カメが脱走しないようにするのは簡単!?【脱走しない環境を作ること】

水棲ガメの飼育

飼育しているカメさんが脱走しない環境について

①飼育ケースを大きくする
日光浴をしやすい環境にする
③水質をきれいに保つ
④夜に安眠させられる環境にする



こんなテーマについて話していく。



カメさんは言葉が話せない。
そのため、僕の知識と経験が100%正しいとは言えない、、

ただ、色々失敗をして現在でも健康なカメを飼ってきた経験は皆さんの役に立つと思うので、
よかったら読み進めてみてください。

自己紹介
ミドリガメ(ミシシッピアカミミガメ)を20年間飼育している。
これまで様々な飼い方を試してきましたが、今も元気に生きています。



カメが脱走してしまう原因



まずは、カメさんがなぜ脱走を試みるのか整理する。

カメが脱走してしまう原因は2つ。

・飼育環境が悪い
・脱走できてしまう環境になっている



そもそも飼育環境が最高であれば、カメさんも頑張って脱走しようとは思わないでしょ。



もちろん飼育環境が良くても、好奇心や運動として飼育ケースの壁を登ろうとすることもあるとは思う。

そのときに備えてそもそも脱走できないようにしておくことも重要。

カメが脱走しないような環境を作る

ということで、

まずはカメさんが脱走したくならない環境作りが大切。



そもそも、カメさんが積極的に脱走を試みようとしている時点で飼育環境としては少し危ないと思われる。



少し自分の話をすると、

カメさんを屋内で飼育していた頃は、カメさんも飼育ケースをよじ登ろうと必死だった。

当時はほぼ毎日のように飼育ケースをよじ登っていた記憶がある。



しかし、そこから飼育環境を見直す(屋内飼育⇒屋外飼育)ことで、驚くほどケースをよじ登ろうとすることはなくなった。

やはり、飼育環境は大事みたい。

具体的に変えたことを説明する。

①飼育ケースを大きくする
②日光浴をしやすい環境にする
③水質をきれいに保つ
④夜に安眠させられる環境にする

それぞれの変化点について簡単に紹介しますね。

環境① 飼育ケースを大きくする

まず、脱走させないような環境作りのために、飼育ケースが広いことは絶対。

このような理由がある。

・動き回れないとストレスになる
・カメさんは泳ぐことが好きだから



このように飼育ケースが狭いとカメさんのストレスになる。

結果として、カメさんも脱走したくなると。



僕の場合、

屋外飼育にシフトし、ベランダに大きな飼育ケースを置くことができるようになったので、そこそこ大きめの飼育ケースを設置してみた。


それが良かったのか、

もともと毎日のように飼育ケースをよじ登っていたカメさんが飼育ケースをよじ登ろうとすることはなくなりましたね。



ちなみにカメの飼育ケースは圧倒的にプラ舟がオススメ。
下記の記事で詳しく紹介しているのでよかったら読んでみてください。

カメの飼育ケースにプラ舟が最適な理由を紹介!【実体験】



僕の飼っているカメさんが脱走を辞めた理由として、飼育ケースの広さが関係している可能性は高い。

環境② 日光浴をしやすい環境にする



日光浴をしっかりさせることも、脱走させない環境作りのために有効だと思われる。

このような理由がある。

・カメさんは日光浴が好きだから
・カメさんは日光浴ができないと不健康になるから



僕の飼っているカメさんも日光浴が大好き。

昼間はほとんど日光浴をしているね笑


屋内飼育の頃は安い紫外線ライトで、カメさんに満足な日光浴をさせることができていなかったんですね。

やはり太陽光の紫外線量は偉大。

そこから、屋外飼育に切り替えて太陽光による日光浴を毎日できる環境になったところ、脱走する動きは0になった。
(前述した飼育ケースの増大などの他の要因も考えられるが)


日光浴をさせやすい環境で脱走の頻度は減ると思われる。

屋内飼育の場合、紫外線ライトを強めのものに変更するなど有効そう。

カメさんの日光浴の重要性はこちらの記事で→カメの日光浴の時間は?ライトでいいの?【ダメな日光浴を例に解説】

環境③ 水質をきれいに保つ



水がきれいなことも脱走しない環境作りのために重要。



カメさんは飼育ケースの水の飲むので。

そりゃきれいな水を好む。



水換えの頻度を週2,3回に増やして水質改善するようにした。

もはや何が影響しているのかわからなくなってきたが、一応水換えの頻度を上げてからも脱走の動きはなくなった。



下記の記事では、屋外飼育で水換えが圧倒的に楽になった話をしている。
よかったら読んでみてください。

カメの屋外飼育の注意点を7つ紹介!【17年間の経験談】

環境④ 夜に安眠させられる環境にする

夜にカメさんが安眠できていることも良い環境作りのために大切。


僕が室内飼育をしていた頃は、ワンルームの部屋の中でカメを飼育していたのもあって、

・生活音
・部屋の明るさ

これらの要因で、カメさんは夜でもちょこちょこ起きていたと思われる。

僕もなるべく静かに、且つ光が入らないようになど対策してはいたが、限界があったよう。



屋外飼育にして、夜は暗く静かな環境にできたので、環境改善にはなったはず!




カメさんが安眠できるような環境作りも大切。

カメが脱走できない環境を作る

ここまでは脱走したくならないような環境つくりの話をしたが、そもそもカメさんが脱走できないような仕組みにしちゃうことも大事。



前述したが、どうしても好奇心からか脱走してしまうときはあるので。



・高さのある飼育ケースを使用する
・網上の蓋を使用する
・飼育ケースをケージで囲う

まあ、カメの飼い方に関する本やブログでもだいたい紹介されいる対策ですが、脱走に関しては安定安心の対策。


それぞれ簡単に説明していく。

環境① 高さのある飼育ケースを使用する



まず、高さのある飼育ケースを使用すること。


カメさんがよじ登れない飼育ケースを採用すれば、脱走することはできない。



ちなみに、プラ舟はそこそこ壁の高いケースがそろっているのでオススメ。

一応、下記の記事でオススメのプラ舟を紹介しています。
アマゾンやホームセンターで高さのあるプラ舟はたくさんあるので探してみてください。

カメの飼育ケースにプラ舟が最適な理由を紹介!【実体験】



飼育ケースを壁を高くすることで、カメさんは脱走できなくなる。

環境② 網上のフタを使用する

次の脱走対策は、網上のフタを使用するですね。



日光浴を防いではダメなので、網上の蓋がオススメ。


多くの方は、ワイヤーネットのようなプラスチックの網上のフタに、重りをしいている印象がある。


僕の場合は、カメが噛んでも切れない丈夫なネットをフタにしている。

現在の飼育環境



脱走対策には網上のフタが最も有効だと思われる。

環境③ 飼育ケースをケージで囲う

あとは、網上のフタだと水換えのときに面倒なので、周りをケージなどで囲うことも良き。

1枚のケージを4つ買えば、それを組み合わせて飼育ケースを簡単に囲うことができる。

まとめ

この記事では、僕の実体験からカメさんが脱走しないための対策を紹介した。

①飼育ケースを大きくする
日光浴をしやすい環境にする
③水質をきれいに保つ
④夜に安眠させられる環境にする

このような環境作りはまずは大切。

以上。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

下記の記事では、僕のカメの飼育方法をまとめています。
よかったら読んでみてください。

水棲ガメの飼育方法【20年の飼育経験のまとめ】