「頭の悪い人でも大学院って修了できるの?」
「頭の悪い大学院生なんているの?」
このような、疑問を持つ方のための記事を書きました。
どうも、昨年無事に修士課程を修了することができた一般男性のぴろ(@sato0000006)です。
「頭の悪い大学院生」は確実に存在します。
というのも、去年の僕がこの典型的な例だったから。
馬鹿な僕が修了できたことが良い例。
この記事では、
頭の悪い大学院生が修了できてしまう理由を「頭の悪い大学院生の特徴」を紹介していきながら解説していきたいと思います。
(この文章自体が頭が悪い感じがしますね…笑)
・推薦で入学
・論文を読まない
・量でカバーしようとする
・進捗報告が毎回辛い
・ちょっとの成果でなんとか学会発表をする
・低レベルでも修士論文が書けてしまう
この6つの特徴について書いていきます。
ブログ運営を2年くらいしています
それなりの失敗を積み重ねて生きています笑
目次
頭の悪い大学院生の特徴

冒頭でも書きましたが、
頭の悪い大学院生でも修了できてしまう理由についてまとめてみました。
頭の悪い大学院生の特徴を基に説明していきますね。
・推薦で入学
・論文を読まない
・量でカバーしようとする
・進捗報告が毎回辛い
・ちょっとの成果でなんとか学会発表をする
・低レベルでも修士論文が書けてしまう
では、それぞれの特徴について簡単に紹介していきます。
特徴① 推薦で入学
まず、頭の悪い大学院生は大学院には推薦で進んでいます。
(僕もそうでした)
正直、
推薦をもらえずに院試だけで合否を判断されていたら、僕は大学院に進学できていなかった可能生もあります。
院試だけの結果だけで判断されたらもう絶望です…
ちなみに、
僕のいた大学では内部進学の推薦は面接で研究計画をちゃんと発表できれば、まず落ちないと言われていました。
だからこそ、
内部進学で推薦を頂ければ、そこそこ準備をすればバカでも受かります。
あっ、ちなみに、
「推薦を貰える=頭が良い」わけではないです。
推薦は成績上位(上位何%かは忘れました)の人が貰うことができますが、
僕の場合、過去問の暗記でGPAを上げてきた人間です。
レポートも友人と協力して作り上げたものばかりです…
普通に試験を受けてきたらGPAは無惨な数字だと思います。
バカでも推薦を貰うことができた結果、大学院に進学することができてしまうのです。
特徴② 論文を読まない
大学院に進んだ後、頭の悪い人はなかなか論文を読みません。
(これも僕ですね。)
大学院1年の頃はほとんど論文を読みませんでした。
論文を読んで研究を進めるというより、独自のアイディアやない知識を使って進めていました。
ちなみに、
僕は電気電子を専攻していて、とある課題を解決する新しい回路を設計する必要がありました。
もちろん、論文も全然読んでいなかったため成果なんて出ません笑
僕の場合は、そんなこんなで修士2年の5月くらいまで修士論文に書けるような結果もアイディアもありませんでした。
そこから教授に、
「修了させないよ?」と圧をかけられ、少しずつ論文を読み始めました。
そこから、
研究のアプローチ法がわかってきてなんとか修士論文に書けるような内容の研究になりました。
もちろん、レベルはかなり低いですが笑。
こんな感じで、頭の悪い人は論文などの文献をなかなか読みません。
特徴③ 量でカバーしようとする
頭の悪い人は量でカバーしようとします。
・効率の悪い方法で進める
・深く考えずに進めた結果、後戻りが発生する
・何度も同じ評価をしてしまう
・理解するまでに時間がかかる
このように頭が悪いので、とにかく量で頑張ろうとします。
その結果、
夜遅くまで研究をして、頭も回っていない中で研究を頑張ります。
頭が回っていない以上、さらに効率が悪いです。
でも、
量はこなしているので、なんとか進捗を作ることができてしまうんですよね。
しかし、頭の良い人が1の労力でたどり着けるポイントに僕たちは10使ってしまいます。
ちなみに、僕の同期はかなり優秀で学会で何度も賞を貰っていました。
彼も夜遅くまで頑張っていましたが、そこには確実に「質」がありました。
くれぐれも、「量をこなす人の全員が頭が悪い」という間違った解釈をしないでください。
特徴④ 進捗報告が毎回辛い

この特徴④に関しては思い出話です。
僕の研究室では、
月に1度研究室のメンバーに自分の進捗を報告する会があります。
「ゼミ」や「進捗報告会」と呼ばれていました。
頭の悪い僕は説明も下手でした。
毎月のように、
「君の言っていることはわからない」
「何も伝わっていないよ」
「それ意味あるの?」
などの辛辣な言葉を浴びて、地獄ような会でした。
でも、優秀な同期は、全然怒られないんですよね…
頭の悪い人は説明するのも下手。
特徴⑤ ちょっとの成果でなんとか学会発表をする
頭の悪い人はちょっとした成果でしか学会発表をすることができません。
たいした研究成果を持っていないからです。
僕の大学では、
「学会発表を最低でも1回しないと修了できない」という決まりがありました。
(実際には修了要件にそんな条件の記載がなかったため、暗黙の了解なだけかもしれないが)
で、僕自身も学会発表をしました。
もちろん、成果なんてなかったためほぼ成果無しで発表しました。
ちなみに、下記の記事ではそのときのエピソードを紹介しています。
良かったら読んでみてください。
英語力なし&研究成果弱いヘボ大学院生が海外で学会発表をした話
成果がほとんどなくても学会発表をすることは可能です。
結果、頭の悪い大学院生でも学会発表をすることが可能なんですよね。
特徴⑥ 低レベルでも修士論文が書けてしまう

頭の悪い大学院生が修了できてしまう最後の理由について書きます。
低レベルでも修士論文を書き上げることができるから。
持ち前の質のない「量」でカバーして、修士論文を書き上げます。
・修士論文を書き終わっている
・修士論文発表を行っている
・進捗報告を月に1回行っている
このような生徒を修了させない教授はまずいません。
例え、修士論文のレベルが低かったとしてもです。
こんな感じで、頭の悪い大学院生が修了できてしまうんですよね
ちなみに、修士を修了できない問題に関しては下記の記事で僕の意見を書いています。
よかったら読んでみてください。
大学院修士課程を修了できないと悩んだ日々について書いたよ【基本大丈夫!】
まとめ
この記事では「頭の悪い大学院生」の特徴について書きました。
・推薦で入学
・論文を読まない
・量でカバーしようとする
・進捗報告が毎回辛い
・ちょっとの成果でなんとか学会発表をする
・低レベルでも修士論文が書けてしまう
まあこのように頭が悪くても修士課程なら修了できてしまいます。
ちなみに、社会人になってから周りが優秀すぎてびびっています笑
また、頭の悪い大学院生もいますが、もちろん頭の良い大学院生もたくさんいますよ。
そんな人たちは「量」と「質」を掛け合わせているのでもう僕らバカには勝てません笑
以上。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
下記の記事では、僕の大学院生時代の生活について書いてみました。
よかったら読んでみてください。