大学院生の就活で事前に知っておけばよかったこと10選【駅弁大学院生の独り言】

大学院生

「大学院生の就活について」

こんなテーマで記事を書いていきます。



どうも、ついこの前修士課程を修了したばかりのただの一般男性です。



本記事では、コロナ始まりたての時期に就活を経験した元駅弁大学院生の就活体験談をまとめています。

その中でも、特に知っておけばよかったことを中心にまとめています。

アホ大学院生の独り言だと思って聞いてみてください。

・就活と研究の両立が超面倒くさい
・推薦応募で受ける人が半数以上
・学部生の頃の就活と大きくは変わらない
・インターン強すぎ
・インターンに行っても推薦使っても最終面接は落ちる
・研究の話は圧倒的な深掘りが大事
・研究以外の話もかなり聞かれる
・学会についてはあまり触れられない
・就活サイトの情報は思ったより役立つ
・どれだけ楽しく自分の話ができるかが重要

自己紹介
こんな大学院生でした。
・電気系を専攻
・就活時の学会経験は1度だけ
・優秀ではない
・夏も冬もインターンは1dayのみ
・10社くらいにエントリーシートを送る(3社落)
・第1希望か第2希望で揺れていた企業に受かったのでそこで就活終わり
・5社面接(1社内定、1社最終面接落、1社2次面接落、2社最終面接辞退


大学院生の就活で知っておけばよかったこと

元駅弁大学院生の僕自身の就活に関する「知っておけばよかったこと」を10個まとめてみました。

・就活と研究の両立が超面倒くさい
・推薦応募で受ける人が半数以上
・学部生の頃の就活と大きくは変わらない
・インターン強すぎ
・インターンに行っても推薦使っても最終面接は落ちる
・研究の話は圧倒的な深掘りが大事
・研究以外の話もかなり聞かれる
・学会についてはあまり触れられない
・就活サイトの情報は思ったより役立つ
・どれだけ楽しく自分の話ができるかが重要


それぞれ簡単に説明しますね。

① 就活と研究の両立が超面倒くさい

まず、就活と研究の両立が死ぬほど面倒くさかった、、



就活関係なく、進捗報告会や学会発表が襲ってくるんですね、、

「就活もやってるし仕方ないな」

なんて甘い言葉は教授の口から出てこないですよ。

もしそんな言葉がでてきたらホワイト オブ ホワイト研究室ですね、、



「就活を言い訳にしない」

こんな世界ですよ、、 研究室という場所は、、



とりあえず、就活は就活、研究は研究と割り切る研究室の方が多いと思うのでこの期間はかなり頑張る必要があります。

② 推薦応募で受ける人が半数以上

大学院生の就活は推薦をバンバン使いますよ。

特に、理系大学院生で大手日系企業に行きたい人はだいたい推薦ですね。



推薦は一部面接パス、早期内定、選考が有利になるなど良いことづくし。

そりゃみんな使いますよね。



ただ、僕は推薦は使わずに就活をやっていました。

これだ!という企業の推薦がなかったですし、即決定という制約が嫌だったので。

ちなみに、地方国立大学だと推薦ではないと絶対に受からないような企業もあるようです…



でも、とりあえず「推薦」という選択肢は確実に考えた方がいいですよ。

良さそうな会社の推薦があれば、これほど良いことはないですからね。

③ 学部生の頃の就活と大きくは変わらない

大学院生と大学生の就活に大きな違いはない気がします。


いや、研究職に就きやすい、研究の話を深掘りされるなど、厳密には同じではないですよ。

でも、だいたい同じ感じが少なくとも僕にはしました。

僕は学部生の頃にも、今後の経験のために少し就活をしていたんですね。

その頃の就活と比較して、結局だいたい同じルートだったような気がします。

ちなみに、学部生の頃にエントリーシートが受かったところも大学院生になると落ちたなんてこともありました。


裏では優遇されているかもしれませんが、基本的な就活スタイルは学部生の就活と大きな違いはありません。

学部生とも情報交換するのもアリだと思いますよ

④ インターン強すぎ

日系大手企業の場合、インターンに行くことでめちゃ優遇されます。

・2週間の長期インターン:いきなり最終面接(ほぼ内定の場合も)
・3日以下の短期インターン:早期選考、1次面接免除

3日以下の短期インターンですら、早期選考などのメリットがありましたね。



志望動機もインターンの話を絡めて楽に書くことができるんですよ!



