電気系開発職の話4 ダラダラ残業できる環境

ミニマリストを目指す

※この記事の内容は全てフィクションです

これからメーカーで働く人、働きたい人に「メーカーの働き方ってこんな感じだよ」って伝われば嬉しいです。

今回は「ダラダラ残業できる環境」というテーマで話させてください。

自己紹介
日系のちょい大手家電メーカー勤務。
製品に搭載されている制御基板の設計~量産立ち上げ担当をしている。
趣味はブログ。



ダラダラ残業できる環境

僕はとある家電メーカーで、いろんな家電に入ってる制御基板のハード設計から量産立ち上げまで担当してます。
ドライヤーとかね。



僕の会社だと制御基板担当って、まあまあ業務量が多くてですね。
ありがたいことに、そこそこの残業を許していただける環境にあります。

大きな声では言えませんが、36協定の年間360時間も魔法で720時間に引き上げてもらってるんですね。
ありがたい限りです



いやホントに、8時に出社して21時くらいまで残業させていただいているので、本当にありがたい………………………………



いや、ありがたいはありがたいんですけど、忙しいときほどトラブルが発生してて、食欲も消えてるので、
ありがたい0.01割、苦しい9.99割くらいかもしれない。

ダラダラ残業はホワイト環境?



まあ、こんな忙しい自慢をしたいわけじゃなくてですね。
残業はしてるけど、ダラダラ残業できる環境って実はオアシスなんじゃないかと思ってて。



もちろん、雑談しながら脳死でキーボード叩いてるわけじゃないですよ。

トラブルに対して、半日腕を組んで対策を検討しているみたいなこともない。
#後輩の実話

ただ、「無駄がないか?」と言われると、うーんという感じ。



というのもですね、残業って大きく分けると3パターンあると思うんですよ。

業務量が少なく残業もない
業務量が多く残業も多い(←僕)
業務量が多いのに残業ができない

で、1番キツいのって絶対3つ目なんですよね。



実際友人が3つ目の状態らしく、飲み会で話を聞いているに自分では絶対に生き残れないなと思っちゃいました。



業務量が多いのに、残業できないってどうやって回してるのか。
持ち帰り仕事は情報漏洩の関係で基本NGとすると、結論、彼らは 優秀さと効率化 で戦っていそう。



設計や評価に必要以上に時間をかけない、無駄な打ち合わせをしない、無駄な連絡をしない、資料作成に時間をかけないなどなど。


僕なんて、打ち合わせは最低1時間で結論出ないまま終わるし、数十分に1回は電話が飛んでくるし…

設計についても、結構考えこんでしまうし、考えこんだ上で大ミスして後戻りはするわ

効率的且つ適切に仕事できてるか?と言われたら、答えはノー。


ハッキリ言って、残業が多いのは普通に辛い。
でも、ダラダラ残業すら許されず、優秀さと効率化だけで生き残らなきゃいけない会社も、それはそれで地獄だよなと思うんですよ。

もちろん、成長は圧倒的にできるとは思いますけど、成長する前に刈り取られる気が…



答えは業務量が少なく、残業もない会社に異動するか転職するなのか…



以上。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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