大学院生はアルバイトと研究を両立できる?【難しいよね】

大学院生

大学院生とアルバイトの相性は、めちゃくちゃ悪い。

・大学院は最後の大学生活だから
・お金はなんとかなるから
・研究には時間がかかるから
・遊ぶ時間がなくなるから


こんなテーマについて書いていく。
大学院生のアルバイト事情に興味のある人は、読んでみて。

自己紹介
3年前まで大学院生だった一般男性。
そこそこの頑張りで快適に暮らせるように日々考えています。
学生時代の誇れることは飲食店で約6年間バイトを続けたことだけ。


大学院生活とバイトの両立は可能



まずぶっちゃけ、大学院生活とアルバイトの両立は可能。

朝8時から夜22時まで毎日研究するくらい忙しいなら話は別だけど、
「平日はコアタイムがある程度決まっていて、土日は自由」
こんな研究スケジュールなら、平日の夜や土日にバイトできるよねー

僕の場合、学会前など忙しくない限り、週2〜3はバイトできる時間があったかな。



結論、大学院生でもバイトは可能。

大学院生にアルバイトはオススメできない

と言いつつ、、ぶっちゃけ、、

「大学院生にアルバイトはオススメできない」

時間的には週2〜3のバイトは可能だけど、やっぱり相性が悪いんですよね、、

理由は以下の4つ。

・大学院は最後の大学生活だから
・お金はなんとかなるから
・研究には時間がかかるから
・遊ぶ時間がなくなるから

それぞれ補足させてください。

理由① 大学院は最後の大学生活だから



大学院生にとって、今この瞬間は最後の学生生活。
ここを出たらどうせ働き始めるのに、学生生活をアルバイトに費やすのはもったいなくない??



あっちなみに、博士課程に進学しない研究嫌いに向けて話しています!!

将来、お金はある程度稼げるけど、時間は稼げないんですよ。
アルバイトを手放すだけで、

・研究の時間
・趣味の時間
・遊ぶ時間
・人と会う時間

これらの時間が自動的に増えるじゃないですか。

時間は貯金できないから、今しかできないことに使った方が絶対いい。

理由② お金はなんとかなるから

大学院生の頃、貯金なんてほぼなかった。
口座に3桁しか入ってないことも普通にあった記憶がある笑



それでも、人並みに遊んでいたし、3食食べていけてた。



・仕送り
・アルバイト
・ブログ運営

僕の場合、こんな感じの収入源で生きていたんですけど。

正直、仕送りがある程度もらえていたら、お金はなんとかなる。
働き始めたらその分を何倍かにして返せばよくない??

今は時間を大事にして、将来そこそこ稼げるようになって返すのは超効率的かなーと思ったりする。



また、大学ごとに授業料免除の制度もある。
僕の友人もそれで生計はなんとかなっていた。

理由③ 研究には時間がかかるから



研究には時間がかかる。
アルバイトという作業は、僕たちの研究をかなり邪魔してくるんですね。

修士課程ですら、何かしら成果を出さないと修了できない可能性がある。



僕もそこそこの時間を使って、今の研究分野に関して新しい提案を考案し、修士論文までもっていけた。



まあ、能力の高い人なら余裕で修了できると思うけど、
現時点で成果が怪しいなら、アルバイトに時間を使うのはもったいないよねー

アルバイトは、研究という繊細な作業にとってはノイズになりやすい。

理由④ 遊ぶ時間がなくなるから

アルバイトを頑張っていると、遊ぶ時間がなくなる、、
それって普通に苦しくない?

平日の8時〜18時がコアタイムだとして、土日はバイト。

よくよく考えるとこの生活って、平日働いている社会人が土日に副業してるのと同じくらいの行動力では??

「研究もアルバイトも楽しいから苦じゃない!」
こんな考えなら問題ないけど、どちらもそこそこ大変だと思っているなら、重なることでストレスが溜まりまくって、辛い生活になるよ、、

大学院生のお金の集め方

ここまで読んでくれた人は、
「じゃあどうやって生活すんねん」って思ってるかもしれない。



ということで、僕が大学院生の頃に使ってた&使えそうなお金の集め方を紹介します。
※あくまで独断と偏見です。参考程度にどうぞ。

・アルバイト
・仕送り
・授業料免除に関する制度
・モノを売る
・アルバイト以外の稼ぎ
・倹約

全部当たり前の話のように聞こえるかもしれないが、当たり前の中にこそ良い解決策はあったりする。

だから当たり前になるんだよね。



ということで、それぞれ補足させてください。

① アルバイト



さっき「オススメしない」って言ったけど、
それでもお金がないと困る人もいるはず。

もしバイトするなら、こんな条件があると楽。

・研究が苦しくならないシフト量で許される
・シフトの融通がきく
・覚えることが少ない

つまり、「気楽にできるバイト」が最強。

僕は大学院後半は週1でバイトしてた。
週1なら研究も遊びも邪魔されないし、学会前は休めるし、ちょうどよかったんですよねー

② 仕送り

親頼り。

はい、正直に言います。

でも、働き始めたらちゃんと返すつもりだったし、
「今は時間を買ってる」と思えば、罪悪感も少し減ったような、、(気がする)

院卒ならそこそこ給料もらえるし、
「今は借りて、後で返す」ってスタイルもアリだと思ってて。

親に「投資だと思って!」って言ってみるのも手。

③ 授業料免除に関する制度

大学によっては授業料免除の制度がある。

・成績が良い人向け
・経済的に厳しい人向け
・研究計画+面接で選ばれるタイプ

いろんな制度があるので、自分の大学の制度を調べてみて。

④ モノを売る



家の中の不要なモノ、意外とお金になるんですよねー

修士課程終わったら引っ越す人も多いし、その前にいらないモノは減らしておくとラクだよ。

僕の場合、メルカリやブックオフで本・服・家具を売って、数万円になった。
「これ、誰が買うん?」って思ってたモノが売れたりするから面白いんですね。




下記の記事ではモノを売ることについて書いています。
よかったら読んでみてください。

モノを減らした後は売る!【売りたいなら特徴を知らないと損をする】

⑤ アルバイト以外の稼ぎ



アルバイト以外の稼ぎもいいっすね。

例えば、このブログ運営。広告貼ってちょっと収益が出ることもある。

アルバイトと違って、自分の好きなことを発信するだけなので、趣味の延長でできるのがいいところ。



ただし、収益化までに時間がかかるので、
「生活費の一部になったらラッキー」くらいの気持ちで始めるのがよさそう。

あと、のめりこみすぎて研究できなくなるのには注意だけど!

怪しい副業には絶対に手を出さないように。
「楽して稼げる」は、だいたい罠。

⑥ 倹約

節約って、地味だけど最強。

・1万円稼ぐ
・1万円節約する

どっちも「1万円得した」ってことに変わりはないよね。

しかも節約なら、時間を使わずに済む。
つまり、時間もお金も守れると。

家賃・食費・服・飲み会など、見直せば減らせる出費は意外と多いからね。
「節約はケチじゃない、戦略だ」と思えばちょっと楽しくなるよ。

まとめ

この記事では、大学院生活とアルバイトの両立について話した。

こんな理由から相性は良くないよねとは思う。

・大学院は最後の大学生活だから
・お金はなんとかなるから
・研究には時間がかかるから
・遊ぶ時間がなくなるから


以上。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

下記の記事では元駅弁大学院生の大学院生活をまとめています。
よかったら読んでみてください。

電気電子系の大学院生の生活を紹介!【意外と楽?】