「この計算方法はまだ見たことがない」らしかった。
ちなみに、たしかに計算方法は新しいかもしれない。
でも、学会発表の審査のための予稿を入念に書き進めれば書き進めるほど、「原理的には当たり前の話だよね。」という苦笑いが起こる結果になったのだ、、
そんな事実に気付く前に、修士1年の頃に「それを学会発表しよう」と教授が言い出したことがきっかけで学会発表にチャレンジすることになった。
しかも、その発表の場は海外。
当たり前ですが、Englishによる発表。
ちなみに、それが初の学会発表でした。
もしかしたら、
ここまでの話だとそこまで辛くないように聞こえるかもしれないが、まあまあ嫌だった。
・海外の行き方/泊まり方から調べる
・Google翻訳で英訳した予稿がほぼ全文修正となる
・研究成果が薄く、審査を通すための議論が地獄
・15分間英語を話し続ける練習をひたすらする
・本番の質疑応答で英語で意思疎通ができなくて詰む
・本番前にめちゃくちゃな不安と緊張に襲われる
思い出してみるとこんな感じですが、
特別何か辛かったとかではなく、全体的に辛かった記憶がある笑
ちなみに、今でも思う今回の学会発表最大の謎は「なぜか審査が通ってしまった」こと笑
ここで詳しく書くとかなり長くなるので、詳しく知りたい方はこちらの記事で→英語力なし&研究成果弱いヘボ大学院生が海外で学会発表をした話
初学会発表が海外&成果なしでの発表はそこそこ辛かったという話でした。
② 修士2年で大した研究成果がなく、追い込まれる

研究の進捗に関しても、まあまあ辛かった。
僕の場合、
修士2年の途中まで大した研究成果がなく、かなり追い込まれていたんですよねー
ここでいう、「研究成果」とは修士論文のメインテーマになるくらいの研究成果と思ってください。
つまり、
修士2年まで修士論文に何を書くか全く決まっていなかった笑
教授にも「このままだと修了できないかもしれない」的なことを何度か真剣な顔で言われた。
そんなのめちゃくちゃ不安になるやん。
ここまで成果を出せていなかった理由は、
研究に時間をかけていなかったこと・効率的なやり方をしていなかったなど色々あるかもしれません。
まあシンプルに僕が無能説もありますね、、
正直、めちゃくちゃ不安な日々を送っていた記憶がある、、
たまたまの研究成果
結局その後どうなったと思います?
不安な日々の中でもバカなりに研究をそこそこ頑張った。
ちなみに、ちょうど僕の修士2年の頃ってコロナが始まった時期。
4月、5月までは自宅待機命令がでていたかな。
たしか修士2年の5、6月(コロナ初期)くらいから「とりあえず研究室には来ていいよ」という連絡が来た。
そこからは朝の7時には研究室に来て、早くても19時に帰る。
遅いときは朝まで研究しているみたいな生活が始まった。
もちろん、土日関係なく毎日、、
論文を読みまくってそこから得た情報を基に、自身の提案を色々試してを繰り返し、なんとか修士論文になりそうな成果ができたのだ。
ほとんどの案は上手くいかなったため、かなり辛かった覚えがある、、
研究にかける労力も辛い要素の1つだったが、
僕にとっては「修了できないかもしれない」という不安が1番辛い要素だったなー
ちなみに、研究を少しでも前に進めるコツはやはりシンプルに「研究室に毎日に行くこと」だと今でも思う。
そんな話を記事でもう少し詳しくまとめています。よかったら読んでみてください。
研究室に毎日行くことで研究が楽になる?むしろ楽しい?【実体験】
大学院への進学は無駄?
少し余談。
このような辛い思いをして、大学院へ進学する意味はあるのか?
