「大学院生と社会人はどちらが忙しい?大変?」
このような、疑問を持つ方のための記事を書きました。
どうも、修士課程2年間の大学院生活を経て、社会人生活をようやく1年送り終えた一般男性のひろ(@sato0000006)です。
僕の大学院生の頃の話を少しさせてください。
土日関係なく毎日のように研究室に朝から晩までいて、進捗報告会では教授に怒られる生活をしていた大学院生の頃、
「大学院生より社会人の方が絶対に楽だよなあ」
と思っていました。
そんな自分がいざ大学院を修了し、就職してみると忙しさは意外にもどっこいどっこいなことに気づきました。
何なら、社会人の方が忙しいし、大変な気もしています。
(まだ、業務量が少ない社会人1年目でもこんな感想を抱いてしまっています、、)
この記事では、僕自身の経験を踏まえて、大学院生と社会人の忙しさについて書いていきます。
主に、以下の点を中心に書いていきます。
・拘束時間
・勉強
・求められていること
よかったら、読んでみてください。
自己紹介
社会人1年目です。
ブログ運営を3年くらい続けています
修士課程では電子回路について研究していました
大学院生と社会人の忙しさの違い
では、
大学院生と社会人の忙しさや大変さの違いについて、僕個人の経験を基に簡単に書いていきます。
あくまで、僕自身の経験を基にして以下の項目に沿って話を進めていきます。
・拘束時間
・勉強
・求められていること
ちなみに、僕自身の経歴を簡単に説明すると、
【大学院生】
・修士課程まで進学(博士課程には進学していない)
・電気電子の中でも電子回路について研究していた
・コアタイムあり
・研究室の厳しさはは甘くも厳しくもない程度
【社会人】
・メーカーの新製品開発部署に所属
・製品の中の制御(回路設計)に関する仕事
・1年目は設計業務よりも評価業務中心
こんな、どこにでもいるようなスペックの男です。
上記のレベルであることを前提で記事を書き進めていきます。
それでは、こんな僕が大学院生と社会人の違いについて書いています。
① 拘束時間
まず、
大学院生と社会人はどちらが自由な時間があるでしょうか。
会社にいる時間より、大学院生の頃の研究室にいる時間の方が長いのは長い。
ただ、社会人の方が自由な時間は減ったと感じています。
僕は、修士2年の頃の研究に追われているときや学会発表前は7時〜0時まで研究室にいるような生活を送っていました。
土日も当たり前のように研究室に行っていた記憶があります。
その点、
社会人は基本9時〜19時が勤務時間。
社会人1年目ではあるので、残業は20時間程度。
基本的に、土日の出勤はなし。
研究室にいる時間と会社にいる時間を比較すると、絶対に研究室にいる時間の方が長かったです。
でもね、
・休みたい時に休める環境
・研究室では研究以外のこともできる
この2点の差がホントに大きい。
なんだかんだ研究室って休みたい時に簡単に休めるじゃないですか。
朝起きて、
「今日はちょっとなー」
って思う日は14時頃に研究室に来たり、そもそも行かなかったり。
あと、研究室って研究以外のことも簡単にできますよね。
他の勉強をしていてもいいし、本を読んでも、音楽を聴いてもいい。
少なくとも、僕の研究室にはずーーーーっと研究だけをやっていた日は少なかったです、、
その点、社会人は業務以外のことは家でやるしかないです。
この差って結局、研究室にいる時間の方が長くても、ストレスになりにくいと思っています。
会社とは違い、研究室では自由な時間を得ることが可能なんですよね。
研究室には帰る規則はない
よくよく振り返ってみると、
研究室のコアタイムって基本的にスタートは決まっていても、ゴールはあやふやなことが多いんですね。
僕の研究室の場合、9時ー18時のコアタイムに対して、
10時ー19時はアウトで、
9時ー0時は全然OKみたいな感じでした。
でも、
会社には労働基準法のおかげで会社にいる時間にはゴールがあります。
だからこそ、
社会人は早く業務を終わらせるようにして、大学院生はダラダラとやってしまうことも多々あるイメージがあるし、実際そうだったと思います。
作業時間の密度に関しては社会人の方が濃くなったと思います。
(大学院生の頃が不真面目だったと言われればそれまでですが、、)
② 勉強
次に、勉強についてです。
個人的には、
社会人と大学院生の頃の勉強量はほぼほぼ変わらない気がします。
社会人ってなんとなく勉強しないイメージがありましたが、
(社会人の1日の勉強時間は5分程度みたいな有名なデータがあったはず)
少なくとも僕が所属する部署の人たちは、勉強しまくっています。
会社では毎日学ぶことが当たり前で、
家でも会社の業務をスムーズにこなすために勉強が必須なんですよね。
僕の部署は回路設計をやっているのですが、回路の知識やモータの知識がないと仕事にならない、、
同期も家で回路について勉強しています。(見習う必要がありますね、、)
そんな影響で僕も少しは家でも勉強をしているわけですが、
会社から帰ってきたからも定期的に勉強しているため、19時に仕事が終わっても、そこから自由な時間が少し減ります。
③ 求められていること
最後に、忙しさとは少し関係ないかもしれないですが、求められることについて書きます。
大学院生に求められることと会社で求められることは基本似ていると思います。
・良い成果をあげること
・わかりやすい発表をすること
・わかりやすい説明をすること
・わかりやすい文章を書くこと
大学院生であれば、研究成果、学会発表、進捗報告会、論文などなど
社会人であれば、業務の実績、プレゼン、上司への報告、報告書などなど。
ただ、
個人的には社会人にはもう1つ求められることがあると感じました。
それは「業務改善案を出し、実行すること」
僕はまだまだ改善ポイントをなかなか思いつけず、思いついたとしてもどう改善したらいいか分からない。
手順書の改訂、普段の業務を効率化するマクロの作成、機材の導入の提案など、
先輩社員は改善案を自分で考え、実行することをよくやっています。
普段の業務+勉強+改善までやっている先輩方はホントにすごいと思うし、
めちゃくちゃ忙しそうだなと思っちゃう。
個人的には良い意味で、頭がおかしいと思っています笑
社会人は普通に忙しいし、大変なんですよね。
大学院生の頃はイメージできなかったですが、忙しやや大変さはどっこいどっこいな気がします。
まとめ
この記事では、大学院生と社会人の忙しさの違いについて書きました。
・拘束時間
・勉強
・求められていること
この3つの観点からすると、社会人も大学院生も忙しさはあまり変わらない気がします。
ただ、個人的にはではありますが、精神的には社会人の方が辛いと感じています
全部僕のいた環境の話にはなりますが。
以上、ひろ(@sato0000006)の記事でした。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
下記の記事では元駅弁大学院生の大学院生活をまとめています。
よかったら読んでみてください。