研究室のコアタイムの良し悪し知りたい人集合!
どうも、昨年度修士課程を修了した一般男性のひろ(@sato0000006)です。
僕が所属していた研究室では、
「9時から18時までは研究室にいましょうね」という「コアタイム的なもの」がありました。
守らなくてもそこまで怒られなかったので、あえて「コアタイム的なもの」と表しますね。
そんな感じでコアタイムを守っている人と守っていない人が研究室にはいました。
僕自身もコアタイムを守っていた時期と守っていなかった時期があります。
そのときの経験やコアタイムに厳しかった研究室を外から見て思ったことをふまえて、研究室のコアタイムについて書いていきます。
自己紹介
社会人1年目です。
ブログ運営を2年くらいしています
それなりの失敗を積み重ねて生きています笑
目次
研究室のコアタイムの良さ
![](https://sato000000.net/wp-content/uploads/2021/07/書類の断捨離の_コツを紹介_-_2021-07-22T160416.4801.jpg)
まず、研究室のコアタイムの良さについて書いていきます。
コアタイム有の大きなメリットはこの2つだと思います。
・守っているだけで研究が前に進む
・朝の時間が有効活用できる
簡単に説明していきますね。
① 守っているだけで研究が前に進む
まず、コアタイムを守っているだけで自然と研究が前に進みます。
まあコアタイム中は研究をしているので、自然と進みますよね。
僕には結構効きました。
僕は研究熱心で優秀な大学院生ではなかったし、どちらかというと学生生活もエンジョイしたいみたいな人でした。
学部生と大学院生1年生の頃はコアタイムなんて守らず、
自分のやりたい時間に、集中できた分だけ研究を進めるみたいな生活を送っていました。
1日2,3時間以下しか研究しない日が続くことも多々ありました。
賢いわけではないので、その程度の研究時間では研究がほとんど前に進まなかったんですね。
「ちょっと修了が危ない気がする」と教授に言われるくらいには、研究成果がありませんでした。
修士2年からはちょっとヤバいと感じたので、コアタイムを守って研究をしていました。
そしたら、まあ9時から17時のお昼を抜いたら、
最低7時間は研究に注ぐので、少しずつ研究が前に進むようになったんですよね。
教授には頑張っている感も伝わって、相談にも行きやすくなった覚えがあります。
コアタイムは研究を前に進めるためには良いですよ。
② 朝の時間が有効活用できる
![](https://sato000000.net/wp-content/uploads/2021/07/書類の断捨離の_コツを紹介_-_2021-07-22T160454.9101.jpg)
あとは、朝に頑張る習慣がつくこともコアタイムの良さかなと思います。
研究はやっぱり朝の方が進みます。
「コアタイムなんか守らなくても昼来て夜遅くまで研究すれば同じじゃん」
というのは少し違うかなと思います。
(昔の僕の意見)
朝の集中力と夜の集中力って全然違うんですよね。
朝なら1時間でできることも、
夜だと2時間かかってしまうと僕は実感しています。
コアタイムという強制力が朝に研究をさせてくれるので、ここはメリットかなと思います。
研究室のコアタイムの欠点
![](https://sato000000.net/wp-content/uploads/2021/07/書類の断捨離の_コツを紹介_-_2021-07-22T160533.4121.jpg)
ここまでコアタイムのメリットを書いてきましたが、
もちろん、ご想像通りコアタイムはメリットだらけではないですよ。
個人的にはこれはコアタイムのデメリットというか怖さかなと思います。
・就活で困る
・学生生活の利点が消える
・ブラック研究室の可能性が高い
それぞれ簡単に紹介しますね。
コアタイムの辛さ
まず、
コアタイムの厳しい研究室ってシンプルに就活ってどうしてるんですかね。
僕の研究室はコアタイムありといっても、守らなくてもそこまで怒られるわけではなかったです。
なので、就活は困りませんでしたが、
コアタイムに強制力がある研究室の場合は面倒くさそうですよね。
いちいち許可が必要になると考えると、
「早く終わらせなきゃ」と考えて変なプレッシャーがかかりそう。
あと、学生生活の利点が奪われますよね。
例えば、
平日でもガンガン飲み会をするとか、
レジャー施設が空いている平日に旅行や遊びにでかけるみたいなことができません。
博士に進学しない理系大学生・大学院生にとっては最後の大学生活なんですよ。
この学生生活の特権を奪われるのは辛いですよね。(少なくとも僕にはキツい…)
僕も修士2年はコアタイムを割としっかり守っていたので、平日にちゃんと遊ぶことはできなかったです。
社会人になった今振り返ると、もう少し遊んでおけばよかったと少し後悔しています。
でね、
コアタイムにめちゃくちゃ厳しい研究室は忙しい研究室である可能性が高いです。
悪く言うと「ブラック研究室」である可能性が高いです。
ここで言うブラック研究室とは「学生生活を楽しむことよりも、研究を最優先事項に考えている研究室」だと考えてください。
「毎日10時間は研究やるよね?」みたいな空気や「お盆でも研究進めろ」みたいな空気の研究室。
研究大好き、学会発表たくさんやりたいみたいな学生には合っているかもしれないですが、
僕のような「学生生活も楽しみたいんじゃ」みたいな人には地獄。
こんな感じでコアタイムってちょっと怖い。
融通の利くコアタイムアリの研究室が1番ホワイト
![](https://sato000000.net/wp-content/uploads/2021/07/書類の断捨離の_コツを紹介_-_2021-07-22T160614.2411.jpg)
研究室に入るときにコアタイムについて考えている学生に伝えたいことがあります。
研究室の環境で1番良いのは融通の利くコアタイムアリの研究室ですよ。
コアタイムはあるけど、守らなくてもそこまで怒られないみたいな研究室です。
これならコアタイムの利点を受けることも可能、で欠点もそこまでない。
研究室訪問などのときに先輩に聴いてみてください。
研究室を選ぶときに役に立つはず。
僕はそんな研究室にいましたが、ちゃんと研究もできて学生生活も楽しめましたよ。
まとめ
この記事では、研究室のコアタイムについて書きました。
コアタイムって研究が進む、朝に研究をする習慣がつくなど普通にメリットもあります。
その反面、ご想像通りの欠点もあると思います。
研究室を選ぶときは注意ですね。
以上、ひろ(@sato0000006)の記事でした。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
下記の記事で、研究室には毎日行った方がいいかもねという話を深堀りしています。
よかったら読んでみてください。