大学院生の生活ってどんな感じ?
結局、これらの要素+遊びで完結する。
①研究
②講義
③アルバイト
④就活
⑤学会
⑥修士論文
こんなテーマで記事を書いていきます。
大学院生がどんな生活しているか気になる人は読んでみて。
自己紹介
3年前まで大学院生だった一般男性。
電気電子を専攻していたが、正直そこまで興味はない。
ブログ運営が趣味で、自分の体験をあれこれ書いている。
目次
大学院生の忙しさについて

大学院生の忙しさは人それぞれ。
理由としては、
・研究の時間は本人のやる気で変わる
・学会発表の頻度は研究室によって異なる
・コアタイムは研究室によって異なる
・進捗報告の頻度は研究室によって異なる
こんな感じで、本人のやる気と研究室の方針によって忙しさは大きく変わる。
まあ、なんやかんやでだいたいの学生は研究にいじめられてるんじゃないかな?
偏見かもだけど、少なくとも僕は修士2年あたりは涙を流しながら研究していた。
僕の大学院生の生活
僕の場合はこんな感じで生活していた。
・研究:修士2年までは気の向いたときに研究室、修士2年以降は毎日7時-17時は最低でも研究室
・講義:修士1年でほとんど単位取得
・学会:年に1〜2回発表(強制ではない)
・就活:研究の合間にコツコツ
・アルバイト:週2〜3回
・遊び:週1〜2回は飲み会や友人との遊び
こうしてまとめてみると、なんか程よく暇そうな大学院生だね笑
本人のやる気と研究室によっては、こういう大学院生も生まれる。
というかぶっちゃけ、だいたいこんな感じの人が多い気がする。
大学院生の生活ってこんな感じ
ということで、次に大学院生の生活についてもう少し詳しく話していく。
①研究
②講義
③アルバイト
④就活
⑤学会
⑥修士論文
これら6つ+遊びで大学院生活はだいたい構成される。
それぞれの要素について補足させてください。
ちなみに、下記の記事では電気電子に特化してもう少し詳しく話しているので、よかったら読んでみて。
どこにでもいる電気電子系の大学院生の日常【2年間について話した】
院生活① 研究

まず、研究。
・研究テーマの難易度
・研究室の環境
・本人のやる気
これらによって研究にかける時間は変わるけど、だいたいの人は生活の大半を研究に取られていると思う。
社会人でいうところの「仕事」みたいなもの。
(もちろん、研究をほぼせずに修了できる人もいるけど)
個人的な印象では、平日9〜17時でちゃんと研究していれば、修論は書けるレベルにはなると思う。
※テーマによっては難しい場合もあるけど
ただ、
・時間のかかる実験の多いテーマ
・より大きな成果を出したい気持ち
・教授からの圧
・朝から晩までダラダラ研究やりたい気持ち
こういう要因で、研究室に泊まる人も多い。
#僕も一時期、研究室に連泊してた
正直なところ、研究なんてほどほどでいいやっていうのが僕の本音。
学生なんだから研究以外の遊びも大事でしょ。
院生活② 講義
大学院生にも講義はある。
だいたい修士1年のうちに単位はほとんど取れると思う。
僕は1年前期に詰め込んだので、期末試験の時期はちょっと忙しかった記憶がある。
個人的には、講義にかける時間はあまり意味がないと思ってて。
研究に関係ない内容が多いから。
なので、
・出欠なしでも単位がもらえる講義を履修
・過去問がある講義を履修
・先輩から簡単な講義を聞いておく
こういう工夫をして、なるべく労力をかけない人が多いと思う。
院生活③ アルバイト

大学院生でもアルバイトしてる人は多い。
僕も一人暮らしだったので、
・生活費
・遊びの出費
・就活の遠征費
このあたりでお金が必要だった。
週2〜3回、飲食店でバイトしてたかな。
人と話しながらだったので、研究の息抜きみたいな感覚だったけど笑
まあバイトしていた僕が偉そうに言えることでもないが、アルバイトにかける時間は結構無駄なので、最低限にした方がいいと思う。
下記の記事では大学院生のアルバイトについて書いている。
よかったら読んでみてください。
院生活④ 就活
大学院修了後に就職する予定なら、就活もある。
「大学院生は就活無敵」って思ってる人もいるかもしれないけど、高学歴じゃない限りそんなことはない。
中身のない大学院生は企業も欲しがらない。
研究や学生時代の経験をちゃんと話せるようにしておく必要があるよ。
僕みたいな地方大学院生は特にね、、
第1希望に落ちるなんて普通にあるし、準備はそこそこ必要。
#僕は落ちた
下記の記事では大学院生の就活で知っておけばことをまとめています。
よかったら読んでみてください。
大学院生の就活で事前に知っておけばよかったこと10選【失敗ばかり】
院生活⑤ 学会発表

学会発表に憧れがある人もいれば、恐怖を感じる人もいると思う。
僕にとっては、正直しんどい思い出。
学会発表には、
・成果作り
・予稿作成
・資料作成
・発表練習
このように、本番以外にも準備にかなり時間を取られる。
海外学会の場合は英語での発表になるので、予稿・資料・原稿作成など、さらに面倒だった記憶がある。
海外にほぼタダで行けるのはありがたいけど、準備がしんどい。
ちなみに僕は、質疑応答で英語が聞き取れずに詰んだ。
行きたい人はたくさん参加すればいいし、行きたくない人は最低限の回数で済ませるのがベストだと思う。
下記の記事では、ヘボ大学院生の初めての国際学会の話をまとめています。
よかったら読んでみてください。
英語力なし&研究成果弱いヘボ大学院生が海外で学会発表をした話
院生活⑥ 修士論文
大学院生が修了するためには、修士論文の提出が必要。
僕の研究室では「最低100ページ書け」と言われていた。
11月〜2月は、この修士論文の執筆でみんな疲弊する時期。
とりあえず、頑張るしかない。
書き終わった後の爽快感はマジでマックス最高だけどね。
大学院生に遊ぶ暇はあるの?

最後に、「大学院生って遊ぶ暇あるの?」という話。
ここまで読んでもらえればわかると思うけど、普通にある。
僕の場合は、ブログ運営を楽しんでいたし、最低でも週1回は誰かと飲みに行っていた。
ただし、遊ぶ時間を増やすなら、研究のケアは必須。
サボりすぎると修了できなくなるので笑
例えば、
・平日はそこそこ頑張る
・研究の効率を上げる
・遊びの予定は研究の進捗次第で調整する
このあたりを意識すれば、遊びと研究の両立は可能。
大学院生は、そこそこ遊べて、優秀じゃなくても就職先の選択肢が広がるよ。
少なくとも僕にとっては大学院進学はわりと良い選択だったと思ってる。
まとめ
この記事では、僕自身の経験を基に大学院生の生活について語った。
①研究
②講義
③アルバイト
④就活
⑤学会
⑥修士論文
これらをこなしつつ、遊びがあるのが大学院生だと思っている。
以上。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
下記の記事では、研究室の人間関係について紹介しています。
ぜひ読んでみてください。