「ミニマリストは経済を回さない?」
物への消費は減るため、そういう意味では経済を回していない
でも、余計な物にかけるはずだった時間とお金によって経済を回すミニマリストもいる
こんなテーマについて、深掘りしていきます。
自己紹介
元理系大学院生で、今はメーカー勤務
持ち物の多さに疲れてミニマリスト的な生活を目指し始めました。
もう、5年くらいは少ない持ち物での生活を実践しています。
とりあえず余計な物に邪魔されずに生きたいと日々思っています。
ミニマリストの定義
「ミニマリストは経済を回すか」
この話の前に、ミニマリストという存在について整理させてください。
ここが定まっていないと、議論にならないと思うので。
世間的なミニマリストのイメージでは、こんな感じだと思います。
「あえて少ない持ち物で生活している人」
「普通の人が持っていない物を手放して生活している人」
ぶっちゃけ、
ミニマリストには定義がないので、上記で挙げたような人もミニマリストなんでしょう。
ただ、個人的には以下のような人だと考えています。
「自分に必要なモノがわかっている人」
「大事なもののために減らす人」
(「ぼくたちに、もうモノは必要ない。」 という本で紹介されていました。)
まとめると、
「自分の大事なもの、必要なものを理解し、それ以外の物を手放す人」
このあたりの話の詳しくはこちらの記事で→どこからがミニマリストなの?【普通なら持っている物まで手放す人】
まあ、
どのような解釈をしようにも、少ない持ち物で生活していることに変わりはないため、
この記事では少ない持ち物で生活する人をミニマリストと呼ぶことにします。
ミニマリストが経済を回さない理由
「少ない持ち物で生活する人」をミニマリストだとすると、
ミニマリストは普通の人よりも経済を回さないかも。
少なくとも自分は一般的な人よりも経済を回していない気がしています。
まあ、物への出費が少ないので。
服、カバン、靴、雑貨類、食器、家具、家電などなど、
ホントに必要性を感じない限り、買わない。
余計な物を買わない生活を心懸けていたら、月の出費は10万円程度になっていました。
一般的な人と比べると全然経済を回していないですよね笑
ミニマリストが経済を回す理由
ただ、みんながみんな僕みたいなミニマリストではないとも思っています。
余計な物に使うはずだった、時間やお金を別の何かに変えようとする人は日本経済に貢献していると思うんですね。
例えば、
少ない持ち物だからこそ、1つ1つの物にこだわって自分が良いと思ったら値段を見ないで買うミニマリストもいます。
余計な物を買わないだけで、家賃の高いけど居心地の良い家に住むミニマリストもいるでしょう。
余計な物に使うはずだったお金や時間を上手く使い、大金を動かすミニマリストもいるでしょう。
上記で挙げた人たちは一般的な人よりお金を使っていますよね。
例を挙げたら、キリがないですが、
少ない持ち物での生活=お金を使わない生活ではないため、経済を回すミニマリストも結構いると思います。
経済を回すかどうかは人によって違う【こんな結論で申し訳ない】
そんなこんなで当たり前ですが、
少ない持ち物で生活していても、人それぞれでお金のかけ方は違うんですよね。
これってミニマリストだけの話じゃないですよね。
ミニマリストではなくても、
平均的に見れば経済を回す人、平均的に見れば経済を回さない人がいるじゃないですか。
ミニマリストも人それぞれで考え方もお金のかけ方も違います。
「ミニマリストは経済を回さない?」
そんなこんなで、上記の質問の回答はこんな感じになる気がします。
物への消費は減るため、そういう意味では経済を回していない
余計な物にかけるはずだった時間とお金で、別の方法で経済を回すミニマリストもいる
まとめ
この記事では、ミニマリストが経済を回さないことについて書きました。
結論、「半分正解で半分間違い」だと僕は思います。
理由は同じミニマリストでもお金のかけ方は人それぞれだからです。
少なくとも「少ない持ち物での生活=お金を使わない生活」は間違い。
以上。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
下記の記事では、ミニマリストを目指してから楽になったことを紹介しています。
よかったら読んでみてください。