個人的には意味はあると思ってて、
・研究経験を得た
・就職活動でかなり有利になった
・学生期間を延長できた
これらのメリットを得ただけで、約137万円の学費を払ってもよかったと感じている。
詳しくはこちらで:大学院への進学が無駄なのか?【無駄だと思わなかった理由書くよ】
③ スケジュールを間違えて3日間ほぼ徹夜

スケジュール管理ができてなかったせいで、かなり追い込まれたこともあった。
僕は当時、とある企業と共同研究をしていた。
まあザックリ言うと、企業が要求してくる仕様の回路図を作ればOKのミッションだったわけですよ。
そして、僕の設計する回路図の提出期限が迫っていた。
それに加えて、修士課程の中間発表の日も迫っていたんですよね。
「企業への報告」「中間発表」
この2つは基本的に研究を進めることで自動的に進むはず。
でもね、
「動く回路を提出する」
「研究成果を発表する」
この似ているようで、若干違うことをする必要があった。
中間発表の方は発表の資料作成や練習もある、、
そんな中、重大な問題が、、
スケジュール崩壊の発覚、、
原因は教授との報連相不足だったのだが、中間発表の2ヶ月後くらいに共同研究先に回路図を提出すると僕は思っていたんですね。
そしたら、
まさかの提出期限と発表日が重なっていることを中間発表日の2週間前くらいに知ったのだ。
#詰み
この共同研究は自分ともう1人の先輩と教授の3人で行っていて、基本的に報告などの企業とのやり取りは全部教授が行っていたんですね。
たしかに教授から期日に関する連絡メールは来ていたが、完全に見落としていた。
#口頭で伝えろ
それを知ってからの2週間は壊れたように研究室にいた記憶がある。
提出納期から3日間くらいは数時間程度の睡眠でほぼほぼ連続徹夜だったな、、
ちなみに、
もう笑い話になるが、結果的に共同研究へ回路図の提出はできなかった笑
さらには、中間発表の方では発表しているときに本当に身に覚えのないスライドが混じっていた、、
死にながらつくった記憶の無いスライドが混じっていたのかな笑
本番はなんとかごまかしましたが、まあまあボロボロの中間発表だった笑
以上、
スケジュール管理を間違えて結果的に、共同研究も中間発表も上手くいかずに辛かった話でした。
正直、徹夜で研究なんてスケジュール管理ができていないだけのことがだいたいの原因。
徹夜で研究する大学院生あるある⇒研究室に泊まる大学院生の心情をあるあるで表現してみた)
④ 進捗報告会で毎回ボコボコにされる
これはもう大学院生あるあるだと思うが、
教授に進捗報告会でボコボコにされるという地獄イベントが研究室にはある。
進捗報告会について簡単に説明すると、
定期的(月1、週1など)に自身の研究の進捗を報告する会。
もちろん、
成功した話をすることもあれば、失敗した話もある。
この辛さをちゃんと伝えることはできないと思うが、まあまあ辛かった、、
・苦笑いしかできないくらい研究が進んでいないときに、「笑ってる場合じゃないよ」と真顔で言われる
・研究が上手くいっていないときには、「このままだと修了できないよ?」と真顔で言われる
・就活で研究が進んでいないときは「就活を言い訳にするな」と真顔で言われる
・自分の発表を最後まで無言で訊いてから「今の発表で何を伝えたかった?」と真顔で言われる
などなどエピソードは無限あるくらいには普通に怖い真顔の会だったね、、 ハム太郎、、
大学院あるあるだと思うので、
多くは語らないですが、辛かった、、 よ、、
⑤ 修士論文発表の場でボコボコにされる
修士論文発表の場でボコボコにされたのも結構辛かった、、
僕がいた大学の場合、
あらかじめ何人かの教授(副査)に自身の修士論文を提出した上で、修士論文発表する。
発表20分、質疑応答20分だったのですが、この質疑応答の20分でボッコボコにされるんですね。
教授は皆ジャイアン。
質問自体はなんとかなったのですが、
最後の5分くらいでとある教授から「修士論文のダメだし」が始まった。
#なぜ
小さい指摘だと「図が大きい」、
大きい指摘だと「この説明が本当に正しいか?」など、普通のダメ出し、、
ちなみに、
このとき実は研究室の教授に修士論文の点検をしてもらってなかったんですね。
もちろん普通は他の教授に見せる前に自身の研究室の教授に点検してもらうよ。
でも、
僕自身がギリギリまで研究をしていて修士論文を書くことがかなり遅れていたこと
+僕の担当教授は多忙という理由で、
修士論文をしっかりと添削する時間もなく、他の教授にお見せする形になっちゃった。
そして死んだ、、
そんな発表会終わりに「本当に修了できるのか?」とめちゃくちゃ不安になりました、、
まあ結果的には、修了できたのでよかったですが、まあまあ辛かった思い出。
ちなみに、
辛かったなーという話をしたが、今思えばぶっちゃけ修士レベルであれば修士論文は出せればだいたいOK。
冷静な今なら心の底からそう思えます。詳しくはこちらの記事で→大学院修士課程を修了できないと悩んだ日々について書いたよ【基本大丈夫!】
まとめ
僕の大学院生時代の研究で辛かったエピソードを5つまとめてみた。
・成果なし、学会発表経験なしで国際学会発表に出る
・修士2年で大した研究成果がなく、追い込まれる
・スケジュールを間違えて3日間ほぼ徹夜
・進捗報告会で毎回ボコボコにされる
・修士論文発表の場でボコボコにされる
比較的ホワイト研究室に在籍していた自分ですら、そこそこ辛いことがあった、、
普通の研究室だともっと辛いことがあるかもね。
以上、
最後まで読んでいただきありがどうございます。
下記の記事では、大学院生にオススメの趣味について書いています。
よかったら読んでみて下さい。