電気系開発職の話6 回路設計がわからなくても仕事は進む

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※この記事の内容は全てフィクションです

これからメーカーで働く人、働きたい人に「メーカーの働き方ってこんな感じだよ」って伝われば嬉しいです。

今回は「回路設計がわからなくても仕事は進む」というテーマで話させてください。

自己紹介
日系のちょい大手家電メーカー勤務。
製品に搭載されている制御基板の設計~量産立ち上げ担当をしている。
趣味はブログ。



電気系開発職の話6 回路設計がわからなくても仕事は進む

僕はとある家電メーカーで、いろんな家電に入ってる制御基板のハード設計から量産立ち上げまで担当してます。
ドライヤーとかね。

制御基板のハード設計の主業務は回路設計なんですが、ぶっちゃけ僕、回路設計スキルがほとんど伸びてません。



「回路設計」と一言で言っても、
電子回路、電子部品、AW設計、モータ、EMC、放熱設計……
必要な知識が広すぎる。

まあ僕自身ほぼほぼ理解できていないため、回路設計がなんぞやみたいな話はまたいつか書きたいと思います。



大学では「酒」しか履修してこなかったし、入社してからも大した自己研鑽をしてこなかった僕では、まあ歯が立たないわけです。

回路設計ができない男の業務の乗り越え方

業務はなんとかなってるのか?

結論、なんとかはなってます。
というか理解を深めないままなんとかしています。



入社5年目の今、既存設計のちょっと部品を変えるだけみたいな小変更なら対応できます。

手計算で「まあいけるやろ」と部品を選んで、不安なので波形を入念に確認しているんですね。

誰でもできるレベルの簡単な設計に、なかなかの時間を投下してます。



小変更ならまだしも、少しでも新規設計が絡むと自分だけでは無理。

ちょっと自分で考えて、先輩に「これ大丈夫ですか?」と確認して、フィードバックもらって、その内容でまた設計して、またフィードバックもらって……

このループ。

もはや設計した回路に僕の意志はありません。
評価だけやって、なんとか仕事が進んでる感じ。



先輩にはデコが擦り切れるくらいお願いして、なんとか生きてます。

大学の電子回路関連の講義が難しすぎて、期末試験の過去問をもらうために頭を下げまくった過去をふと思い出しました。

あの頃から何も変わっておりません。

自己研鑽の必要性

と言いつつもちろん、回路設計を理解したい気持ちはあるんですよ。

でも、業務量が多い中で
「理解する」という時間のかかる作業はどうしても後回しになる。

業務中に回路設計の不明点を全部洗い出すなんて不可能。
結局、家で調べて自己研鑽するしかない。



ちなみに、大手メーカーだと業務が細分化される傾向にあるので、望めば回路設計以外の分野で技術を深めて生き残るという手段もあるんですね。

それこそ、「パワポエンジニア」という言葉もあるくらい…!

ただそうなると何をするのかによりますが、社内スキルだけ向上し、社外では通用しづらい人材になる可能性高いんですよね~



AIによって回路設計業務のやり方も大幅に変わることが予想されますし、何に時間を注ぐのかを考えるお年頃。

というなんとなくの愚痴を言うための記事でした。

以上。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

前回の記事:電気系開発職の話5 OJTというナマケモノをあぶりだす罠