この記事では、
「無能な大学院生が修了まで頑張れた要因」
について書きます。
どうも、ついこの前修了したばかりの一般男性です。
もちろん、博士を戦えるほど頭は良くないので修士課程で学生生活は終わらせています笑
修士2年の途中まで「このままいくとヤバい気がする」と教授に言われるくらいには研究成果がなかったり、月1の進捗報告会で毎回何かしらで怒られるくらいには自分をヘボ大学院生だと自覚しています。
この記事では、同じように自分が無能だと感じている方に向けて、
「無能な大学院生が修了まで頑張れた要因」
について書きます。
・誰かに頼る
・自分の頭で考えまくる
・自分の無能さを自覚する
こんな感じでできる人からすると当たり前のことしか書いていないと思うので、
そこだけ注意してください笑
ブログ運営を1年半くらいしています
それなりの失敗を積み重ねて生きています笑
無能な大学院生が走りきるコツ

さっそく、僕の経験を交えて無能な大学院生が修了まで頑張るコツを書きたいと思います。
僕の個人的な感想なんですけど、修士課程くらいならそこそこ頑張ればだいたい修了することはできます。
有能な人も無能な人もそこに関してはあまり変わらないのかなと思っちゃいます。
ただ、それでもそこそこの頑張りをしないと研究が何も進まない地獄みたいな修士生活になります。
それを踏まえて、研究生活を苦しくないようにするためのコツだと思ってください。
たくさん書いてもあまり伝わらないと思うので、重要だなと感じたことを4つに絞りました。
・誰かに頼る
・自分の頭で考えまくる
・自分の無能さを自覚する
それぞれ簡単に紹介していきますね。
① 研究室に毎日朝に行く
最低限、週5日研究室に行ってみてください。
そして、必ず朝に行くようにしてみてください。
これだけは徹底するといいですよ。
このような理由があります。
・研究室にいる時間が勝手に増えるから
・教授に良い印象を持たれるから
まず、人間は起きてからすぐの方は力を発揮できます。
夜に2時間かかることも朝なら1時間程度できることなんて当たり前のようにありました。
まったく同じ作業を朝と夜でしてみてください。
ホントにわかりやすくビックリすると思いますよ。
あと、研究室にいる時間が勝手に増えます。
これ不思議なんですけど、
朝7時から研究室にいるとだいたい17時まで研究室にいるんですよ。
で、昼の12時から来るとだたい19時くらいには帰っちゃう。
研究室に来る時間が違うだけで研究室にいる時間が全然違ったんですよね。
質×量×運で物事がうまくいくか決まると思いますが、僕らのような無能なら量は必須ですよ。
あと、教授に良い印象を持たれるのも高ポイント。
朝来るだけで頑張ってると勝手に思われます笑
でも、頑張りすぎても病んじゃうので適度な脳のリフレッシュは必要ですよ。
下記の記事では、大学院生が土日に何をするべきかについて書きました。
よかったら読んでみてください。
② 誰かに頼る

基本的に自分のことをヘボ大学院生だと思っているなら、誰かに頼った方がいいですよ。
研究でわからないことは教授に質問するみたいな。
僕は学生時代になぜか教授とは月1の進捗報告会でしかアドバイスをもらいませんでした。
でも、その進捗報告会では何かしらのアドバイスを貰ったときは、研究が前に進むんですよね。
ちなみに、僕の場合は教授ではなく、電気系の研究室で回路に関してわからないことは同期や先輩にめちゃくちゃ聞いてました笑
誰かに頼るということは研究を前に進めるためにも重要ですよ。
③ 自分の頭で考えまくる

「考えまくる」のはかなり重要です。
僕は電気系の研究室であるテーマに対して「従来よりも性能が良い新しい回路構成」を設計することがゴールでした。
正直言って、先人たちが作ってきた回路構成よりも良いものを作るって、僕みたいなおバカ大学院生には厳しかったです…
修士2年の途中までほぼアイディアがなく、結構危ない状況でした。
さすがにヤバいと思って、論文読む量増やすなど色々なことはしましたが、
「自分で考えまくる」ことをとにかくしてました。
修士1年まではなんとなく「こうすればうまくいくんじゃね?」「なんでうまくいかんのかわからん」みたいな感じで深く考えていなかったですよね。
そして、考えまくって、手を動かした結果、なんとか形にはなりました。
PDCAを回せとよく言いますが、このPDCAの中で考えまくるという行為はかなり大事だと実感しています
④ 自分の無能さを自覚する
自分の無能さを自覚することも重要ですよ。
変なプライドを持っていると、
「人に聞くこと」や「アドバイスを受け入れる」
こともできなくなります。
何の研究成果もないなら、まずは自分の無能さを自覚することをオススメします。
僕も心のどこかでは「自分はやればできるんだ」と思っていました。
でも、今では「自分は人よりもできないから、人より頑張らなくちゃ」と思えます。
気持ち的にはこっちの方がホントに楽ですよ。
ポジティブな意味でも無能さを自覚することは大事。
まとめ
この記事では、無能な大学院生が研究を前に進めることについて書きました。
・誰かに頼る
・自分の頭で考えまくる
・自分の無能さを自覚する
研究室内で自分が無能だと少しでも自覚があるなら、上記のことを少し意識してみてもいいかもです。
全部、普通の人からすると当たり前かもしれないですが、結構重要ですよ。
僕の場合は少しうまくいきました。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
下記の記事では、研究成果が特にない+学会発表未経験の僕が海外の学会発表に行ったときの話について書いています。
よかったら読んでみてください。