カメさんの冬眠の準備について
①11月に冬眠の準備をする
②飼育ケースを冬眠用に切り替える
③冬眠させる周りの環境を整える
こんなテーマで記事を書いていく。
カメさんの冬眠に興味がある人は読んでみて。
主に、水棲ガメ(ミドリガメ、イシガメ、クサガメ)の内容となっている。
自己紹介
ミドリガメ(ミシシッピアカミミガメ)を20年間飼育しています。
これまで様々な飼い方を試してきました。
カメさんも健康で活発に活動しています
目次
カメを冬眠させる前に確認すること
まず、
カメさんを冬眠させる前に冬眠させていいか確認した方がいい。
一般的には以下のような特徴を持つカメさんを冬眠させることは推奨されていない
・元々熱帯に生息している
引用:カメの飼い方がよくわかる本
・生後2年以内の子カメ
・家に迎えて間もないカメ
・歳をとって弱っているカメ
・健康状態が悪いカメ
・夏から秋にしっかり餌を食べなかったカメ
これらの特徴のあるカメさんは冬眠に耐えることができず、死んでしまう可能性がある。
自分が飼っているカメさんが当てはまるか確認してみて。
カメを冬眠させるときの準備
では、
カメさんを冬眠させるための準備の話に戻る。
カメを冬眠させるときの準備について、毎年のルーティンはこんな感じ。
①11月に冬眠の準備をする
②飼育ケースを冬眠用に切り替える
③冬眠させる周りの環境を整える
それぞれ簡単に補足させてください。
① 11月に冬眠の準備をする
まず冬眠の準備を始める時期について。
冬眠の準備をする時期は11月。
だいたい最高気温が20度以下となり屋外飼育が困難になってきた頃に冬眠の準備を始める。
ちなみに、
水棲ガメの場合、水温が10度以下になると自然と冬眠を始める。
僕の飼っているカメさんは11月中旬から12月の中旬の間のどこかで毎年冬眠を開始している。
冬眠の準備についてですが、2つのポイントがある
・飼育ケース
・周りの環境
では、次にその話をしていきます。
② 飼育ケースを冬眠用に切り替える
まず、
冬眠のときの飼育ケースについて、僕は毎年こんな感じで冬眠させている
・水を深めに入れる
水の中で冬眠させるため。カメが浮かびあがらないように甲羅の高さの2,3倍くらい水を入れます。
最悪、溺れないように一応レンガは飼育ケース内に入れている。
・水槽を狭くする
広いと動き回れて落ち着かなくなるため。
・フタをする
光が入らないようにするため。
完全にフタをすると空気が入らない&カメの安否を確認できないので少し空けている。
・透明ではないケースにする
→光が入りにくいようにするため。
画像だとこんな感じで冬眠させている。
(撮るために明るくしたら起きちゃった笑)
普段はこんな感じで暗くしている
③ 冬眠させる周りの環境を整える
冬眠をさせるときの周りの環境について。
ここに気をつければOK。
・常に明るくならない場所
・水温が10度以下となる場所
・カメの安否を気軽に確認できる場所
・うるさくない場所
僕の場合は、家の中のクローゼット兼押し入れ的な場所にカメの冬眠用の飼育ケースを設置している。
まず、
暖房のきいている部屋はアウト。
カメの体温も上がり中途半端に活発的になってしまうので。
中途半端な冬眠はカメさんのエネルギーを使うため弱る可能性が高くなるので注意。
また、明るくならない・うるさくない場所を選んで。
そして、冬眠中の安否を気軽に確認できるところがオススメ。
冬眠中に死んでしまうことも十分考えられるので注意。
詳しくはこちらの記事で:カメが冬眠中に死んでる?【見分け方と死なせない対策を解説】
カメを冬眠させるときの注意点
最後に、
カメさんを冬眠させるときの注意点について。
カメさんの冬眠は少し間違えると健康に害がでてしまう可能性がある。
そんなことにならないためにも、以下のような注意が必要
・飼育ケースは狭くする
・水をたくさん入れる
・定期的にカメの様子を確認する
・光が当たらないようにする
・水温が下がりすぎないようにする
・うるさくない場所で冬眠させる
ちなみに生まれて数ヶ月の子ガメに関しては冬眠に耐えることができない可能性があるので、そもそも冬眠はオススメしない。
詳しくはこちらの記事で:
まとめ
この記事では、カメさんの冬眠の準備について話した。
①11月に冬眠の準備をする
②飼育ケースを冬眠用に切り替える
③冬眠させる周りの環境を整える
以上。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
下記の記事では、僕のカメさんの飼育方法をまとめています。
よかったら読んでみてください。