この記事では、
大手家電メーカーの開発職として働いている僕の苦悩について話していく。
今回のテーマは「量産間際の設計ミス判明」だ。
※後から振り返って懐かしんだり、ストレス発散、今考えていることの整理などの目的で、仕事の苦悩を記事に残すようにしている。
恥ずかしくなったときには消すけど、内容に共感できたらコメントくれると嬉しいです。
自己紹介
日系の大手家電メーカー勤務。4年目。
製品に搭載されている制御装置の設計担当をしている
だいたい常に10製品を担当しており、製品に愛着は無い
量産間際の設計ミス判明
また、
量産間際でミス判明だ。
もう少し正確に言うと、量産前の最後の試作で評価中のタイミングだ。
設計ミス自体はシンプルなもので、少し修正すればなんとかなるレベルだが、
ここからやることが多くダルい。
・基板修正対応
・部品手配対応
・設計変更レビュー
・品証に説明
・再度試作対応
などなど、他部署や業者との調整含めてやることが多い。
「この段階で気付けてよかった」と上司からは言われたが、
この段階で気付いたからこそ、やることが増えているのだ笑
別にリコールになるレベルの設計ミスではないので、量産後に判明してくれた方が個人的にはよかったというのは内緒で。(そっちの方がやることが少ない)
こういう量産前の設計修正対応はこの会社にいる限り一生やることになるのだと思った。
なぜなら2度目だし、自分の担当していない製品でも似たようなが起きているので、、
まあ諦め。
やることやるしかない
以前も似たようなことがあったが、今回はそこまで辛くない。
「絶対当初の量産納期に間に合わせよう」
「量産納期に間に合わなかったらどうしよう」
「やること多くて嫌だな、、」
前はこんな感じでネガティブ思考になり、焦りもあった。
夜も眠れないほどにストレスがかかっていた。
しかし、
もうそんなことは思わなくなった。
前もめちゃくちゃ調整したが、結局間に合ったので。
結局、最後は意外となんとかなるものだ。
あとは、結局やるべきことを最短でやるしかないのだ。
・詳細設計を即日完了させる
・外注製造業者にはメール+電話で基本即レス
・外注製造業者に最速対応をお願い
・他部署にもメール+電話で即レス
自分ができる行動を最短でやって、あとはどうにかなるのを願うしかない。
結果、間に合わないなら量産を遅らせるしかないだけ。
死ぬわけではない、たぶんボーナスは少し減るだけ。
元々、物欲の無い僕には貰いすぎているくらいなので気にならない。
この考えができるようになっただけでも、少し成長した気がした。
以上。
最後まで読んでいただきありがとうございます。