ミニマリスト生活をするメリットをゆるーく紹介【実体験】

ミニマリストを目指す

僕の知る限りの「ミニマリスト的な生活」の全てをいくつかの記事にまとめていきます。
本記事は、その記事の中の1つ。



どうも、少ない持ち物で生活する自称ミニマリストです。

僕自身、少ない持ち物で生活するようになってから、間違いなく生活の質が向上しました。

そんな経験からもミニマリストの考え方や少ない持ち物による生活の良さを色んな人に知ってもらいたいと感じてします。

そのため、本記事で少し長くなるかもですが、僕の知る限りのミニマリスト生活の良さをまとめていきます。

とりあえず本記事はこの3章構成で話を進めていきます。

第1章:ミニマリストの定義(個人的な感覚)
第2章:持ち物を増やすと損する根本的な理屈
第3章:ミニマリスト生活をする具体的なメリット

ミニマリスト生活の目指し方などの話はまた別の記事でまとめていきます。

この記事を読むことで、ミニマリストの生活について少しは理解できると思います。



自己紹介
ホテルの空間に憧れてミニマリストを目指し始めました。
3年くらいは少ない持ち物での生活を実践しています。
快適に暮らすことを最重要視しています人

ミニマリストの定義(個人的な感覚)

突然ですが、ミニマリストの定義とは何でしょうか。

少ない持ち物で生活する人


これはよくある回答ですね。
この考えは、おそらく8割合っていると思います。
実際、ミニマリストは少ない持ち物で生活しているので。
#偉そうに書いているけどあくまで僕の考えね。

ただ、この定義だと何を基準に持ち物を手放してるのかわかりません。

何の基準もなく、
ただの「少ない持ち物で生活する人」ならば、
洗濯機・布団・スマホなどの生きるために必要なものも手放した人しかミニマリストの生活をしていると言えなくなります。

実際はそんなことはないでしょう?
スマホなんてほとんどの自称ミニマリストは持っていると思われます。

個人的には、ミニマリストの定義はこの内容がものすごくしっくりきています。

「自分に必要なモノがわかっている人」
「大事なもののために減らす人」

ぼくたちに、もうモノは必要ない。

ミニマリストに関する本として有名な「僕たちに、もうモノは必要ない。」という本に記載されています。
おもしろいのでぜひ読んでみてください。

ざっくり、かみ砕くと、

「自分にとって必要なものを理解し、それ以外のものを手放す人」

こんな人がミニマリストであると僕は思います。

この考えで、持ち物を手放していくと、
結果的に「少ない持ち物で生活する人」になるわけですね。

「少ない持ち物で生活する人」とゴールは似ているかもしれないですが、
スタートが違うことで、手放すものが変わってきます。

ではなぜミニマリストはわざわざ頑張って必要なものを厳選して、それ以外のものを手放すのか?

普通に生活していたら、
「便利なものはたくさん持てば持つほど、快適な生活に近づく」
このように感じますよね。

例えば、服。
たくさん持っている方が着る服に飽きないし、オシャレに思えるし、着こなしを考えることが楽しいですよね。

例えば、調理グッズ。
たくさん持っていた方が、料理に幅が生まれますよね。

このように、モノをたくさん持つことで快適な生活 or 便利な生活になることは間違いないでしょう。

ただ、
この得する面と共に、モノを持つことで損する面もたくさんあります。

ミニマリストはここを嫌って、少ない持ち物で生活することを自ら選んでいます。


ここまで、ミニマリストとは何か?について深掘りしました。

次に、持ち物を増やすことで損する理屈を説明していきます。

持ち物を増やすと損する根本的な理屈

確実に言えることが、

どんなに便利なものでも、持つだけで損する要素が存在します。

買う手間、捨てる手間、選ぶ手間、探す手間、手入れする手間、部屋を狭くする、収納のスペースを奪う、大事なものを隠す、・・・

このように、モノを持つことによる損の面を挙げ出すとキリがありません。

そのモノを持つことで損する根本的な理屈について説明します。

結論、
僕たちにはキャパがあるから。


体が1つしかないこと
1日24時間しかないこと
寿命が100歳くらいであること
体力に限界があること
脳の処理に限界があること
お金に限界があること
部屋のスペースに限界があること

僕らには、何もかも制限があります。

仮に、この制限がなければ、
僕たちは物をたくさん持っていても、損することはほぼないでしょう。

だって、どれだけモノを持って損することがあっても、無限のキャパがあるので。
無限のキャパに-1されたとしても無限は無限、損にはならないでしょう。

例えば、
時間が無限にあるなら、探し物や手入れに時間をかけても、ノーダメージ。

お金が無限にあるなら、いろんな物を買ってもノーダメージ。

脳の処理に限界がないなら、いろんな物を使いこなすことも余裕。
色んな情報を得て、それらを全て活用することも可能になります。

でも、実際はそうではないですよね?

