水棲ガメの飼育方法を初心者にわかりやすく解説!【本と経験】

水棲ガメの飼育
・カメの飼育ってどうやるの?
・簡単なカメの飼育方法を知りたい!

このようなカメの飼育初心者の方のための記事を書きました。


この記事を読んで欲しい方
・カメの飼育初心者の方
・水棲ガメを飼おうと考えている方
・カメの飼育方法を知りたい方


僕は水棲ガメを17年間飼育しています。



(水棲ガメとはミドリガメ(ミシシッピアカミミガメ)、イシガメ、クサガメなど水辺を好むカメのことです。)


そして、カメの飼い方は本や他のカメを飼育している方の記事でも勉強してきました。


この記事では、僕の経験・本での勉強からカメの飼い方をわかりやすく紹介しています。
(主にカメの飼育初心者向けの内容となっています。)

カメの飼育
⓪ 亀を飼うときの注意点
① カメの購入
② 最低限必要な道具
③ 飼育環境
④ 水換え
⑤ 日光浴
⑥ 餌
⑦ 冬の過ごし方



この項目毎に紹介していきます。


全部詳しく紹介すると記事がとんでも長くなってしまうので「簡単な説明→他の記事で詳しく紹介」を多用してます。


この記事を読むことでカメの飼育方法を理解することができますよ。

水棲ガメ
この記事では僕の飼っているカメの経験談を元に書いています。
なので、水棲ガメについての話がメインになっています。
水棲ガメとはリクガメ以外の水辺を好むカメのことでイシガメやクサガメなどが当てはまります。



カメの飼育方法⓪ カメを飼うときの注意点

最初に、カメを飼うときに注意することを紹介します。


カメを飼うときには8つの注意点があります。

カメを飼う前の注意点
①子どもが増えるイメージを持つ
②カメはなつくとは限らない
③意外と世話が大変
④カメの寿命は本当に長い
⑤カメを逃がしてはいけない
⑥カメは大きくなる
⑦水換えをしないと臭いがする
⑧ちゃんと世話をしないと暴れてうるさい



色々ありますが最も言いたいことは

ペットを飼う=自分の子どもを持つ



くらいの意識が必要であるということ。


例えば、手に負えなくなっても逃がさない、ご飯を毎日与える、カメさんが健康に育つようにしっかりと世話をするなど。



この記事で全部紹介すると記事が長くなるので下記の記事で詳しく紹介しています。


カメの飼育を考えているならぜひ読んでください。

カメを飼う前に必ず読んで欲しい!【17年間カメを飼育した】

カメの飼育方法① カメの購入

カメってどこで手に入れるのがいいの?

カメの購入は、

ペットショップを強くオススメします!



このような理由があります。

理由
・店員さん相談できる
・飼った後も相談しやすい
・病気では個体を飼うことができる



プロである店員さんに何でも聞くことができるのでカメはペットショップで飼うことを強くオススメします!

カメの飼育方法② 最低限必要な道具

カメの飼育には何がいるの?



次に最低限必要な道具について書きます。


僕はカメの飼育ケースをこの2つで作りました。

必要な道具
① 広くて頑丈な飼育ケース
② 陸地



今の飼育環境はこんな感じです。



まず、広い飼育ケースが絶対必要です。

広くて頑丈な飼育ケースには水槽とかプラ舟と呼ばれる飼育ケースがオススメです。



下記の記事では、僕が使ってきた飼育ケースの使用感想を詳しく紹介しています。
ぜひ呼んでみてください。

カメの飼育ケースには水槽?衣装ケース?プラ舟?【全部使ってみた】



次に、日光浴のための陸地が必要です。


日光欲の必要性はこの記事の後半のカメの飼育⑤で紹介しています。

陸地はレンガが安くて扱いやすいのでオススメです。



下記の記事では、カメの陸地について詳しく紹介しています。


ぜひ呼んでみてください。

カメの陸地はレンガ?自作?【条件を満たせば基本何でもOK】



基本はこの2つさえあればとりあえずカメさんを飼うことはできます。

他の道具はいらないの?

カメの飼育道具って他にはいらないの?



という疑問ですが、

カメの飼育道具には飼育ケース・陸地以外に紫外線ライト、砂利、濾過器、バスキングライトなどがあります。


が、僕はほとんど使っていません。


多くの方はこれらの道具が必要と言うかもしれないですが、道具の管理がちょっと大変なので使わないとカメが死んでしまう場合のみ使うようにしています。


ここで詳しく書くとかなり長くなるので、それぞれ飼うときに必要な場合について別の記事で紹介します。

紫外線ライトが必要かどうか

砂利が必要かどうか

濾過器が必要かどうか

バスキングライトが必要かどうか

カメの飼育方法③ 飼育環境

どこで育てるのがいいの?

次に飼育環境を作りましょう。


主に、

室内飼育か屋外飼育



の2択です。


両方このようなメリット、デメリットがあります。

屋内飼育
【利点】
・カメを観察しやすい
・天敵に襲われる心配がない
・脱走の心配がない

【欠点】
・日光浴の管理をしっかりする必要がある
・部屋に大きな水槽を置く必要がある


屋外飼育
【利点】
・日光浴を自然と同じ状態でさせることができる
・水換えを行いやすい
・大きな水槽を用いやすい

【欠点】
・脱走の可能性がある
・カメをいつでも観察できない ・冬は外では飼育できない



生後2年以内の子ガメは屋内飼育をオススメ!



