※この記事の内容は全てフィクションです
これからメーカーで働く人、働きたい人に「メーカーの働き方ってこんな感じだよ」って伝われば嬉しいです。
今回は「OJTというナマケモノをあぶりだす罠」というテーマで話させてください。
自己紹介
日系のちょい大手家電メーカー勤務。
製品に搭載されている制御基板の設計~量産立ち上げ担当をしている。
趣味はブログ。
OJTというナマケモノをあぶりだす罠
OJT(On-the-Job Training)という教育制度があってですね。
座学教育を受けるんじゃなくて、先輩社員が新人につき、実務を通して教育するというやつです。
実務に合わせた教育ができる・新人が即戦力になりやすい
などメリットはいっぱい。
実務の中で学べるので、何の役に立つのかイメージできていていないまま受ける座学よりも、身が引き締まる。
もちろん、いきなり実務をやれと言われても何もできません。
でも先輩が優しく教えてくれて、間違って仕事しちゃっても流出を防いでくれるので安心。
なんて良い制度なんでしょう。OJTは最高!
もちろん、こんな良い話だけでは終わりませんよ。
新人をいきなり新製品開発というならくの谷に突き落として、這い上がらせるOJT制度のちょっと困ったなと思う僕の話をさせてください。
・自分から聞かないと教えてもらえない
・OJTの担当者で当たり外れが大きい
ぞれぞれ補足します。
・自分から聞かないと教えてもらえない

先輩が自主的に何かを施してくれることは少ないです。
最低限の開発フローや手順書を渡されて、「これ読んで進めておいて」が基本。
まあ当たり前ですよね。
会社は学校じゃねえ理論の基、待っていても誰も施してくれません。
そもそもOJTを導入している会社って、
教育に割ける時間がないので、新人でも即戦力にしたいという思いがあるんですよ。
つまり、人手不足で忙しいのが大前提。
先輩も基本忙しい。
先輩自ら声を率先して声をかけて指導してくださる先輩は神なので、一生ついていった方がいいです。
基本的には、
「忙しそうだな…」
「機嫌悪そうだな…」
と思っても、無感情で質問する勇気と能天気さが必要。
そして、いきなり実務にぶち込まれるので、最初は全部わからないのが普通。
このとき、
質問してわからないことを潰すか、家で自己研鑽するか
で1年後の差がめちゃくちゃ出ます。
これは優秀な同期と僕を比べて痛感しました。
僕は調べずに大量の仕事をこなすことに特化した結果、普通に同期に置いていかれました。
もう知識量が全然違くて、今も色々なことをご教示いただいております。
OJT環境は、ナマケモノには辛い環境かもしれませんね。
・OJTの担当者で当たり外れが大きい
優秀な先輩につくと、
・身になる業務を良い感じに振ってくれる
・質問するとすぐに答えがでてくる
必要に応じて自分で考えさせてくれる答えがもらえる
・適宜進捗管理や仕事のやり方を教えてくれる
このような、 Sランク先輩 を引ければ最高。
ただし、
・質問してもその先輩もわからずたらい回し
・業務の振り方に偏りがある
・非効率なやり方をそのまま押し付けてくる
みたいな外れ先輩も普通にいます。
これはもうガチャ。
どうしようもない。
僕は大当たりOJTだったので厳しくも成長できました。
ただ、わからないことを放置して仕事をこなす癖をつけてしまったせいで、
今は自分がOJT担当になっても「良い指導できてるか?」と言われると微妙。
そんな外れOJT担当に当たった場合の乗り切り方を外れ先輩目線で語ります。
結論、自己研鑽してほしい。
教育放棄に聞こえるかもしれませんが、
一般的に良いとされるやり方って、だいたい本に書いてあるんですよ。
電子回路でも、タスク管理でも書店に行けば、だいたいそろっています。
まずはそれを知った上で、実務でしか学べないことを吸収する
これが理想。
そして、一般的な知識があると、先輩が変なこと言ってても、
「はいはい、間違ってるな」
と心の中で思いながら聞き流せる。
もちろん、あなたよりも長くこの会社にいます。だいたいのことはその先輩の言っていることは正しいので、まずは吸収してけばいいと思います!
ただ、どうしても外れ先輩から教えてもらえることは少なく、時には間違っていることもあるでしょう。
OJTは先輩ガチャの側面が強いけれども、一般的な知識を持っておくと、外れを引いても致命傷にならないと思われます。
自己研鑽なので、残業代はつかないです!良い製品を作るためにも本を読みましょう。
と、休日はだいたい前日飲み会の二日酔いで倒れてて、あとはYouTubeを見るだけで1日が終わる人が言っております。
以上。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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