探し物やモノの手入れに時間をかけると、僕たちに残された1日の時間はただただ減ることになります

たくさん物を買えば、僕らの貯金は減っていくだけ。

たくさんのモノや情報を得たところで、覚えることができる限界があります。
結果的に、それらを使いこなすことができずに持て余すだけ。



前述しましたが、もちろんモノをたくさん持つことにはメリットがあります。
世の中のほとんどのモノは、ユーザーが便利になるように設計されているので。

ただ、同時に損する要素も必ず存在します。
その根本的な理屈は、僕らにはキャパがあるから。

そんな必要のない物を持つことによる損を嫌って、
自分にとって必要なものについて整理し、余計な損を回避するために、必要なもの以外を手放す。
結果的に、そんな人たちは少ない持ち物で生活することを自ら選ぶ人がいます。

そんな人を世間的にはミニマリストと呼ばれるのでしょうね。

ミニマリスト生活をする具体的なメリット

物を増やすことで損する抽象的な理由は、「僕たちにはキャパがあるから」であることを説明しました。

ここからは、ミニマリスト生活をする具体的なメリットについて説明します。

主に、持ち物が増えることで発生する損を基に紹介させてください。

損要素①買う手間が増える
損要素②手放す手間が増える
損要素③探す手間が増える
損要素④置き場所に困る

損要素⑤選ぶ手間が増える
損要素⑥掃除の手間が増える
損要素⑦手入れの手間が増える
損要素⑧部屋を狭くする
損要素⑨収納を圧迫する
損要素⑩変なものを使い続けてしまう
損要素⑪集中力が奪われる
損要素⑫片付けの手間
損要素⑬大事なものを隠す
損要素⑭モテなくなる
損要素⑮余裕がなくなる
損要素⑯フットワークが重くなる

たくさんありますが、それぞれ簡潔に説明していきますね。
気になった箇所だけでもいいので、よかったら読んでみてください。

損要素① 買う手間が増える

当たり前の話ですが、
モノを増やすときには、買う手間が発生します。

例えば、
服を買いに行くとしますね。

服屋に行く手間
店で服を選ぶ手間
試着する手間
服屋から帰る手間

このように服を買うだけでも、無意識の内に労力がかかっています。

おそらく店で1着買うだけでも、移動時間なども含めて2,3時間かかるでしょう。

服を増やさないという選択肢をとるだけで、この2,3時間を自由に使うことができると考えるとおもしろくないですか?

確かに、便利なものや素敵なものを買うことは楽しい。
ただ、この「楽しさ」だけに目を向けていると知らず知らずの内に、損することは多々あると思いまーす

損要素② 手放す手間が増える

モノを持つときに、必ずついてくる面倒な手間の中の1つに「手放すこと」があります。

買ったときにはどんなに良かったものだったとしても、
99%のモノはいつか捨てることになります。

引っ越しのタイミング
壊れたタイミング
ボロくなったタイミング
飽きたタイミング
興味がなくなったタイミング

手放すシチュエーションは全てのものにあると言っても過言ではないありません。

モノを増やす=手放す手間を増やす
この等式が成り立っちゃう。

ただ、

「いやいや、手放すときなんてゴミ箱にポイッでしょ 手間なんかないやん」
こう思う人もいるでしょう。

一見、手放すことに労力なんてないと思いがちかもしれませんが、
冷静に振り返ってみると、実際は手放すこともそんな簡単な話ではないです。

例えば、「手放す」と一言で言っても、こんな手間が発生します。

・捨てに行く労力
・解体する労力
・売る労力
・手放すものを選ぶ時間

まず、手放す手段として「捨てる」を選ぶときには、
捨てに行く労力が発生します。

燃えるゴミならまだいいですが、
燃えないゴミや大量のモノを手放すとなると、近くのリサイクルセンターに行く必要もあります。

これは結構手間になってしまいますよね。

僕も断捨離したときに結構なモノを捨てましたが、かなり大変でした、、
(その中でも集めていた週刊少年ジャンプを200冊以上捨てたときはめちゃくちゃ大変でした、、⇒ミニマリストが教える雑誌の整理方法を紹介!【250冊以上捨てました】