あっちなみに、僕は長期インターンに行けなかったので悲しい思いをしていましたよ、、
#全落ち

ただ、1dayインターンはいくつか行って早期選考を受けることができました。


1dayインターンは実質会社説明会なので行き得。

就職したい企業の短期インターンにはせめて行っておくことをオススメします。


もはや優秀ではない学生がそこそこの大手企業に行きたければ、インターンに行くしかないのかなと思っています、、

⑤ インターンに行っても推薦使っても最終面接は落ちる

ここまで、「推薦」「インターン」は使った方が有利になるよ~という話をしましたが、

それでも面接に落ちちるときはしっかり落ちます。


僕自身、短期インターンに何度も行って、早期選考にのっていたのに最終面接で普通に落ちました。

僕の友人でも長期インターンに行った企業の最終面接で落ちていました。

優秀な学生さんならともかく、

有利だと思っていた状況でも、面接は落ちるので気を引き締めることをオススメします。

⑥ 研究の話は圧倒的な深掘りが大事

当たり前の話ですが、

大学院生の面接では、研究の話はかなり深掘りされます。


だいたい、3分~5分間で研究内容の簡単な説明をして、その後深掘りみたいな感じですね。

深掘りのときには大量の質問は飛んできますが、ここで質問に答えれないと落ちます。



そのため、研究背景、目的、上手くいっていること、上手くいっていないこと、考えていること、これからの展望などなど、自分の研究内容について何を聞かれてもOK状態にしておきましょう。

そして、文系の人にも伝わるように言語化することもマスト!

もちろん、研究内容だけではなく、その研究を進める上でのあなたの考え方などもしっかり聞かれますよ。

大学院生の面接では研究の話が最も興味深く聞かれます。

⑦ 研究以外の話もかなり聞かれる

ただね、「修士の面接は研究の話だけなのかな」と思ったらそんなことはない。


研究の話が最も重要視されるだけで、

当たり前のように研究以外で頑張ったことも聞かれます。

いわゆる「ガクチカ」ってやつ。


ここで、つまらない話をすると普通に落ちますね。

つまらないというか、研究以外の話もできないと落ちます。


逆に言えば、僕のような研究の話をしっかりできない系大学院生にとっては差をつけやすいポイントでもあります。


僕は、ブログ運営の話や研究室での合宿の話など少しだけ人と違う話をできたことで受かった面接がほとんどだと思います。

研究の話だけで受かる企業もあるのは確かですが、研究以外の話もしないと受からない企業もあります。

下記の記事では、ガクチカについて深掘りしています。
よかったら読んでみてください。

大学院生はガクチカで何話せばいいの?【正解なんてあるのか】

⑧ 学会についてはあまり触れられない

面接のときに、学会発表の話は賞でもとってない限りそこまで触れられないです。

なんなら、エントリーシートに学会発表経験や論文投稿を記入する欄がない場合もあります。



もちろん、エントリーシートに記入する欄があれば、裏ではめちゃくちゃ効いているかもしれませんが、、


ただ、面接の場において学会の話は自分からしない限り、話題にも挙がりませんのでアピールポイントにはならないようです。



僕自身、学会発表の話を面接の場でしたことは1度もないですね。

⑨ 就活サイトの情報は思ったより役立つ

「み○しゅう」とか「就○会議」の情報って実はかなり役に立ちます。

ああいうのって嘘ばかり乗っているかと思いきや、

・現在の選考状況
・面接で聞かれる質問
・選考で注意すること

などの情報は結構マッチしているのでかなり助かりました。



面接終わった後に見返すと、「同じ選考ルートやん」「同じこと面接で聞かれたわ」と感じましたね。


ただし、質問の答えをサイトの回答と似せると、つまらない発言になるし深掘りされて詰む未来になりますよ。

質問内容くらいを参考にして準備を進めることをオススメします。

⑩ どれだけ楽しく自分の話ができるかが重要

面接って、「すごいエピソードをたくさん語れる人が強い」かと思いがちかもしれませんが、

意外と「どんな話でも楽しそうに話すことはできる人」も強いです。


大手企業に自由応募で受かった友人も、「楽しそうに話すことを意識している」と言っていました。

僕もなんとなく笑顔で話すこと、楽しく話すことを意識することで面接に受かりやすくなったと少し感じています。



もちろん話す内容が最低限の合格点あるという前提にはなりますが、

やっぱり面接する人もあくまで「人間」なので、そりゃ人当たりの良さそうな人を合格させたくなるんですよね。

服を着た上でとにかく明るい安村でいきましょう!

まとめ

本記事では、コロナ始まりたての時期に就活だった元駅弁大学院生の就活体験談をまとめています。

・就活と研究の両立が超面倒くさい
・推薦応募で受ける人が半数以上
・学部生の頃の就活と大きくは変わらない
・インターン強すぎ
・インターンに行っても推薦使っても最終面接は落ちる
・研究の話は圧倒的な深掘りが大事
・研究以外の話もかなり聞かれる
・学会についてはあまり触れられない
・就活サイトの情報は思ったより役立つ
・どれだけ楽しく自分の話ができるかが重要


これから就活が始まる人は頑張ってください!
応援しています。


以上。

最後まで読んで頂きありがとうございます。


下記の記事では元駅弁大学院生の大学院生活をまとめています。
よかったら読んでみてください。

電気電子系の大学院生の生活を紹介!【意外と楽?】