冬眠中のカメさんを死なせない対策について
① カメの反応を定期的に確認する
② 冬眠に適していないカメの特徴を知る
③ 冬眠中の注意点を把握する
④ カメを冬眠させない
こんなテーマについて話していく。
カメさんの冬眠に興味のある人は読んでみて。
自己紹介
ミドリガメ(ミシシッピアカミミガメ)を20年間飼育しています。
これまで様々な飼い方を試してきました。
カメさんも健康で活発に活動しています
目次
カメが冬眠で死んでるかどうかの確認
まず、
カメさんが冬眠中に死んでいるかを確認する方法について。
触って反応があるかないか
これだけOK。
もちろんカメさんを少し起こしてしまう行動なので、頻繁に触ることはNG。
でも生きているなら、冬眠中でも反応があるはず
冬眠といっても、カメさんはずっと眠り続けているわけではない。
基本的には水温が低くなることで、活動が鈍くなって眠る時間が増えるだけ。
そのため、触れば何かしらの反応後にまた眠りにつく
もし反応がないなら、冬眠を中止させ、体を暖めた後にすぐに動物病院で診てもらった方がいい。
カメを冬眠中に死なせない対策
冬眠中の死について確認する方法はわかったとして、
「カメさんを冬眠中に死なせたくない…」
という誰しもの願いをどうするか、、
その対策をカメの飼育に関する書籍で調べた内容に加えて自身の経験を基にまとめてみた。
具体的にはこの4つの対策があると思ってて。
① カメの反応を定期的に確認する
② 冬眠に適していないカメの特徴を知る
③ 冬眠中の注意点を把握する
④ カメを冬眠させない
それぞれ簡単に補足させてください。
① カメの反応を定期的に確認する
まず、カメさんの反応を定期的に確認することが大切。
特に、この2つは定期的に確認するべき。
① 生存しているかどうか
② 様子がおかしくないか
動いているか確認したり、触ってみるなど生存確認は定期的に必要。
さらに、カメさんの様子がおかしくないかも確認する必要がある
具体的には病気になりかけかどうか、以下の症状について確認します。
・手足が伸びっぱなしになって動かない
・水の中で浮いている
・目が腫れている
・皮膚の様子がおかしい
このように、カメさんの様子がおかしいときはすぐに冬眠を中止して、体を暖める必要がある。
そして、それでも症状回復しないなら動物病院に連れて行ってあげてください。
② 冬眠に適していないカメの特徴を知る
次に、冬眠に適していないカメさんの特徴を知っておくこと。
・元々熱帯に生息している
引用: カメの飼い方がよくわかる本
・生後2年以内の子カメ
・家に迎えて間もないカメ
・歳をとって弱っているカメ
・健康状態が悪いカメ
・夏から秋にしっかり餌を食べなかったカメ
このような特徴を持つカメさんを冬眠させると、不幸なことになる可能性が高いようです、、
上記で挙げたような特徴を持つ場合は、
冬眠させない選択肢をとることが吉。
冬眠させない飼育についてはこの記事の中盤で話しています。
③ 冬眠中の注意点を把握する
カメさんの冬眠中の注意点を把握しておくことも絶対必要。
具体的にはこのような冬眠に関する注意点があると思ってて。
・飼育ケースは狭くする
・水をたくさん入れる
・定期的にカメの様子を確認する
・光が当たらないようにする
・水温や室温が下がりすぎないようにする
・水温や室温が上がりすぎないようにする
・うるさくない場所で冬眠させる
詳しくは下記の記事で話してますので、読んでみて。
④ カメを冬眠させない
カメを冬眠中に死なせない方法として、
冬眠させないことも1つ案だよねー
温度管理が必要になるなど別の問題も発生するが、少なくとも冬眠中の死亡は回避できる。
カメさんの冬眠させない飼育についての詳しい方法は次の項目で話す。
カメを冬眠させない飼育
次に、
冬の時期にカメさんを冬眠させない飼育について話す。
と言いつつ、
僕自身冬眠させない冬越しをさせたことがない。
そのため実体験ではないが、カメの飼育について本で学んだ内容をまとめておく。
#今後の自分のためにも
冬眠しない飼育方法には3つの注意点があるみたい。
① 屋内で飼育する
② 紫外線ライト必ず利用する
③ 水温が24度~28度にする
そもそも、カメさんが冬眠する理由はカメ自身が変温動物で、外気温によって体温が下がり行動が鈍くなるから。
冬眠させないなら、冬は屋内飼育がマスト。
また、
屋内飼育なので、紫外線ライト・定期的な太陽光を浴びさせる必要がある。
そして、
カメさん自身の体温を上げるためにも、水中ヒーター・ホットスポットライトなどを用いて、
水温を24度~28度にすることが絶対必要。
カメさんを冬眠させない飼育はこの3点を注意していれば問題ないみたい。
詳しくは下記の記事で。
カメと冬眠って相性が良いの?
「カメを冬眠させた方がいいのか、冬眠させない方がいいのか」
最後にこんなテーマについて話す。
「冬眠させてはいけないカメの特徴を満たしていない」
「温度管理ができる環境」
この2つが揃っていれば、
冬眠させてもさせなくても問題ないので、あとは飼い主さんが決めることかなーと思ってて。
ちなみに、僕自身はこのような理由から今のとこは冬眠という選択肢をとっています。
① カメさんの生活スタイルを変えたくないから
② ヒーターの管理の必要がないから
③ 冬眠させることは難しくないから
④ 自然界と似た環境になるから
⑤ 冬眠させた分だけ寿命がのびるから
これまで20年間も冬眠させてきた以上、今更の変更は厳しいと判断している。
またカメさんが老いることで状況は変わってくるだろうけど。
まとめ
この記事では、カメが冬眠中に死なせない対策について話した。
① カメの反応を定期的に確認する
② 冬眠に適していないカメの特徴を知る
③ 冬眠中の注意点を把握する
④ カメを冬眠させない
以上。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
下記の記事では、僕のカメさんの飼育方法をまとめています。
よかったら読んでみてください。