ちょっとした家具を捨てようと思うなら、それを解体する手間も発生したりします。

売るって意外に大変

また、高価だったものを手放すときには、少しでも元を回収するために売りたくなりますよね。

・店に売る
・メルカリで出品する

どちらにしても、なかなかの労力が発生します。

メルカリなんてちょっと売るだけでも、慣れていないと大変ですよ。

売りたいモノをキレイに写真を撮る
⇒メルカリにアップする
⇒購入者とやり取りをする(早めの対応が必要なので地味に面倒くさい)
⇒キレイに梱包する
⇒郵送する

このように変に手間がかかります。

買ったときよりも安く売っている時点で、もう金銭的には損をしています。
そもそも最初に購入していなければ、こんな手間も発生していないはず。

当時は必要だったものなら仕方ないですが、
別に必要ではなかったものなら本当に無駄なお金、無駄な労力です、、

なんだかんだ、手放すって普通に無駄な作業。

損要素③ 探す手間が増える

持ち物が多いことで、探し物を見つける難易度が上がってしまいます。

理由は以下の2点。

管理するモノが増えるから
隠すモノが増えるから

まず、持ち物を増やすことで探す物自体が増えるという当たり前の話は置いておいて、
根本的な問題として、管理する物が増えると探し物が増えます。

残念ながら、僕たちはそんなに多くのモノの管理はできません。

持ち物が多いことで、
置き場所をあらかじめ決めきれていなかったり、
決めていたとしても、つい目につく場所に戻して、置き場所を守れなかったりもします。

最悪の場合、置き場所も決めずに毎回適当な場所に置き、使おうと思う度に毎回数分探すみたいなこともあるでしょう。

置き場所をなんとなくで決めていると、元の場所に戻すことが難しくなります。
理想な置き場所は、使った後に数秒以内に戻せる場所。

しかも、持ち物が多いと最適な置き場所にはすでに別のモノの先約があるなんてことも、、

このような要因から、
管理するものが多いだけで、探し物は増えます。

モノを隠す原因はモノ

モノを隠す要因は他のモノだったりもします。
例えば、

色々なモノで溢れている部屋
何もないマッサラな部屋

どちらの方が特定のボールペンを探しやすいでしょうか?

100枚の書類の束の中
2枚の書類

ある特定の書類を探すときにはどちらが見つけやすいでしょう

モノが見つからないときは残念ながら、他の持ち物によって隠れていることが大半です。

こんな理由から、「持ち物が多い=探し物が多い」状態となります。

損要素④ 置き場所に困る

探し物ついでに、置き場所が困る話ももう少し詳しく話します。

多くの場合、
持ち物が多いことで、各持ち物の置き場所が最適ではなくなってしまいます。

この話をする前に、
「そもそも置き場所が最適ではないと何に困るの?」
ここについて先にまとめてみます。

・見栄えが悪い
・使うときにストレスになる
・元の場所に戻せなくなる

ザックリ挙げるとこの3点の困るポイントがあります。

まず、置き場所が悪いと見栄えが悪いですね。

持ち物が多いことで、色々なモノを色々な場所に置く必要があります。

100冊の本を並べたら100冊の本分のスペースが必要になります。

ここで突然ですが、見栄えの良い方はどちらでしょう?

必要なモノしかのっていないスッキリとした机
ティッシュ、書類など様々なモノがのっている机

おそらく、「必要なモノしかのっていないスッキリとした机」の方でしょう。

持ち物が増えたことによって、
様々なモノの置き場所を、適当に机の上にしていると起こる現象です。

また、
モノの置き場所が最適ではないと、実際にそのモノを使うときに困ります。

基本的に、モノの最適な置き場所は、
「使いたいときにすぐに手に取ることができる場所」です。

まな板をリビングのテレビ台に置く人はいないですよね?
だいたいの人は台所に置くはず。

これは、
使うときに簡単に取り出せるようにしているためですよね。

ただ、まな板が台所に置いてあったとしても、収納の奥の取り出しにくい場所に置いている場合はどうでしょう。

毎回使う度に、取り出す手間が発生しますよね。

このように、手に取りにくい場所にモノがあるだけで、使う度に煩わしくなります。

また、
取りにくいということは、元に戻しにくいということ。

「元に戻しにくい⇨戻しやすい適当な場所に一旦置く⇨次に使うときに見当たらない」

このように、余計な捜索の手間が発生します。

モノの置き場所が悪いだけで、明確にプチ損をしますよ。

持ち物が多いと置き場所が最適ではなくなる理由

では、
なぜ持ち物が多いと、置き場所の最適ではなくなるのでしょうか?

