水棲ガメを冬眠させない飼育の解説【本・記事を参考】

水棲ガメの飼育

「冬眠させない水棲ガメの飼育方法」

こんなテーマで記事を書いていきます。


どうも、ミドリガメ(ミシシッピアカミミガメ)を20年間飼育している一般男性です。



この記事では、僕の実体験から冬の時期ににカメを冬眠させずに飼う方法を紹介しますね。

と言いたいところですが、僕自身20年間冬のカメの飼育は屋内で冬眠させていました。


ただ、そろそろ僕の飼っているカメさんも歳をとってきたので、冬眠させない飼育を検討しています。

そこで、カメの飼育の本・他の方の記事を読んで冬眠させない飼育方法について学びました。


この記事では、本・他の方の記事から勉強した内容+僕自身の経験から冬眠させない飼育についてまとめています。

冬眠させない飼育についての実体験ではないですが、参考にはなると思うのでよかったら読んでみてください。
主に水棲ガメ(イシガメなど)の話メイン。


自己紹介
ミドリガメ(ミシシッピアカミミガメ)を20年間飼育しています。
これまで様々な飼い方を試してきました。
カメさんも健康で活発に活動しています


カメを冬眠させない飼育

さっそく、カメさんを冬眠させない飼育についてまとめてみました。

この4つのポイントがあります。

・快適な屋内飼育
・日光浴をさせる
・水温を24度~28度に保つ
・周りの気温もなるべく上げる

それぞれ簡単にまとめていきます。

① 快適な屋内飼育

まず、快適な屋内飼育が必要。

冬の外はカメにとって寒いので、屋内飼育が基本

ただし、

・広い飼育ケースで飼う
・水換えは週に2、3度の頻度
・脱走できない環境

このように快適な環境で飼育させることが望まれます。(当たり前ですが)

カメさんが少し大きくなると広い飼育ケースを用意することは大変かもしれないですが、できるだけ大きなものを用意してあげましょう。


また、飼育ケースが多くなって水換えが大変になるかもしれないですが、そこが愛情を持って汚れたら定期的に水換えをする必要がありますね。

冬眠させない飼育には屋内飼育&快適な環境が必要。

② 日光浴をさせる

日光浴をさせることも重要。


冬の寒い中で「外で元気に日光浴!」とはならないと思うので、紫外線ライトが必須

外気温を上げるためのバスキングライトをと兼用できるタイプのモノがあるのでそれがオススメなようですね。
(ただし、約5000円と高い)



ただ、紫外線ライトの紫外線はとても弱いので、定期的に窓の近くで日光浴をさせた方がいいのかなと思います。

もちろん、カメが寒くならないように工夫する前提で!

③ 水温を24度~28度に保つ

水温を24度~28度に保つ必要があります。

そのために、水中ヒーターが必須!!

もしくは、水温を保てるならバスキングライトや暖房つけっぱなしでも良さそう。

そこは電気代と水温と相談ですね。



そしていくつかの注意点があります。

・ヒータ or バスキングライト or 暖房は必ずつけっぱなしにする
→水温が下がるとカメの活動が鈍るから

・プラスチック製の飼育ケースで利用しない
→溶ける恐れがあるから

・ヒーター使用時は水中から絶対に出ないようにする
→火事になる恐れがあるから

・ヒーター使用時はカバーをつける
→カメが火傷をする恐れがあるから

あなたが仕事、遊びに行く、寝るときもずっと熱製品をつけっぱなしにすることになります。

少し間違えると、火事・火傷など危険なことが起きますので注意。


水中ヒーターに関しては僕もまだ使用したことがないので、

「カメ 水中ヒーター 注意点」で検索をかけることをオススメします(他の方に丸投げで申し訳ないです。)

④ 周りの温度も上げる

水温だけではなく、飼育ケース内の温度も上げることが望ましい。


水温だけだと陸地にいる間カメは凍えてしまいます。

常に暖房が入っているなら問題ないですが、

基本的にはバスキングライト(ホットスポットライト)を使用します。
※ただし、夜は使用不可のため注意!!!