ちなみに、


屋内飼育には紫外線ライトが必須かと言われたらどっちとも言えないです。


僕はライトなしで子ガメの頃から17年間育ててきました。

窓際による日光浴(紫外線ライトの紫外線は微弱なためガラス越しの日光の紫外線量と大きく変わらない)ができていることと週に2,3度の外での日光浴ができていれば問題ないです。



そして、


ある程度大きくなったら屋外飼育の方がいいと僕は考えています。


やはり、日光浴をしやすいですからね。


ただ、屋外飼育もいくつかの注意点があります。



屋内飼育と屋外飼育の説明は下記の記事で詳しく紹介しています。
ぜひ読んでみてください。

カメの屋内飼育を解説!【注意点を7つ紹介】

カメの屋外飼育の注意点を7つ紹介!【17年間の経験談】




どっちを選んだかといって健康に大きく差がでるわけではないです。


屋内飼育と屋外飼育かは飼い主さんの好きな方を選べば良いと思います。

カメの飼育方法④ 水換え

カメの飼育には定期的な水換えが必須です!


カメは水槽の水を飲むので水が汚いと健康に悪いです!



3日に1度がベストです!


ちなみにカメの糞はかなり水を汚すので濾過器じゃなかなか水をきれいにすることができないです。



そのため、必ず汚れたら水換えが必要。

楽に水換えをすることを意識することで水換えをする抵抗をなくしましょう!


下記の記事では、僕が行っている水換えについて紹介しています。
せひ読んでみてください。

楽なカメの水換えのコツを紹介!【排水・給水・掃除を簡単に】

カメの飼育方法⑤ 日光浴

カメの日光浴は必須です!


このような理由があります。

亀が日光浴をする理由
① 体温を上げる
② 体の殺菌
③ カルシウムの吸収をよくする
④ 代謝を高めて活発にする



まとめると、


日光浴をしない=カメが病気になる



なので、日光浴は必須です。


日光浴ですが、紫外線ライトだけだと紫外線量は弱い。


普通の紫外線ライトならガラス越し、網戸越しの紫外線量と大きく変わらないです。

屋内飼育であっても週に何回かは外で日光浴をさせることオススメします!



下記の記事では、カメの日光浴について詳しく紹介しています。
ぜひ読んでみてください。

カメの日光浴の時間は?ライトでいいの?【ダメな日光浴を例に解説】

カメの飼育方法⑥ 餌

カメって何を食べるの?



水棲ガメは雑食なので野菜、果物、鶏肉、魚なども食べます!


もちろん、そのような食べ物中心の餌やりでもよいかもしれないですが、


僕は17年間


市販されている配合飼料&おやつの乾燥エビ



で育ててきました。


やはり、市販されているカメ専用の餌には必要な栄養素がしっかり入っていますし、カメも飛びつくように食べます!

餌について
【頻度】
子ガメ:1日に2,3回
普通のカメ:1日1回午前中+おやつを少し

【餌の注意点】
・食べた餌の量を把握する
・餌を食べないときはしっかり対応する
・餌は基本的に毎日与える
・餌を与えすぎない



餌についてはこのようなポイントがあります。


子ガメは成長のために1日に何度か餌を与えます。


ある程度成長してきた亀は毎日餌はあげますが1日に1回の餌やりで問題ないです。


そして、どんなカメでも

毎日餌をあげることは必須です!



下記の記事では、カメの餌について詳しく説明しています。
ぜひ読んでみてください。

カメの餌をあげる頻度って?量は?何あげる?【実体験】

カメの飼育方法⑦ 冬の過ごし方

カメは変温動物です。


なので、水温が下がると自身の体温が下がり餌を食べなくなります。


冬の過ごし方は、


カメの冬の過ごし方
・冬眠
・ヒーターで水温を上げて飼育



の2つの選択肢があります。


僕は自然界と同様に毎年冬になるとカメさんを冬眠をさせています。


ただ、冬眠中に死んでしまう可能性を考慮してヒーター、バスキングライトを用いて冬でもカメの体温を上げて生活させる飼い方もあります。


どちらを選ぶかは飼い主さんの自由ですが、


・元々熱帯に生息している
・夏から冬眠するまで餌をたくさん食べていない
・弱っている
・生後2年以内
・健康状態が悪い

カメの飼い方がよくわかる本



子ガメなどの特徴を持つカメさんは冬眠に耐えきれない可能性もあるので、冬眠させない選択肢をとった方がよいですね。


冬眠をさせる、させない飼育については下記の記事で紹介しています。
ぜひ読んでみてください。

カメに冬眠をさせるときの注意点を6つ紹介!【実体験】

水棲ガメを冬眠させない飼育の解説【本・記事を参考】

まとめ

この記事では、カメの飼育の方法をまとめました。

カメの飼育
⓪ 亀を飼うときの注意点
① カメの購入
② 最低限必要な道具
③ 飼育環境
④ 水換え
⑤ 日光浴
⑥ 餌
⑦ 冬の過ごし方



カメの飼育はペットの飼育の中では簡単な方かもしれないですが、


生き物ですのでしっかりとした世話が必要です。


そして、カメの飼育にこの記事が役に立てば嬉しいです。


最後まで読んで頂きありがとうございます。

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下記の記事では、僕がカメの飼育で失敗してきたことを紹介しています。
よかったら読んでみてください。

【17年飼育】カメの飼育の失敗談を8つ紹介!【これだけはするな】