それには以下の要因があると考えられます。

・置き場所を考え切れていないため
・最適な置き場所が被るため

単純に、
持ち物がたくさんあると、それぞれの物に対して最適な置き場所なんて考えきれないんですよね。

僕も断捨離を繰り返し、持ち物が少なくなったことで、
ようやくそれぞれのモノの最適な場所について考えるようになりました。

また、持ち物が多いと最適な場所が被ることもあります。

例えば、服は全てクローゼットにかける方が楽じゃないですか?
引き出しに入れると畳む手間、出し入れする手間なども発生するので。

でも、持っている服が多いとクローゼットに入りきらない。
結果的に、別の収納を使うことになります。

これは最適な置き場所とは言えないでしょう。

少し極端な例ですが、置き場所が被るとどちらかが最適な置き場所ではなくなります。

このように、
持ち物が多い程、置き場所が定まらなくなり、変にプチ損をしますよ、、

損要素⑤ 選ぶ手間が増える

モノを持つということは、選択肢を増やすことになります。

例えば、
着る服を1着増やすことで、明日着る服の選択肢は1つ増える。
食器を1枚増やすことで、明日使う食器の選択肢は1つ増える。

こんなことは当たり前の話ですよね。

「選択肢が増えるから何だ?」
こう思う人もいると思います。

正直、選択肢が1つ増えたことで、何か損することがあるでしょう?
むしろ、使うモノの選択肢が広がったことで得をする感覚すらあります

モノが増える⇒選択肢が増えることで損をする理由は以下の3点です。

・選ぶ時間を使う
・決断疲れを増やす
・選ぶことが習慣になる

それぞれざっくり説明させてください。

選ぶ時間

まず、選ぶことに時間を使っている感覚はありますか?

明日着る服を選ぶ
使う食器を選ぶ
レストランでメニューを選ぶ

この他にも、全ての選択には大なり小なり時間を使います。

そして、選択肢が多ければ多いほど、時間を使うことになります。
確かに、小さい選択であれば数秒程度かもしれませんが、チリ積で合計すると大きな時間損失となります。

僕も服の枚数を極限まで減らした方が朝の準備時間が減った感覚はしますね。

決断疲れ

さらに、選ぶことは意外にも労力となっているようです。

「決断疲れ」という言葉がまさにそれを表しています。
要は「たくさん決断すると、脳の決定能力が下がる」ということです。
※詳しくはググってみて。

持ち物を増やし、選択肢を増やすことでこの決断疲れを増幅させることでしょう。

正直、決断疲れなんて普段の生活で感じることはないため、ピンときませんよね?
それでも理屈的には選ぶことは脳のストレスになっているようです、、

選ぶことは当たり前なのか?

前述しましたが、
たくさんのモノを持っていると、決断の連続。

これには、「選ぶことに慣れてしまう」というプチデメリットもあると思っています。

正直、普段の生活の「選ぶこと」ってだいたい何選んでも一緒なんですよ。

今日着る服なんて、何着ても1年後の生活は変わらないでしょう。
今日食べる料理なんて、何を食べても1年後の生活は変わらないでしょう。

もう選択肢に上がっている時点で、基準点はクリアしているわけじゃないですか。



例えば、仕事の重要なプロジェクトで、どちらのプランで進めようかという重要な選択肢であっても、

どちらも良さそうで迷うことに時間を使うなら、とりあえず理屈的にも感覚的にも良さそうなプランで進めればいいと思うんですね。

もちろん、明らかに失敗しそうなプランを何も考えずに選ぶのはアホかもしれませんが、
良さそうなプランが並んだ時点で、あとは選んだ方を正解にする方が正しいこともたくさんあると思うんですね。

もちろん、ケースバイケースだとは思います。

ただ、「選ぶことに慣れてしまう」ことで、選ぶことによって失う時間と労力がもったいないと僕は思ってしまいます。

少し余談でしたね。

損要素⑥ 掃除の手間が増える

実は、
モノの1個1個は、掃除の手間を増やす要因となります。

少し極端な例かもしれませんが、上記の写真のどちらの部屋の方が掃除が楽だと思いますか?

どちらの部屋も片付いていますが、感覚的に1枚目の部屋の方が掃除は楽そうですよね。

これって、
僕たちは直感的に持ち物が多い方が掃除が大変そうと認識しているということになります。

掃除の手間が増える理由についてもう少し深掘りすると、
モノが増えることで、下記の手間が増えるからですね。

・各持ち物の手入れの手間
・各持ち物が生むホコリの手入れの手間
・障害物を片付ける手間

まず、持ち物1つ1つにホコリが溜まりますし、気付いたら汚れていることがあります。

持ち物1個増やす毎に、そのモノの手入れの手間を生むことになります。

また、持っている物自体が汚れを生む原因になることもあります。

例えば、絨毯やコタツはホコリを生み出してしまいます。
結果的に、床にほこりが溜まる要因となります。

このように、モノ自体が汚れを生み出し、掃除の手間を増やすこともよくあります。

そして、掃除機をかけるときには障害物となるモノを毎回どかさなければいけないじゃないですか?