少しお値段はしますが、紫外線ライトとセットになっているライトが良いようですね。


暖房orバスキングライト(ホットスポットライト)が必須。

カメさんを冬眠させないときの注意点

最後に、カメさんを冬眠させないときの注意点をまとめてみました。

・餌を食べてくれる環境を作る
・水槽を適切に選択する
・水温、温度の管理をしっかりする
・道具の管理をしっかりする
・旅行時の対応

それぞれ簡単に説明します。

注意点① 餌を食べてくれる環境を作る

カメが餌をしっかり食べてくれるような環境作りが最も大事。

冬眠させない→餌でエネルギーを補給する

以下のように、餌を食べないときは何かしらの要因を見直す必要がありますよ。

・水温・気温を上げることで代謝をよくする
・水質を常にきれいにする
・紫外線を浴びさせる

食欲に賀、快適な環境作りが必要。

注意点② 水槽を適切に選択する

2つ目の注意点は「水槽を適切に選択すること」



水中ヒーターを利用するときにはプラスチック製の飼育ケースと一緒に利用はできません。

基本的に、メーカー側が使わないでくださいと注意しています。


じゃあ「ガラス製の水槽を利用しよう」と適当な水槽を選ぶことも危険ですね。

・水中ヒーターが使用可能か
・カメが泳げるくらい広いか
・脱走しないくらいの高さか
・水換えをするときに困らないか

大きい水槽は水換えが大変かもしれないですが、ポンプ、ホースなどの利用でなるべく簡単にできるので少し大きめの水槽をオススメします。



ちなみに、ずっと暖房つけっぱなしなら、ヒーターを使用する必要もないので、プラスチックケースも使用可ですよ。

注意点③  水温、温度の管理をしっかりする

3つ目の注意点は「水温、温度の管理をしっかりすること」


カメさんは変温動物なので、周りの温度によって自身の体温が決定します。

そして、自身の体温が低くなると活動が鈍くなり、冬眠します、


その冬眠をさせないのなら、水温、気温を24度~28度に維持することは必須。

中途半端に温度を下げるとカメが弱る原因となります。


そのため、水温計などを設置するなど水温、水槽内の温度の管理が必須なようですね。

注意点④  道具の管理をしっかりする

4つ目の注意点は「道具の管理をしっかりすること」


冬眠させない飼育には、これらの道具を使うことにもなります。

・水中ヒーター
・バスキングライト(+紫外線ライト)

そして、これらの製品は熱を伴うので危険です。

そのため、適切な使い方で使い続ける必要があります。


道具の管理には細心の注意を払う必要がありますね。



暖房つけっぱなしなら、ある種上記のような注意は不要ですね。

注意点⑤  旅行時の対応

最後の注意点は「旅行時の対応」ですね。



カメさんは1週間くらいなら餌を食べなくても死にません。(生後数ヶ月の子ガメは除く)

なので、数日間の旅行なら誰かに預ける必要も無いと思います。


ただ、冬眠をさせない場合は温度管理が必要になります。

ヒーターをつけっぱなしは危ないので、暖房はつけっぱなしで行くといいですよ。

できるなら、信頼できる人に預ける選択肢が望ましいですが、、

まとめ

この記事では、冬眠させない飼育について本・他の方の記事で学んだことをまとめています。



僕自身、まだ冬眠させない飼育をしたことがないので勉強しました。

この記事では実体験ではないので、実体験を知りたい方は他の方の記事を強くオススメします!

以上。
最後まで読んで頂きありがとうございます。

下記の記事では、僕のカメさんの飼育方法をまとめています。
よかったら読んでみてください。

水棲ガメの飼育方法【20年の飼育経験のまとめ】