研究室訪問するならとりあえず聞いとけ質問についてまとめた【実体験】

大学生・大学院生

「研究室訪問のときのオススメの質問内容と注意点教えてや」

答えます。

どうも、1年ちょい前まで大学院生だったひろ(@sato0000006)です。



この記事では、修士2年まで研究室にいた経験を基に、こんな内容をまとめてみました。

・研究室訪問のときに必ず聞いた方が良い質問
・研究室訪問のときに必ず注意すべきこと



研究室訪問のときには下記の質問をすることをオススメします。

・具体的な研究テーマ
・研究テーマをどう選ぶか
・研究室訪問の予定人数について
・教授の指導方針はどんな感じか
・学会発表の頻度について
・コアタイムや休みについて
・修士課程の学生はどのくらいいるか


また、研究室訪問のときには、下記のことには必ず注意してください。

・教授への礼儀
・話しやすい雰囲気をつくる

研究室訪問のときの参考になれば嬉しいです。

元駅弁大学院生の独り言程度の気持ちで読んでみてください。

自己紹介
社会人2年目です。
ブログ運営を3年くらい続けています
修士課程では電子回路について研究していました



研究室でこれだけは聞いとけ質問

まず、研究室訪問のときに「これだけは聞いとけ」と僕個人が思う質問についてまとめます。

・具体的な研究テーマ
・研究テーマをどう選ぶか
・研究室訪問の予定人数について
・教授の指導方針はどんな感じか
・学会発表の頻度について
・コアタイムや休みについて
・修士課程の学生はどのくらいいるか

ちなみに、研究室の学生の本音を聞きたいので、教授がいないときに質問することだけは徹底してください。

また、話しやすい雰囲気をつくった後に、聞いた方が良いですよ。

では、それぞれの意図について簡単に書きますね。

質問集

・具体的な研究テーマ
→とりあえず、無難に研究テーマ。興味のない研究を進めることはただの地獄。研究テーマについて質問してみて、少しでも興味があるか肌感で感じてみてください。仮にまったく理解できなくても、「将来役に立ちそう」とか「なんかおもしろそう」くらいの直感で感じる程度で問題ないと思います。正直、ほとんど何言っているのかわからないと思うので。



・研究テーマをどう選ぶか
→研究テーマを自分で決めるとなると、おもしろさもあるかもしれませんが、同時に苦しさもあります。自分で先行研究の論文を読み、そこから問題を見極め、解決できそうか検討することは時間も能力も必要。なんとなくでもいいので、教授がテーマを提案してくれるとかなり楽になりますよ。とりあえず、研究テーマの選定は質問してみて、損はありません。



・研究室訪問の予定人数について
→研究室の倍率チェックの目的。倍率次第では現状のGPAだと配属は厳しいこともあるでしょう。志望した研究室に行けなくて第8希望の研究室に配属なんてなったら最悪ですよね、、GPAが怪しい且つ、大学院まで進む気があるなら、進学時の研究室チェンジもアリですよ。僕の友人はその方法で成功していました。

・教授の指導方針はどんな感じか
→これめちゃくちゃ重要。教授から研究のアドバイス・相談はもちろんのこと、プレゼンの方法なども含めた様々な指導をしてもらえれば、自身の成長に繋がります。研究で行き詰まったときも解決手段のアドバイスをいただけるだけで、めちゃくちゃ助かります。オススメの教授の感触は「少し厳しいけど、相談の時間はとってくれるなど学生のことを考えている教授」です。程よく研究で苦しみ、良い経験ができますよ。そんな経験がいらないなら、教授が甘い研究室を選択しましょう。



・学会発表の頻度について
→研究室毎で学会発表の頻度が変わります。学会に向き不向きの研究テーマがあることや教授の方針によってだいたい決まります。学会発表の経験は人生の中でもなかなかできないため、貴重。また、無料国内or海外旅行のチャンスです。もちろん、準備や当日は大変なので、ちょうど良い頻度であることをオススメします。学会の頻度は質問して損はないですよ。

・コアタイムや休みについて
→プライベートの時間を守るために絶対聞く必要ありです。インターンや突発的な長期休みにどこまで寛容か聞いてみてください。研究計画がしっかりしているなら、突然の休みや長期休みに対して寛容な教授が個人的には良いとかなと思っています。


・修士課程の学生はどのくらいいるか

→修士課程の学生の割合も聞いてみてください。修士課程の学生が多いだけで、研究体制がしっかり整っている証拠になります。(研究体制がしっかりしていないなら、別の研究室に移る可能生が高いため)また、わからないことを聞くことができる先輩もそれだけ多いということになります。

研究室訪問の注意点

次に、研究室訪問のときの注意点について書きます。

個人的には、以下2点は特に注意してほしいと思います。

・教授への礼儀
・話しやすい雰囲気をつくる

それぞれ簡単に説明しますね。



まず、

教授への礼儀は、教授に気に入られるために必須。

お礼メール、研究室訪問の依頼メール、当日の挨拶

などの礼儀的なところはしっかりした方がお得ですよ。

その研究室に入ろうと思ったときに、すでに教授から好印象を貰っていたら、ただただお得なので。

逆に、研究室に土足で入るなど無礼極まりないことをしたら、2度とその研究室に呼ばれることはないでしょうね、、

次に、

研究室訪問の質問のときには、話しやすい雰囲気をつくりましょう。

かしこまった雰囲気では、相手も言いたいことが言えなかったりします。


ちなみに、

研究室の人たちは質問しやすい空気を作ってくれません。

自分で頑張るしかないと考えてください。

「まずは雑談程度の質問からしてみる」

などの何かしらのなど工夫を考えておきましょう。

まとめ

この記事では、研究室訪問の際の質問集と注意点について書きました。

この記事の内容は、

「将来、特に研究職に就きたいわけでもなく、なんとなく大学院生までは大学にいよう」

と考えている人向けの記事です。

ガチで研究に興味のあるレベルの高い学生なら、

研究室の実績や研究費なども聞いてもいいかもしれませんね。

応援しています。

研究室訪問頑張ってください!

以上。

最後まで読んでいただきありがどうございます。

下記の記事では、研究室のなんとなくの選び方についてまとめています。

よかったら読んでみてください。

そこそこ良い研究生活を送るための研究室の決め方について書いた【研究職に興味ない人向け】