このように持ち物が少ない部屋ほど掃除は簡単そうですよね。

持ち物を増やすことで掃除の手間が増えます、、

損要素⑦ 手入れの手間が増える

持ち物を増やすことで、
当然ですが、手入れの手間も増えます。

・服を買えばシワ取り・ホコリ取り・毛玉取りなど
・食器を買えば、洗う必要があるなど
・小物を買えば、ほこりを取る作業など

このように、全てのモノには手入れが必要。
もちろん、手入れ無しでもモノを使うことはできますが、
清潔感のない生活になってしまうでしょう。

各モノの手入れの手間なんて、無意識すぎて、
普段は気にもなりませんよね。
それこそ、置物のほこり取りなど。

でも、この手間もチリ積で、
持ち物をたくさん持てば持つほど、僕らの時間と労力を無意識の内に奪っているでしょう。

持ち物を増やすことによるプチ手間の話でした。

損要素⑧ 部屋を狭くする

持ち物が多い家ほど、部屋が狭くなります。

・モノの体積分部屋のスペースを奪うから
・収納を増やす必要があるから

上記のような理由がありますが、まあ当たり前の話ですよね。

全ての持ち物には「体積」があるので、
持ち物が多ければ多い程、その体積分部屋が狭くなります。

引っ越すときに、「この部屋ってこんなに広かったっけ?」と感じることがあるでしょう。

僕らは基本的に、
モノを配置するときに部屋を狭くしている感覚なんてない。

そのため、
便利そうなモノや良さそうなモノをポンポン配置して、気付かない内に部屋を狭くしています。

また、モノを増やすことで「収納」が必要となります。

タンス・棚・クローゼット・ハンガーラックなどなど、収納は基本的に大きい。

確かに、
皿を10枚買ったところで、部屋は狭くならないかしれませんが、
収納を導入することで、部屋を劇的に狭くします。

「モノを増やすと部屋が狭くなる」という事実は、覚えておくことをオススメします。

部屋が狭いと問題ある?

ここまで、
モノを増やすと部屋が狭くなるよと書きましたが、
部屋が狭いと何か不便なのでしょうか?

確かに、部屋が狭くても困らないかもしれません。
ただ、
空いているスペースがあるという状態は想像以上に良いものですよ。

言葉で上手く説明することは難しいですが、
圧迫されていない感じがストレスを軽減させてくれるイメージ

僕自身、大量断捨離を行う前まで、
部屋の狭さについて悩むことはなかったです。

ただ、
断捨離して部屋の空きスペースがかなり増えたときには、なんとも言えない気持ち良さがありました。

この「余白」を感じることができないのは、プチ損だと思いまーす。

損要素⑨ 収納を圧迫する

モノを増やすことで、収納スペースが圧迫されます。

まあ当たり前の話ですよね。
100着の服が入ったクローゼット
10着の服が入ったクローゼット
この2つの状態を比較すると、当然収納の圧迫具合が違います。

これは明確な損ポイントです。

もう少し具体的に書くと、以下のような損ポイントがあります。

・モノの出し入れが面倒になる
・モノを収納に戻さなくなる
・特定のモノを見つける難易度が上がる

まず、圧迫された収納からはモノを取り出すことが大変。

パンパンに服が入った引き出しから、目当ての服を取り出すのってちょっと面倒くさいじゃないですか。

パンパンに食器が入った食器棚から、他の食器をかき分けながら、目当ての食器を取り出すことは大変ですよね。

もちろん、取り出すことが面倒なら収納することも面倒です。

モノをたくさん持つことで、この面倒くささと共存する必要があります。

損要素⑩ 変なものを使い続けてしまう


モノを増やすことで損する理屈の話をこれまでしてきましたが、「モノを使い続けることが当たり前になっていると損する理由」についても少し話させてください。

モノを使い続けることが当たり前になってると、使いにくいモノ/自分に合っていないモノすらも使い続けることになります。

これ、自分にとって損になる可能生があります。

例えば、「服」

服屋で見たときには自分に似合うと思い、思わず買ってしまった服があるとします。
しかし、実際には自分には似合っていないことに気付きました。

そんなときに、
高かったから、、
せっかく買ったから、、
手放すことがもったいないから、、

このような変な理由をつけて、
自分には合っていないモノを使い続けると損する可能生があります。

だって、自分に合っていないモノを使い続けているから。

その服を着てデートに行くたびに「今日の服装、微妙に似合っていないなあ」と思われている可能生もあります。
また、「似合っていない服」を着ているという自覚から、自信のある行動が取れずに、損する可能生もあります。

