電気系開発職の話12 やることが溜まりすぎてフリーズした

電機メーカー

※この記事の内容は全てフィクションです

これからメーカーで働く人、働きたい人に「メーカーの働き方ってこんな感じだよ」って伝われば嬉しいです。

今回は「やることが溜まりすぎてフリーズした」というテーマで話させてください。

自己紹介
日系のちょい大手家電メーカー勤務。
製品に搭載されている制御基板の設計~量産立ち上げ担当をしている。
趣味はブログ。

ハード設計は忙しい?



僕はとある家電メーカーで、家電に入っている制御基板のハード設計から量産立ち上げまで担当している。
ドライヤーとかね。

家電の中に入っているそこまで大きくない制御基板の設計なんだけど、めちゃんこやることがある。
今日はその愚痴混じりの記事を書いてみた。


実際、何をそんなにやることがあるのか。一度整理してみた。

まず、回路設計。
そして回路ができたらアートワーク設計。
基板の試作ができたら単品評価をして、問題なければ製品評価へ進む。

文字にするとこれだけなんだけど、必要な知識は深くて広い。
残念ながら、僕はほぼ流用設計でしか上記のような設計業務はできない笑

なので、新規設計のときはベテラン先輩社員に任せている。
自分は評価くらいしかやらないかな。



この評価と一口に言ってもやる評価は無限にある。

・各機能が問題なく動くか
・安全規格に適合しているか
・温度上昇は問題ないか
・部品の耐久性は十分か
・あらゆる状況でも誤動作しないか
・異常電流は流れていないか

これらを全部確認する必要がある。

まあこんな無限大の評価を通常スケジュール内で終わるはずもなく、合格見込みの評価は後回しにして、リスクありの部品調達なんか当たり前のように行われる。



たまに手配後に設計変更が発覚して、血反吐を吐きながら納期調整をする…



他にも、関連部署(機械部品担当、モーター設計担当、ソフトウェア設計担当、品証担当などなど)とのやり取り、EMSメーカーとの量産性の確認、規格適合していることの資料作成、部内の改善業務などなど。

1製品を立ち上げるだけでも無限にやることがあるのに、複数製品を同時に担当しているので、わけがわからなくなる。

業務量で脳がフリーズした



業務量が多すぎて、忘れ防止のために業務管理リストを作っているんだけど、久しぶりにちゃんと見たら、納期切れの業務が50を超えていた。

50。

ホントにね、頭がフリーズした。

たしかに、ここ最近はトラブル発生でそっちの火消しにわっしょいわっしょいしていたけど、終わっていない他の業務が溜まりすぎていた。

ちょうど金曜日だったので、その日は帰ったね。

帰り道、さすがに1人で抱えきれないので、
先輩、後輩、派遣社員にどうやって業務をお願いしようかずっと考えていた。

このお願いするだけでも地味に時間使うのが辛い。



そして何が悲しいって、こんなに業務をやっても、自分の成長を感じられる業務があまりないんですよね。

ただ製品を量産まで持っていくために、ひたすらタスクをこなしているだけの感覚が強い。

結局、1製品が量産までいっても、並行している別の製品の対応が待っている。

ここ2〜3年、業務が落ち着いたことが一度もない。
常に何かが燃えていて、火消しをしつつ、他の仕事も片づけるみたいな。



僕自身、知識の薄さによる判断の遅さ、集中力が続かない、要領の悪さ、、、

挙げれば無限に改善点はでてくる。



でもねとりあえず、今は人手不足の会社のせいにすることにしようね、ハム太郎。

人事が悪い。



以上。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

前回の記事:電気系開発職の話11 わからないことを放置した結果、当然無能