メーカー勤務(電機系開発職)の苦悩16 回路設計ができない

電機メーカー

この記事では、

大手家電メーカーの開発職として働いている僕の苦悩について話していく。

今回のテーマは「回路設計ができない」だ。



※後から振り返って懐かしむ、ストレス発散、今考えていることの整理などの目的で、仕事の苦悩を記事に残すようにしている。
恥ずかしくなったときには消すけど、内容に共感できたらコメントくれると嬉しいです。

自己紹介
日系の大手家電メーカー勤務。4年目。
製品に搭載されている制御装置の設計担当をしている
だいたい常に10製品を担当しており、製品に愛着は無い



回路設計ができない

僕の仕事は、ドライヤーなどの製品の中に入っている制御装置の設計だ。

初期の仕様検討から量産まで面倒見る必要がある。



ちなみに、この制御装置があるおかげで、スイッチで温度調整ができたり、風量調整ができたりする。

またあまり機能しないが、製品が熱すぎるときには壊れるかもしれないので保護で止めたりする。



この制御装置の設計に必要なスキルは様々あるが、最も重要なスキルは「回路設計」だろう。

それができないと嘆いているのだ。



ちなみに、大学は電気系を専攻していたが、回路設計の知識はほぼほぼ何も身についていない。

レポートやテストは他人の靴を舐め、過去問などを譲り受け試験を突破していたので、、

電気系の知識よりもコミュ力を磨いた気がする。



マジで回路設計なんてできない。

ちなみに、そんな自分は制御装置について、何の仕事をやっているのか。

・既存回路の定数変更

 回路設計マニュアルに沿って定数を変更したりはする
 これはマニュアルがあるためなんとかなっている



・量産設計

 量産しやすい制御装置になるよう外注業者と相談しながら設計している
 回路設計ではなく部品の配置や防湿材の選定など外観に関わるようなことばかり
 回路設計はベテラン先輩がやってくれたりする



・その他

 不具合対応、他部署との調整、スケジュール管理などなど・・・



まあこんな感じよ。

新規回路設計は難易度が高く、僕には任されていない。

回路設計はかなり専門性の高いスキルだと思ってて。

たぶん未来ではAIが回路設計することになると思うけど、指示や細かい調整は人間がやることになるのかな。



自分はこのままでは市場価値の低い男のままなのかなと最近ふと思う。

もう30近いので、そろそろ何かできるようになっておかないと、社内の立場すら危ういかもしれない。



もう少しすれば、自分も新規設計の回路設計を担当させてもらえるかもしれないが、よくわからない。

面談では都度話しているが、あまり進展はない。



ということで、ここ最近は毎日5分程度回路について勉強している。

意味があるかはわからないけど笑



とりあえず4日経ったので、3日坊主を避けることはできた。

もう少し頑張ろ。



以上。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

前回の記事:メーカー勤務(電機系開発職)の苦悩15 なぜ納期を守れないかという尋問