そんなことになるなら、微妙な服は手放して、自分に似合う新しい服を探す方がお得だと僕は思います。

今回は「服」を例にしましたが、家具/家電/便利グッズ/寝具/掃除道具などなど全てのモノに当てはまる話ですよ。

モノを持ちすぎて、使い続けることが当たり前になっている場合には、地味に損している可能生もあるので注意。

とりあえず、微妙な物は手放すという選択肢は手札として持っておきたいですね。

損要素⑪ 集中力が奪われる

モノがたくさん置かれた部屋は、集中しやすい環境とは言えません。

集中力が奪われる大きな要因は、今集中したいこととは別の何かが目に入ることだから。

わかりやすいシチュエーションだと、
あなたがすごい頑張って勉強しているとします。

そんな勉強中にちょっと目がそれた先にスマホがあると、つい「スマホ触りたいなあ」と思ってしまうことってありそうですよね。

この時点で集中力が切れてしまうことが大半。
スマホが目に入らなければ、集中は続いていたでしょう。

スマホは少しわかりやすい例ですが、スマホ以外の全てのモノも集中力を切る要因になります。

目の先にあるテレビ、机の上に置いてある花瓶やティッシュなどなど。

僕の場合も、断捨離して持ち物を減らしてから、
ブログや勉強など、家での作業がかなり捗るようになったと感じています。

おそらく、集中力を奪うモノが格段に減ったからでしょう。
家が図書館の自習室みたいな環境になっています。

持ち物が多いと、どんなにキレイに収納してもつい目に入る位置にモノが置かれてしまいます。

これが無意識の内に集中力を切る要因になってることも、、

モノを増やせば増やすほど、集中しにくい環境を作っている可能生があるので注意が必要ですね。

損要素⑫ 片付けの手間

持ち物が増えることで、片付けの手間が増えます。

・何もない部屋
・物であふれた部屋

どちらの部屋の片付けが楽なのかは、明白ですよね。

そもそも持ち物が多いことで片付けの手間が増える根本的な要因とは何でしょう?

・片付けるモノが多い
・置き場所が決まっていないことが多い
・置き場所が元に戻しにくい場所にある

僕個人としては上記のような要因が主かなと思っています。

僕自身、持ち物を減らす前の部屋はたくさんのモノで溢れていました。

その頃は、片付けなんて気が向いたときにするくらいで、常に片付いているなんてことはなかったです。

そこから断捨離を繰り返し、持ち物を減らしました。
持ち物を減らした後の方が、片付けの面倒くささは圧倒的に減った実感があります。



また片付けの面倒くささも減ったので、片付けの習慣もそこそこ身につきました。

片付けの習慣が身についてから思いますが、基本的に片付けは常にできている方がお得!

・片付いていない部屋は集中できない
・床のモノは歩くときに邪魔になる
・人を気軽に呼ぶことができない
・探し物が増える

実際の損事例を挙げだしたらキリはないですが、片付けは間違いなく常にできていることが理想。

片付けの習慣

持ち物を増やすことで、片付けの難易度・面倒くささは間違いなく上がります。

確かに、そこも問題なのですが、
面倒くささが上がったことで習慣化されないことも問題だと思います


人間は面倒くさいこと・難易度が高いことを習慣化することは苦手。

簡単な作業であれば、歯磨き感覚で身につくでしょう。

ただ、難しい作業はなかなか身につきません。



持ち物を増やす
⇒片付けの面倒くささが上がる
⇒片付けの習慣が身につかない
⇒片付いていない部屋になる

この流れは非常にもったいないなあと思います。

余計なものは手放して、片付けの難易度を下げた方が色々お得ですよ。

損要素⑬ 大事なものを隠す

多くのモノを持つことで、「大事なものが隠されしまう」なんてことがあります。

「木を隠すなら森の中」という言い回しがあるように、モノを隠すにはモノが最適。

例えば、お気に入りの1着の服があったとしましょう。

もちろん、買ったばかりのときは毎日のように着ていました。

ただ、そこから買い物を重ねることで、
次第に新しい服が増えていき、クローゼットの中の、かつてお気に入りだった服は存在感を消していました。

結果的に、お気に入りだったその服は存在を忘れられ、当の本人は後日似たような服を買ってしまいました。

そこから月日は経ち、

久々の大掃除で服の整理をしたときに、クローゼットの端の方でそのお気に入りだった服を見つけ、その存在を思い出しました。

ホコリは被っている&代用品は買ってしまっていたので、その服の出番はありませんでした、、

大事なものが隠されていたために起きた現象です。
非常に、もったいない。

上記の話は僕の服に関する実話ですが、服以外でもよく起こる現象なのかなと思います。

どうしても、モノを増やすと収納が圧迫されます。

その結果、元々持っていた大事なモノは、他のモノによって隠されてしまいます。

よく大掃除のときに、
「これ探してたわ~」「こんなとこにあったんだ」「これ持ってたのすっかり忘れてた~」
なんて感想をいだくことがあると思いますが、これはモノを多くもっているからこその現象です。

少なくとも、持ち物を減らした今の生活では、クローゼットの中もスカスカで隠すものも管理するものも少ないので、そんな現象は起きません。

余計なものに囲まれる生活

あとは、シンプルに余計なものに囲まれる生活って嫌じゃないですか?

