大学院生と社会人はどちらが忙しい?大変?
結論、拘束時間が長いのは大学院生。
でも、忙しさだと社会人の方がキツいかも、、
こんなテーマについて話していく。
社会人と大学院生の忙しさに興味のある人は読んでみて。
自己紹介
社会人1年目です。
電気電子を専攻していましたが、正直そこまで興味無いです
ブログ運営が趣味で、自分の体験をあれこれ書いています
大学院生と社会人の忙しさの違い

僕の大学院生の頃の話を少しさせてください。
当時はなんだかんだ土日関係なく毎日のように研究室に朝から晩までいて、進捗報告会では教授に怒られる生活をしていた。
「大学院生より社会人の方が絶対に楽だよなあ」
こんなことを毎日のように思っていた。
でも、修了して社会人になってみると、社会人の方がキツいかもと思うようにもなってきた。
ということで、偏見混じりかもしれないが、
大学院生と社会人の忙しさについて下記の項目を基に話していく。
・拘束時間
・勉強
・求められていること
参考までに、僕自身の大学院生と社会人の経歴はこんな感じ。
【大学院生】
・修士課程まで進学(博士課程には進学していない)
・電気電子専攻
・研究室にはゆるいコアタイムがあった
【社会人】
・メーカーの新製品開発部署に所属
・製品の中の制御(回路設計)に関する仕事
・1年目は設計業務よりも評価業務中心
① 拘束時間
まず、
大学院生と社会人はどちらが自由な時間があるか。
ぶっちゃけ、
会社にいる時間より、研究室にいる時間の方が長いのは長かった。
でもね、
社会人の方が自由な時間は減った気がしている。
修士2年で研究に追われているときや学会発表前は朝7時〜夜0時まで研究室にいるような生活を送っていた。
土日も当たり前のように研究室に行っていた記憶がある。
その点、
社会人は基本9時〜19時が勤務時間。(遅くとも22時には帰れる)
基本的に、土日の出勤はなし。
研究室にいる時間と会社にいる時間だけの比較であれば、研究室の方が間違いなく長い。
でもね、
・休みたい時に気楽に休める環境
・研究室では研究以外のこともできる
この2点の差がホントに大きい。
なんだかんだ研究室って休みたい時に気楽に休めるやん。
朝起きて、
「今日はちょっとなー」
って思う日は14時頃に研究室に来たり、そもそも行かなかったり。
あと、研究室って研究以外のことも簡単にできますよねー
他の勉強をしていてもいいし、本を読んでも、音楽を聴いてもいい。
僕も研究室でずーーーーっと研究だけをやっていた日は少なかった、、
その点、社会人は業務以外のことは家でやるしかない。
悪く言うと、大学院生の頃は作業に密度がなくダラダラできてしまっていた、、
会社では業務以外のことができないので作業に密度があったと思ってる。
個人的には、社会人の方がストレスに感じる、、
② 勉強

次に、勉強について。
個人的には、
社会人と大学院生の頃の勉強量はほぼほぼ変わらない気がしてて。
もちろん大学院生であれば日々勉強ですよね。
一方、社会人ってなんとなく勉強しないイメージがあったが、
少なくとも僕が所属する部署の人たちは、勉強しまくっている。
会社では毎日学ぶことが当たり前で、
家でも会社の業務をスムーズにこなすために勉強が必須なんですよねー
僕の部署では製品内の制御基板を設計しているのですが、回路の知識やモータの知識がないと仕事にならない、、
ということで、家でも参考書を購入して勉強している、、
あと、論理的思考や仕事の管理方法などの仕事の効率を上げるための読書もするようになった。
結果的に、勉強量は大学院生の頃から変わっていない、、
③ 求められていること

最後に、
忙しさとは少し関係ないかもしれないですが、求められることについて話す。
大学院生に求められることと会社で求められることは基本似ていると思ってて。
・良い成果をあげること
・わかりやすい報告をすること
・わかりやすい資料を作成すること
大学院生であれば、研究成果、学会発表、進捗報告会、論文などなど
社会人であれば、業務の実績、プレゼン、上司への報告、報告書などなど。
ただ、
個人的には社会人にはもう1つ求められることがあると感じた。
それは、業務改善だ。
大学院生でも求められるには求められるかもしれないが、
研究内容ではなく、研究をする上での困り事を解決することに力を注ぐ人はなかなかいないでしょ。
社会人では業務を進める上での困り事を解決することも業務になってしまう。
手順書の改訂、普段の業務を効率化するマクロの作成、機材の導入の提案、外注化などなど、
まあ業務に対する責任感も合わせると、社会人の方が少しストレス溜まるかな。
(自分の業務が遅れた分だけ、誰かに迷惑をかけることになるので、、)
ということで、
大学院生の頃はイメージできなかったですが、忙しやや大変さは社会人になってからの方がキツいなと思ってしまう。
まとめ
この記事では、大学院生と社会人の忙しさの違いについて話した。
・拘束時間
・勉強
・求められていること
この3つの観点からすると、社会人も大学院生も忙しさはあまり変わらない気はする。
ただ、
個人的には、精神的には社会人の方が辛いと感じてしまう、、
以上、
最後まで読んで頂きありがとうございます。
下記の記事では元駅弁大学院生の大学院生活をまとめています。
よかったら読んでみてください。