・頭の悪い人でも大学院って修了できるの?
・頭の悪い大学院生っているの?
このような疑問を持つ方のための記事を書きました。
「頭の悪い大学院生」は確実に存在します。
というのも去年の僕がこの典型的な例だったからです。
どうも、昨年無事に修士課程を修了することができた一般男性です。
言われたことがなかなか理解できない、知識がない、たいした研究をしていないなど色々頭の悪い特徴があるかと思います。
お世辞にも僕の大学院生時代は頭の良い大学院生ではなかったです。
この記事では、頭の悪い大学院生が修了できてしまう理由を「頭の悪い大学院生の特徴」を紹介していきながら解説していきたいと思います。
(この文章自体が頭が悪い感じがしますね…)
・推薦で入学
・論文を読まない
・量でカバーしようとする
・進捗報告が毎回辛い
・ちょっとの成果でなんとか学会発表をする
・低レベルでも修士論文が書けてしまう
の6つの特徴について書いていきます。
ちなみに、自分が修士課程までしか経験していないため修士課程までの話となっています。
ブログ運営を2年くらいしています
それなりの失敗を積み重ねて生きています笑
目次
頭の悪い大学院生の特徴

冒頭でも書きましたが、頭の悪い大学院生でも修了できてしまう理由について書いていきます。
・推薦で入学
・論文を読まない
・量でカバーしようとする
・進捗報告が毎回辛い
・ちょっとの成果でなんとか学会発表をする
・低レベルでも修士論文が書けてしまう
それぞれの特徴について簡単に紹介していきますね。
特徴① 推薦で入学
まず、頭の悪い大学院生(僕)は大学院には推薦で進んでいます。
正直、推薦をもらえずに院試だけで合否を判断されていたら、僕は大学院に進学できていなかったと思います。
院試だけの結果だけで判断されたらもう絶望です…
ちなみに、僕のいた大学では内部進学の推薦は面接で研究計画をちゃんと発表できれば、まず落ちないと言われていました。
だから、内部進学で推薦を頂ければ、そこそこ準備をすればバカでも受かります。
あっ、「推薦」を貰える=頭が良いわけではないです。
推薦は成績上位(上位何%かは忘れました)の方が貰うことができますが、僕の場合、過去問の暗記でGPAを上げてきた人間です。
レポートも友人と協力して作り上げたものばかりです…
普通に試験を受けてきたらGPAは1台でしょう。
バカでも推薦を貰うことができた結果、大学院に進学することができてしまうのです。
特徴② 論文を読まない
大学院に進んだ後、頭の悪い人はなかなか論文を読みません。
大学院1年の頃の僕ですね。
大学院1年の頃はほとんど論文を読みませんでした。
自分の研究も、論文を読んで進めるというより、独自のアイディアやない知識を使って進めていました。
ちなみに、僕は電気電子を専攻していて、とある課題を解決する新しい回路を設計する必要がありました。
もちろん、論文も全然読んでいなかったため成果なんて出ません笑
僕の場合はそんなこんなで修士2年の5月くらいまで修士論文に書けるような結果もアイディアもありませんでした。
そこから教授に「修了させないよ?」と圧をかけられ少しずつ論文を読み始めました。
アプローチ法がわかってきてなんとか修士論文に書けるような内容の研究になりました。
もちろん、レベルはかなり低い。
こんな感じで、頭の悪い人はなかなか論文などの文献をなかなか読みません。
特徴③ 量でカバーしようとする
頭の悪い人は量でカバーしようとします。
・効率の悪い方法で進める
・深く考えずに進めた結果、後戻りが発生する
・何度も同じ評価をしてしまう
・理解するまでに時間がかかる
など理由はたくさんありますが、頭が悪いのでとにかく量で頑張ろうとします。
その結果夜遅くまで研究をし、頭も回っていない中で研究を頑張ります。
頭が回っていない以上、さらに効率が悪いです。
でも、量はこなしているのでなんとか進捗を作ることができてしまうんですよね。
ただ、頭の良い人が1でたどり着けるポイントに僕たちは10使ってしまいます。
ちなみに、僕の同期はかなり優秀で学会で何度も賞を貰っていました。
彼も夜遅くまで頑張っていましたが、そこには確実に「質」がありました。
くれぐれも量をこなす人の全員が頭が悪いという間違った解釈をしないでください。
特徴④ 進捗報告が毎回辛い

特徴④に関しては思い出話です。
僕の研究室は月に1度研究室のメンバーに自分の進捗を報告する会があります。
「ゼミ」や「進捗報告会」と呼ばれていました。
頭の悪い僕は説明も下手でした。
毎月のように、
「君の言っていることはわからない」
「何も伝わっていないよ」
「それ意味あるの?」
などの辛辣な言葉を浴びて、地獄ような会でした。
でも、優秀な同期は全然怒られないんですよね…
頭の悪い人は説明するのも下手。
特徴⑤ ちょっとの成果でなんとか学会発表をする
頭の悪い人はちょっとした成果でしか学会発表をすることができません。
たいした研究成果をもっていなかったからです。
今となってはわかりませんが、僕の大学では学会発表を最低でも1回しないと修了できない」という決まりがありました。
(実際には修了要件にそんなことは記載がなかったため、暗黙の了解なだけかもしれないが)
で、僕自身も学会発表をしました。
もちろん、成果なんてなかったためほぼ無しで発表しました。
ちなみに、下記の記事ではそのときのエピソードを紹介しています。
良かったら読んでみてください。
英語力なし&研究成果弱いヘボ大学院生が海外で学会発表をした話
成果がほとんどなくても学会発表をすることは可能です。
結果、頭の悪い大学院生でも学会発表をすることが可能なんですよね。
特徴⑥ 低レベルでも修士論文が書けてしまう

最後に頭の悪い大学院生が修了できてしまう理由について書きます。
低レベルでも修士論文を書き上げるからです。
持ち前の質のない「量」でカバーして、修士論文を書き上げます。
・修士論文を書き終わっている
・修士論文発表を行っている
・進捗報告を月に1回行っている
のような生徒を修了させない教授はまずいません。
例え、修士論文のレベルが低かったとしてもです。
こんな感じで頭の悪い大学院生が修了できてしまうんですよね
修士を修了できない問題に関しては下記の記事で僕の意見を書いています。
よかったら読んでみてください。
大学院修士課程を修了できないと悩んだ日々について書いたよ【基本大丈夫!】
まとめ
この記事では「頭の悪い大学院生」の特徴について書きました。
・推薦で入学
・論文を読まない
・量でカバーしようとする
・進捗報告が毎回辛い
・ちょっとの成果でなんとか学会発表をする
・低レベルでも修士論文が書けてしまう
まあこのように頭が悪くても修士課程なら修了できてしまいます。
ちなみに社会人になり、周りが優秀すぎてびびっています笑
あと、頭の悪い大学院生もいますが、
もちろん頭の良い大学院生もたくさんいますよ。
そんな人たちは「量」と「質」を掛け合わせているのでもう勝てません笑
最後まで読んで頂きありがとうございます。
下記の記事では、僕の大学院生時代の生活について書いてみました。
よかったら読んでみてください。