・好きなものだけに囲まれた生活
・好きなものと余計なものに囲まれた生活

この2択なら「好きなものだけに囲まれた生活」を選びますよね。

僕たちは意識しないと、余計なものに囲まれていると認識できません。
ただ、実際は必要のない余計なものに囲まれていることが多い。

意識しないと認識できていない時点で、僕たちのストレスにはなっていないかもしれませんが、

好きなものだけが配置されたスッキリとした部屋で生活する方が気持良いじゃないですか。

だからこそ、無闇に持ち物を増やして、大事なモノの存在を隠すことはもったいないなあ。
って思ってまーす。

損要素⑭ モテなくなる

持ち物を増やせば増やすほど、異性からモテなくなりますよ。

「は?」

こんな感情になる気持ちはわかります。

自分でも「アホなこと言ってるなあ」という自覚はしっかりとあります。

ただ、
それでも理屈上は、持ち物を増やすこと=異性からモテづらくなるといった方程式が成り立ってしまうんですね。
あくまで、僕の仮説と実体験の話にはなりますが、説明させてください。

「持ち物を増やすこと=異性からモテづらくなる」
もう少し正確に言うと、
理屈上は、「持ち物を減らすこと=異性からモテやすくなる」こうなるはず。

具体的な話をしますね。

持ち物を減らすことで、理屈上は以下のような現象が起きやすくなります。

・清潔感UP
・部屋がスッキリする
・時間や気持ちにゆとりができる
・自分に合ったモノだけを使うようになる

全部「モテること」に関わりがありそうですよね?

簡潔に説明すると、


まず、持ち物を減らすことで「手入れするモノ」も減ります。
結果的に、手入れの頻度が上がります。

例えば、服の毛玉/ほこり取りなどなど。
僕の実体験からもモノの手入れの頻度は間違いなくあがります。

持ち物の手入れはすればするだけ、清潔感UPじゃないですか。

結果的に、持ち物を減らすことで、清潔感が生まれやすくなるという理屈になります。

整理された部屋

また、持ち物を減らすことで、片付けるモノや掃除のときに邪魔になるモノも少なくなります。
結果的に、整理された部屋を維持しやすくなります。

整理された部屋に異性を招待した方が、印象は間違いなく良いですよね。
また、自分の部屋に自信が生まれます。

ここは「モテること」に繋がるはず。

余裕が生まれる

また、持ち物を減らすことで、時間や気持ちに余裕ができます。

・モノを探す時間
・モノを選ぶ時間
・片付ける時間

このような持ち物にかかるあらゆる時間が短縮されるため、時間に少しゆとりができます。

また、探し物など余計な持ち物にかけるストレスも減ります。

・余裕がある人
・余裕のない人

よりモテる人は間違いなく、「余裕がある人」ですよね。

持ち物を減らすことで、少し余裕が生まれて、「モテること」に繋がるでしょう。

自分に合うモノを使う

また、持ち物を減らすということは、「厳選する」ということ。

つまり、持ち物を減らすことで、
自分に合うモノだけを使うようになるはず。

服など、そこが顕著に出るでしょう。

僕自身も服を各季節1,2コーデしか持っていません。
だからこそ、絶対に自分に似合う服だけを厳選して持つようにしています。
#ちなみに、人から選んでもらいました

自分に似合う厳選された服を着るだけでも、
モテ度はグーーーんと上がるでしょう。

まあ、

ここまでの話はあくまで、「理屈上そうなるよね」という話となっていて、
少し大げさに書かれているかもしれません。

ここまでの説明だと、少ない持ち物で生活している人が全員モテるということになるでしょうが、実際はそんなことはないと思います。

ただ、少なくとも僕の場合は、
少ない持ち物で生活している方が若干モテている気がしています。
#気のせいかな?

10段階でモテ度を表現するなら、持ち物を減らすことでモテ度が「1」上がる感覚くらいなのかな?

損要素⑮ 余裕がなくなる

余裕がなくなることに対して、もう少し説明させてください。

余裕のある人生
余裕のない人生

おそらくこの2択なら、冒険家のワクワク野郎以外は余裕のある人生を選ぶでしょう。

では、「余裕」はどこから生まれるものなのでしょうか?

ハッキリとした答えはわからないですが、
ストレスや不安の少ない状態が続くことで、余裕は生まれそう。
そんな気がしますよね。



ただ、残念なことに、

持ち物を増やすことで、余裕を生むためのストレスや不安は増えてしまいます。

僕の経験談を交えつつ、持ち物を増やすことでストレスや不安が増える話を少しさせてください。

正直、人間の主なストレス要素ってこんな感じじゃないですか?

・お金
・時間
・作業
・気持ち

まず、「お金」

お金がないとストレス溜まりますよね?

