電気系開発職の話8 開発職って転職に弱い?【考えて仕事しているか】

電機メーカー

※この記事の内容は全てフィクションです

これからメーカーで働く人、働きたい人に「メーカーの働き方ってこんな感じだよ」って伝われば嬉しいです。

今回は「開発職って転職に弱い?」というテーマで話させてください。

自己紹介
日系のちょい大手家電メーカー勤務。
製品に搭載されている制御基板の設計~量産立ち上げ担当をしている。
趣味はブログ。



社内スキルの向上ばかりで転職に弱い気がする



漠然と不安だと思った日記。

僕はとある家電メーカーで、家電に入っている制御基板のハード設計から量産立ち上げまで担当している。
例えば、ドライヤーとかね。

入社して5年。
キャリアについて誰かに相談したわけでもないけど、ふと不安になる瞬間がある。

日系の大手メーカーで働いている人なら、少しは共感してできるポイントもあると思うので、勝手に話す。

まず、制御基板のハード設計といえば回路設計が主業務だ。
ガチで新規回路をゼロから設計できる人なら、一生食いっぱぐれないと思う。

ただ、僕がやっているのは良くも悪くも社内の製品に合わせた設計。
社内独自仕様に最適化された回路、社内ルール、社内文化。
そういうものに染まりきった業務を続けていると、他社でも通じるのか?と考えたときに自信をもってYESと答えられない。

もちろん、今の業務を続けていれば社内では重宝される気はする。
でも、他社でも生きていけるスキルが身についているかと言われると、なんとなく不安になる。

転職市場では汎用的なスキルが求められるのに対して、現場では社内文化に染まったスキルが必要なんですよね…

もちろん、社内スキルを一般化できるように自己研鑽で知識を補強したり、社内で得た知見を汎用スキルとして言語化することもできる。
ただねー、シンプルに大変。まあ何かを得るためには何かを捨てなきゃいけないんだけど、それでも大変だよね~

こういう話は、日系メーカー勤務の人と話していると本当によく出てくる。
独自文化の中で生きているせいで他社で通用するスキルが身につかないとか、業務が細分化されすぎて社内でしか通じないスキルしか育たないとか

そんなことを考えて不安になったのも、素人目にもわかるくたいに今がちょうど時代の転換期っぽいからだ。

数年前から盛り上がっていたAIが去年あたりから完全に当たり前のツールになった。
最近は、わからないことはまずAIに聞いてから、有識者に質問するようにしている。
前知識をそろえてから専門家に聞いた方が理解が早いし、正直、AIに聞いた以上の答えが返ってこないことも増えてきた。
それくらいAIは優秀だ。



別に無理に転職したいわけではない。
ただ、5〜6年後にどうなっているのかわからないから、なんとなく不安になっただけの、全世界公開型の日記。



根拠があるわけではないけれど、日系メーカーの開発職で働く人は、「社内独自スキルを汎用スキルとして話せるようにしておく」やはりこれが大事なのかもしれない。

例えば、社内独自の保護仕様やノイズ対策を言語化して「安全に基づく設計配慮ができます」とか、
量産立ち上げで品質改善に忙殺されているなら「量産立ち上げの品質改善経験があります」とか。
そういうふうに話ができると、社内スキルも自然と磨かれていく気がする。



要は、大手の専門スキルを一般化する努力はしておいた方がいいかも、という何の根拠もない若手持論です。

やることは多い。

以上。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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