「大学院生がするべき勉強」
こんなテーマで記事を書いていきます。
どうも、昨年度修士課程を修了した一般男性です。
「大学院生でもっと勉強しておけばよかった…」
大学院生活を振り返って思う僕の後悔です。
大学院生って勉強する環境がかなり整っているんですよね。
この記事では、そんな大学院生で勉強しておけばよかったことを紹介しています。
② 英語
③ プログラミング・Excel
④ アウトプットの方法
⑤ 問題に対する解決方法
2,3分くらいで読める内容となっています。
よかったら読み進めてみてください。
ブログ運営を2年くらいしています
それなりの失敗を積み重ねて生きています笑
目次
大学院生は勉強する環境が整っている
個人的な感覚だと、大学院生って勉強する環境が整っているんですよ
理由は3つです。
・時間があるから
大学院生って様々な文献読み放題なんですよ。
大学の図書館や研究室は様々な本が集まってるし、論文なんかも読めちゃう。
これはかなり大きいんですよね。
社会人になるとこの恩恵は受けれません。
あと、大学院生って割と時間があると思うんですよね。
少なくとも僕の所属していた研究室は平日に7時間ほどちゃんと研究してれば、修了はできました。(修士課程の話です)
僕の場合は非効率なやり方で朝から晩まで研究することもありましたが…
普通にやっていれば、残業のない社会人くらいは時間があるはずです。
劇的に忙しい研究室や良い研究成果を出したい人にとっては時間はないかもですが、それ以外の大学院生にとっては割と時間はあると思います。
だから、大学院生は勉強する環境は整っていると僕は思っています。
大学院生で勉強しておけばよかったこと
では、本題の「大学院生で勉強しておけばよかったこと」について書いていきます。
具体的にはこの5つです。
② 英語
③ プログラミング・Excel
④ アウトプットの方法
⑤ 問題に対する解決方法
それぞれ簡単に説明していきます。
① 自分の研究分野
まずは、自分の研究分野についてもっと勉強しておけばよかったと後悔しています。
理由は2つあります。
・社会人になっても使うから
研究に関する知識があるとないとでは研究の進み具合が全然違うんですね。
僕は電気系で回路について研究していました。
自分が研究で扱ってる回路については研究を進める課程で自然と勉強していましたが、
一般的な回路構成や部品の役割など基礎的なことをあまり勉強してこなかったんですね。
今思えば、この基礎的なことを知っているかで研究で困ったときに「なんとかなっていたんじゃないか」と思っちゃいます。
知識って選択肢を広げるんですよ。
知っているだけで解決策が色々浮かぶことってありますよね?
研究が上手く進めば、研究も楽しくなるし、研究以外の時間にも気持よく使えます。
なので、もう少し勉強しておけばよかたと思います。
僕は当時、「大学院生の間しか使わない知識をそこまで勉強する必要はない」というなんとも不真面目な考えをしていました。
でも、社会人になって普通に回路に関する知識を使うので今勉強中です笑
学生時代にもう少し研究分野に関する勉強をやっておけばよかったと後悔しています。
② 英語
英語もやっておけばよかったです。
英語がそこそこできるだけで、色々有利になります。
例えば、「就職活動」
TOEIC700点あるだけで理系の修士なら就活で困ることはないと思います。
このグローバル化が進む中で、社会人になってから「英語ができるか」これだけで意外と差ができます。
論文を読むときも翻訳アプリは微妙なニュアンスの違いがあるので、原文を読むことありますよね?
このとき読むスピードが速ければ時間の短縮・正しい理解をすることができます。
翻訳アプリの精度が加速する時代ではありますが、「英語を使える」だけでまだまだ得をする時代ではあると思います。
というわけで、社会人になった今僕は毎日英語の勉強をしています。
時間に余裕がある学生時代にもう少しやっておけば..笑
③ プログラミング・Excel
プログラミング・Excelもちゃんと勉強しておけばよかったと感じています。
要は、「パソコンに関する知識」を習得しておけばよかったと後悔しています。
今思うと僕は大学院生時代に、データをまとめるときに色々非効率なやり方をしていました。
プログラミングの知識をちゃんと持っていれば5秒で終わる作業を3分くらいかけてやっていました。
これだけで36倍時間のかかり方が違うんですよ。
もうチリ積で、2年間にするとドデカい差になっています…
社会人になってもプログラミングやExcelを知っているだけでかなり差ができるんですよね。
効率的に作業するためにもパソコンの知識はもう少し勉強しておけばよかったです。
④ アウトプットの方法
アウトプットの方法も勉強しておけばよかったと今になって思います。
ここで言うアウトプットとは「伝えたいことを相手に上手く伝える力」だと思ってください。
例えば、
学会や進捗報告会で自分の研究や成果をわかりやすく説明する力やわかりやすい論文を書く力です。
これって慣れだけじゃ上達しないんですよね。
現に僕も学会発表は何度かしたし、進捗報告会なんか何度したかわからないくらいしましたが、全然上達しませんでした。
結局、この「アウトプット」にも技術と知識が必要なんですよね。
なので、ただ自分の頭だけで考えるだけでなく本や上手い人に話を聴くなど勉強すればよかったなあと後悔しています。
アウトプットが上手なだけで、大学院生でも社会人でも活躍できますよ。
と社会人になって思います。
⑤ 問題に対する解決方法
問題に対する解決方法を考える訓練ももう少し勉強というか経験しておけばよかったです。
ちょっと大学院生時代に勉強しておけばよかったこととはズレるかもですが、
間違いなくもう少し経験しておけばよかったことです。
研究って何か問題があって、それを解決するものじゃないですか。
その問題を解決する経験とか方法をちゃんと知っておくのってこの先の仕事とかでかなり役に立つと思います。
例えば、有名な方法だと「PDCAサイクル」という方法がありますよね。
P(計画)→D(実行)→C(評価)→A(改善)→P(計画)で物事を進めると改善していくみたいな方法です。
こういうのも1度ちゃんと考えながら行うのと適当に行うのでは天と地ほどの差があると思います。
僕は研究を適当にやってきたので、もう少しちゃんと研究の進め方を考えるべきだったとよかったと後悔しています。
まとめ
この記事では、大学院生の頃に勉強しておけばよかったことを書いてみました。
② 英語
③ プログラミング・Excel
④ アウトプットの方法
⑤ 問題に対する解決方法
この中の何か1つで極めると社会人からちょっと楽になりますよ。
ぜひ空いた時間に勉強してみてください。
僕も勉強します笑
最後まで読んで頂きありがとうございます。
下記の記事では、研究成果が特にない+学会発表未経験の僕が海外の学会発表に行ったときの話について書いています。
よかったら読んでみてください。