ホントは1000円の定食を食べたいけど、節約して300円のお弁当食べるとします。
ほんの少しかもしれませんが、ストレス溜まりますよね、、
#300円のお弁当もだいたい美味しい

本当にやりたいことができない状態はストレスの基。

そんあストレス下では、余裕もなくなることも不思議ではありません。

時間

次に、「時間」

時間がないとストレス溜まりますよね?

あれもこれもやらなくてはいけないのに、時間がない。

先ほども書きましたが、
本当にやりたいことができない状態はストレスの基。

持ち物を増やすことで、

・掃除する時間
・モノを選ぶ時間
・モノを探す時間
・モノを手入れする時間
・モノを買ったり捨てたりする時間

これらの時間がちょっぴり増えるため、自由な時間が減ります。

わずかな差かもしれませんが、意外と僕たちは余計なモノに時間を奪われているかもしれませんね。

作業

次に、「作業」

面倒くさい作業は増えれば、増えるほどストレスになります。

例えば、大量に任されている仕事、課題、家事などなど。
少し先を考えると、面倒くさくなりますよね。

やりたいことなら問題ないですが、
やりたくないことが続くとストレスの基になります。

上記で挙げた面倒くさい作業もストレスの基となるでしょう。

余計な持ち物を増やすことで、余計な作業も増えます。

・掃除する手間
・モノを探す手間
・モノを手入れする手間

などなど。

この面倒な手間が余計なストレスを生む結果になることもあるでしょう。

気持ち

最後に、「気持ち」

不安な気持ちや落ちつかない気持ちはストレスになります。

これは個人的な感想の話になりますが、

パンパンの収納
モノであふれかえっている部屋

なんとなくこんな部屋では落ち着かないイメージはないですか?

抽象的に書くと、

余計なモノが視界に入りすぎること
余白がなく、パンパンな状態

これらの条件が揃うと、落ち着く空間にはなくなるのかなと思っています。

落ち着かない環境で過ごすことで、ストレスが減ることはなかなかないと思われます。
また、気持ちも安定し辛いでしょう、、

まあそんなこんなで、
持ち物を増やすことでストレスは普通に溜まります。

結果的に、余裕がなくなることになると思われます。

余計なモノで、余裕がなくなることは明確に損ですよ、、

損要素⑯ フットワークが重くなる

モノを多く持つことで、身軽ではなくなります。

まあ当たり前の話ですよね。

・10kgの荷物を持って移動する人
・1kgの荷物を持って移動する人

この2択なら、
どちらの移動が身軽で楽なのかは考えるまでもないですよね。

フットワークが重くなることで明確に損する場面が2つあるので、この記事で共有したいと思います。

・旅行
・引っ越し

もう想像できてしまうと思いますが、簡単に説明させてください。

旅行

まず、旅行。

旅行は身軽であれば、身軽である程快適ですよ。

荷物が多いと、当然荷物分重い。
シンプルに疲れますよね?

想像してみてください。
両手に重たい荷物をかかえて、京都の観光地を歩く姿を。

想像しなくてもわかりますが、
荷物が多ければ多いほど、疲れますよね、、

旅行のときに疲れていると、その疲労から楽しさが半減してしまいます。
また疲れた結果、本来行きたかったところにも行く気にならないなんてことにも。

少し大げさかもしれませんが、損であることは間違いないですよね。

正直、旅行時の荷物なんて気持ちの持ちようでいくらでも減らすことは可能。

そこをあえて増やして、重りをつけることはもったいないなあと感じます。

引っ越し

引っ越しも荷物が多ければ多い程、大変ですよね?

荷物の整理
荷物の運搬
荷物の再配置

この辺の作業は持ち物が多ければ多い程、やることが増えます。

引っ越し時に、持ち物が少なければ少ないほど、
労力もお金もかかりません。

引っ越し作業はフットワークの話にしては大きいように思えますが、
ある種「引っ越し」という「移動」の話なので、フットワークが重くなるという本筋は変わらないと思います。

このように持ち物が増えることで、フットワークが重くなると明確に損する場面がありますよ。

まとめ

本記事では、ミニマリスト的な少ない持ち物生活が快適な理由について説明しました。

第1章:ミニマリストの定義(個人的な感覚)
第2章:持ち物を増やすと損する根本的な理屈
第3章:ミニマリスト生活をする具体的なメリット

少ない持ち物による生活はホントに楽で快適♪

別記事では、少ない持ち物生活をしたいときの簡単な方法についてまとめます。

以上。

最後まで読んで頂きありがとうございます。

下記の記事では、ミニマリストを目指してから楽になったことを紹介しています。

よかったら読んでみてください。

ミニマリストの生活が圧倒的に楽な要因を10個紹介!【体験談】