大学院なんて修了してしまえばデメリットなんてなくなるよ【大学院進学のメリット・デメリット】

大学院生

大学院に進学するメリット・デメリットについて

修士課程2年を終えて、少し振り返ってみた。



【メリット】

・学生生活の期間が増える
・人生の中で研究を経験できる
・追い込まれる経験ができる
・大勢の前で発表の経験ができる
・就職活動が有利


【デメリット】

・お金がかかる
・社会に出るのが遅れる
・合わない研究室に入ると地獄



こんなテーマについて話していく。

大学院生活について興味のある人は読んでみて。

自己紹介
社会人1年目です。
電気電子を専攻していましたが、正直そこまで興味無いです
ブログ運営が趣味で、自分の体験をあれこれ書いています



大学院に進学するメリット



修士課程2年を終えて、大学院に進学したメリット、デメリットを振り返ってみた。



個人的には進学した意味はあったのかなーと思えている。

メリットについてはこんな感じ。

・学生生活の期間が増える
・研究を経験できる
・追い込まれる経験ができる
・大勢の前で発表の経験ができる
・就職活動が有利



研究はそこまで好きではなかったのだが、こんなメリットはあるよねーと思う。

それぞれ補足させてください。

メリット① 学生生活の期間が増える



まず、大学院に進学することで、学生生活の期間が増える。



学生生活ってぶっちゃけ神でしょ。

・自由に休むことができる
・友人と気軽に遊びにいける


僕の研究室では一応9時から17時までコアタイムでしたが、まあいなくても怒られるわけではなかった。

進捗次第がそこそこ出ていれば、別に研究室に居なくてもいいみたいな感じではあった。

確実に社会人よりは自由な生活をしていたと思える。

なので、

こうやって気軽にブログ運営を始めることもできたし、趣味のリフティング、平日に友人と旅行などもできた。

人生の夏休みが2年延長されるのは大きいよねー

メリット② 研究を経験できる



大学院に進学することで、研究の経験ができることも大きいよねー



研究から学べることってそこそこある。



ぶっちゃけ僕はそこまで研究を頑張ったわけではない。

それでも研究分野に関する知識だけではなく、アイディアの出し方、問題の解決方法など振り返ると色んなことを学べたなと思える。

研究職にでもつかない限り、社会人で研究する機会ってなかなか無いと思うんですよね。

「1つのテーマについて徹底的に調べて、問題の解決案を考え、試行錯誤して、発表する」

こんな経験なかなかできないのかなーと思う。

研究の経験ができたことも大きなメリットかなと思う。

メリット③ 追い込まれる経験ができる



「追い込まれる経験ができる」

抽象的に書いたが、これも重要かなと思った。

理系大学生って体育会系の部活に所属していない限り、人生で追い込まれたことが無い人が多いのかなと思う。

僕もそんな理系大学生の1人だった。

「家には数時間寝るためだけに帰る日々」「成果が出なくて修了できるかで悩む日々」「進捗報告会で怒られまくる」

などなど、大学院生活ではそこそこ追い込まれた、、

受験とは違った角度で、人生の中では最も追い込まれたなと感じている。

まあ、

「社会人になったらもっと追い込まれることもあるのでその前哨戦ができるよ」くらいのメリットかなー

メリット④ 大勢の前で発表の経験ができる



大学院に進学することで、大勢の前で発表できる。

主に、

「学会発表」「修士論文発表」など。

たぶん社会人になっても、何十人の前で話すことなんてそうそうないと思う。

国際学会発表なんて英語で説明し、英語で質疑応答の対応をする。

なかなかできる経験では無いと思う。



別に発表スキルが上がったわけでも、度胸がついたわけでもないが、

まあ修士で学会発表何度か経験しているしなーくらいの思考ができるようになった。

下記の記事では、僕が初めての学会で海外に行くことになった話を書いています。

よかったら読んでみてください。

英語力なし&研究成果弱いヘボ大学院生が海外で学会発表をした話

メリット⑤ 就職活動が有利

これまで抽象的な利点ばかりだったが、

大学院に進学する最も大きなメリットは就職が有利になることかなー



推薦で大手企業に就職しやすくなる。

まあ推薦無くても、面接は受かりやすい傾向にあると思う。



企業によってはメーカーの開発職/研究職は大学院卒しか採用されないなんてこともあるくらい。



大学院進学はわかりやすく就職活動において利がでる。

大学院に進学するデメリット



次に、大学院に進学するデメリットについて振り返る。

こんな馬鹿な僕にも「大学院修了」の肩書きがもらえたので、デメリットについてはそこまで気にならない。



強いて言うならこの3つかなー

・お金がかかる
・社会に出るのが遅れる
・合わない研究室に入ると地獄

それぞれ補足させてください。

デメリット① お金がかかる



当然ですが、大学院への進学にはお金がかかる。

学費や生活費など。

だいたい生活費も合わせると200万~300万円くらい必要になる。

(国立大学院の入学費:約28万円、授業料:約53万円/年)



優秀な学生であれば、返済不要の奨学金でまかなえるが、

そうではない学生の方が多いはず。



もちろん、優秀ではない僕は親に頼み込んで学費はなんとかしてもらった。

生活費は週2のアルバイトでそこそこの貧乏生活をしていた、、

デメリット② 社会に出るのが遅れる

2年分、同い年に比べて社会に出るのが遅れるのも大学院進学のデメリットかなと思う。

学部卒の友人たちが金を気にせず遊んでる中、自分がお金を気にしてるのが辛い。

そんなときは奢ってもらおう。

お金がなくて困っているアピールをすれば、ちょっとくらい出してもらえますよ笑



社会に出ることが遅れることも大学院進学のプチデメリット。

デメリット③ 合わない研究室に入ると地獄

自分に合わない研究室に入ると地獄。

これは結構なデメリットかと思ってて。

好きな研究であれば、研究室がブラック環境でも2年程度ならなんとか耐えられると思う。

でも、そこまで好きでもない研究で過酷な研究室生活は間違いなくキツい。

自分に合わない研究室で、ボコボコにされて、研究も嫌いになったら最悪。

2年って短いようでかなり長いので、研究室選びは重要。

まとめ

この記事では、大学院に進学することのメリット・デメリットを整理してみた。


【メリット】

・学生生活の期間が増える
・人生の中で研究を経験できる
・追い込まれる経験ができる
・大勢の前で発表の経験ができる
・就職活動が有利


【デメリット】

・お金がかかる
・社会に出るのが遅れる
・合わない研究室に入ると地獄



もちろん、独断と偏見による話。



以上。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

下記の記事では、大学院生が研究に向いていないと思うことは当たり前だよねという話をしています。
よかったら読んでみてください。

大学院生が研究に向いていないと思うのは当たり前だと思う話